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vol.6 ひとりひとり違うアウトプット①

わくわくするものづくりワークショップの企画を立てていく上で大事にしている5つのルール、ひとつめです。

1. ひとりひとり違うアウトプット
2. 完成しない
3. 誰かのために
4. 可能性を広げるテクノロジー
5. 参加者が主役、でもその周りの人まで含めてワークショップ

ものづくりは正解のない取り組みです。自分の思っていること、好きなこと、やりたいこと、色、手触り、音、におい、仕組み、カタチ、、、学校のテストのように誰ができて誰ができないというものではなく、自分を表現することそのものです。

ワークショップでもただ言われたものをインプット・アウトプットするだけではなく、ひとりひとりが自分自身を出せる仕組みが必要です。

「そうですよね!ちゃんと自由に考えてもらったりつくる時間取ってますよ!」というのも聞くのですが、ただ自由に考える・つくる機会があるだけではワークショップとして十分にフォローできているとは言えません。

大事なキーワードは「勇気・愛着・フィードバック」です。

①勇気

みなさんが自信がない・初めてのものについて「自分自身を出してください」と言われたらどう感じるでしょうか?

ちょっとだけ周りを見回し、スタッフがやっていることを確認し、一呼吸置いてからとりあえずゆっくりとアウトプットしてみる?そうですよね。何かしら知らないものをアウトプットするときは「勇気」がいるんです。

そんな人たちの勇気を後押しする(例えばしっかりと最初フォローする、チームで取り組む)or勇気を出すハードルを下げる(例えばスタッフがどんどん失敗する、何周もトライしてもらう)ことが重要です。

ファシリテーションする側は当然「自信がある」はずなので、ただ「やってみよう!」ではなく、参加してくれている人たちがハードルを乗り越えられるようにしっかりと設計できると限られた時間の中でより大きな成果を出していけると思います。

長くなってきたので続きは次回。

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