2023.04.13 鎌倉
鎌倉で仕事の打ち合わせを済ませて、円覚寺~建長寺~鶴岡八幡宮~八雲神社~妙本寺の順で神社仏閣巡りをしてきました。
円覚寺
開基は、鎌倉時代の北条時宗。「元寇」に際し、戦没者の菩提を弔うために1282年(弘安5年)に開かれたお寺です。
開山は、南宋から渡来した臨済宗の僧、無学祖元。
建長寺
開基は、鎌倉時代の北条時頼。
開山は、南宋の禅僧・蘭渓道隆。第二世は同じく南宋の兀庵普寧。
1寺で天台宗と真言宗・浄土宗などを兼ねている例が多く、建長寺のような1寺1宗(臨済禅)という浄刹は珍しかったようです。
蘭渓道隆が中国から持ってきた種子を建長寺創建の際にまいたと言われています。
鶴岡八幡宮
1063年 に源頼義が、前九年の役での戦勝を祈願した京都の石清水八幡宮護国寺(あるいは河内源氏氏神の壺井八幡宮)を鎌倉の由比郷鶴岡(現材木座1丁目)に鶴岡若宮として勧請したのが始まりです。
八雲神社
永保年間(1081年~1084年)に、源義光が奥州へ向かうのに際し、鎌倉に疫病が流行しているのをみて、京都祇園社の祭神を勧請し祭ったのが始まりと伝えられています。
妙本寺
開山は、日蓮。日蓮宗最古の寺院。
開基は、儒学者・比企大学三郎能本です。
名称は、「日蓮宗 霊跡本山 比企谷 妙本寺」で、この地を治めていた比企一族が1203年に権力保持を目論む北条一族によって滅ぼされました。開基は、京都にいた比企一族の遺児です。
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