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vol.1 どこからどこまでワークショップなのか

ワークショップとは何かとか、こうやったらうまくいく的なテクニックなどもたくさんあるのですが、まずワークショップの企画をする際、

全員で「わくわく」しているか
その「わくわく」はどこからどこまで続いているのか

ということを大事にしています。狙いや学びやその他たくさんの要素がありますが、個人的にはほぼこれだけだと思っています。

大好きなアーティストのライブに行く時、たくさん準備して、たくさん曲を覚えて、わくわくしながら当日行って、たくさんの音と一体感を浴びて、、、自分の人生に刻みますよね。スタッフもアーティストも観客と一緒にその空間を楽しみ、後から出るDVDでみんな反芻するのです。

何かしらの学びをテーマにしている場であることというだけで、教育も一緒だと思うのです。

人生で何かしら大事なイベントになってほしい。そのためにはただの「イベントの記憶」ではなく、「思い出」として残る必要があります。

そんな思い出を生むために、企画する際には
・誰にきて欲しいか
・どんな言葉で誘うか
・どんな気持ちで来てもらうか
・どんなファシリテートをするか
・どんな気持ちで帰り道歩いてもらうか
・どんな気持ちでおうちに着いた時思い出を反芻するか
・スタッフもそんなわくわくの一部になれるか
などなどとにかく細かく、そして広く考えます。

ワークショップはライブなので、その瞬間のファシリテーションが大事なのは間違いありません。ただ、それだけだと実施する側の自己満足になりかねない。(そのワークショップ以外の時間も含めて)スタッフ含めた参加者の人生をどれだけ「わくわく」で埋められるかが企画する側の腕の見せ所なのです。

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