見出し画像

「所属を変えます」と「転職します」

今の会社を今月末で退職することになり、昨日が最終出社日でした。会社を辞めるのは人生で二度目で、10年ぶりのことです。せっかくですので感じたことなどを書き残しておこうと思います。今日は「転職」という言葉についてです。

今回、私はほとんどこの言葉を使っていません。それはその意識がないからです。でも、多くの方が「転職おめでとう」とかいう感じでエールを送ってくださります。

今回、私は「所属を変える」とか「会社を変える」とかいう表現をしています。人事という仕事は変えずに働く場所を変えるだけだからです。「職」は変えないから「転職」という言葉が何となく馴染まないのでしょう。人事だけでなく、経理とか法務とか事務系専門職では、会社を超えた自発的異動が活発化しているように思います。少なくとも人事はそうですね。ある意味、私たちは調理人と同じように包丁一本持って、会社を超えて自らの経験・スキル・知見、それからネットワーク(ここが大事)を活用して仕事を続けるのが当たり前になりつつあります。調理人が働くレストランを変える時に、「転職」とはあまり言わないですよね。

まあ、本質的にはどうでもいいことです。ただ、小さなこだわりって好きなんです。

明日はGCDFのクラスです。第4回、理論の講座が始まります。結構、ハードな日ですが、愉しく受講していただけるように頑張ります。理論はとにかく自分の体験、自分の周囲の人の状況等とリアルに紐付けながら学ぶのが一番です。たぶん、明日はトレーナーである自分が一番、紐付けられるタイミングにいるんじゃないかと思います。

※写真説明:  退職前最後の酒場は「奈種彩」。本当にいい酒場です。千葉の酒場にそうそう行けなくなるのが何よりも寂しいですが、中央線吞みをするノリでこれからも行きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?