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CameraRaw(Lightroom現像モジュール)の進化と歴史。ざっくり振り返り。

Lightroomは世界中で評判の良いソフトの一つではありますが、、
CameraRawユーザーはちょっとずづ肩身が狭くなってます。。

PhotoshopとLightroomの違いを書くサイトが増えていますが、(・・;)
・Lightroomは「管理・セレクトに優れていて、大量の画像を一度に処理することが出来て優れている。それに対してPhotoshopでは管理・セレクトは出来ない。画像のレタッチが優れていて、大量処理は出来ない。
・PhotoshopにはCameraRawと言うLightroomと ”似たような” な機能があるが、Lightroomの方がトータルで優れている。CameraRawは性能が低い。
・CameraRaw “ でも “ Lightroomと “ 同じようなことが出来る “
さらには、PhotoshopにはLightroomと “似たよう” なCameraRawと言うアプリが出来ている。これは便利・・・とCameraRawフィルターの紹介をする。同様にPhotoshopにはCameraRawと言うRAW現像ソフトがある。と言って、、Photoshop上でCameraRawフィルターで説明・紹介をするサイトもある。

細かく文章の違いや伝え方の違いはあるけど、多くは上のような感じの内容がとても増えてます。
なんでやね~~ん!!\(*`∧´)/ ムッキー!!
Lightroomはこんなに便利!と絶賛するのは自由です。だけど、そもそもLightroomとPhotoshopを比べるのはおかしいんですよ。
また、Lightroomの根本的な使用上の注意点を正しく認識している人や書いてるサイトは全くない。これは知識・認識がないから仕方ないけど。
*別にLightroomだけじゃなく、現像ソフトでカラマネから仕上げまで欠点の全くないソフトはまだありません。
『CameraRaw “ も “ 似たような機能があるんですよ』と、アマチュア含めて認識されている方が多いのは正直悲しいです。。o(T^T)o
“ も “ とか ” にも “ って何だよ!逆だよ!『Lightroom “ にも “ 「CameraRaw」と同じ機能が搭載されています。』が正解なんです。(-“-;)

まぁ、、他の物事でも事象でも同じことはたくさんあって「世の常」ですけどね。。SNSの昨今は尚更ね。

・・・興味ない人には、どっちでもいいじゃん!って話だけどね・・・(-。-;)
でも、結果どんどん誤解が増えていき、なんか・・立場も弱くなるとね。。(ノ_・。)

「Lightroomについて」にも『CameraRaw 12.2.1』って書いてるじゃん!

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話題の「Lightroomの現像が凄い」ってのは、Lightroomの中にある『現像モジュール』の部分の話で、これはCameraRawです。Lightroomが凄いって言うのは結局CameraRawが凄いってことになるんですよ。。( ̄Д ̄;;

Lightroom “しか” 知らないユーザーは、ざっくりとでいいので、PhotoshopとCamraRawの歴史を振り返って見ましょう。本当にざっくりね。。

2.ACR歴史

Photoshopは『30周年』になるけど。。
CameraRAWは、2003年3月に「 Adobe Photoshop Camera Raw 」登場以来、進化を続けて今年『17周年

一方、LightroomはCameraRawを搭載して、2007年に正式リリース。
最初はCreative Suiteはもちろん、その後のCreative Cloudにも入っていなかったけど、この頃にはユーザーも増え評判も増え、要望も増え、、2012年 夏頃に「Adobe Creative Cloud」に追加

何故、Lightroomの現像モジュールの方が上だと認識する人が多いのだろう???
いやまぁ、、右から左、評判が評判を呼んで、、周りが絶賛するから使って当たり前になってるし、、プロ以外はLightroom以外を使わなかったり知らなかったり、深く勉強しなかったりする人もいるんだからしょうがないんだけどね。
ただ、サイトであれこれ語る人は、自分の発言が正しいのか?どうして疑問をもちながら書かないんだろう。。しかも最近の写真家サイトは「書きっぱなし」で問い合わせ欄もないしね。どんなに間違った内容でもだれも指摘できない。。本当に酷いサイトが増えてる。。
*誹謗中傷じゃないよ。。本当に内容が間違えている。発言は自由だけど、他者に間違いを伝えている。。と言う僕個人の愚痴。。

とは言え、進化を続けるCameraRaw (lightroom現像モジュール)です。なので少し整理しましょう。

少し大胆な考え方をしてみる(あくまで個人的に)。
本家CameraRawからLightroomに機能が入りました。UIの変更もされ、何より仕様・仕組み上こ本家とは違う部分もありますが、これは言ってみれば「CameraRaw バージョン2」さらにその昔(今もあるけど)WEB Lightroomも出来て、またUIも変更され、これが「CameraRaw バージョン3」
そして、今はLightroom(Cloud)で、またUIの変更が行われ「CameraRaw バージョン4」
WEBLrのところではiPhone、Android仕様もあるけど、これはちょっと外しとこ。。

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UIの変更だけではなく、ツール有無・仕様およびショートカットの違いも仕組み上ありますが、基本的には全てCameraRaw。
でもこう見ると、今更言う事じゃないけど、、CameraRawが本家に変わらないけど、Adobe製品のRAW現像や画像加工アプリは「Lightroom」なんだな・・って感じだね。。そりゃ世間の認識も一本になるわな。。( ̄Д ̄;;

だけど、Photoshopユーザー『Photoshop・Bridge・CameraRawライン』で仕事をするプロやアマチュアも多いのも事実です。

Lightroomユーザーや紹介する人は、安易にPhotoshopと比べたり、「Lightroomの方が凄いんだ」って言うのは自由なんだけ、もう少し正確な発言になると嬉しいですね。

17年経ったCameraRawは今後も益々進化していきます。もちろんLightroomも。(>▽<)b
データは手動もしくはデバイスや他のツールでも便利に効率よく管理できるものもあります。カタログを使わないなら『Photoshop・Bridge・CameraRawライン』もLightroom同様に便利で優れたツールです。触ったことがない人は是非一度、「そこそこしっかり」と使って見てから判断するのもいいと思います。

次回はCameraRawとLightroomの違いかな?
でも違いだけならともかく、一通り書くとなると結構大変。。だから挫折してお蔵入りしてたんだけどね。(^▽^;)
まぁ次回かどうかは分からんけど。全部は無理かも知れんけど、それなりの違いは書こうかな。。と言っても、、こっちじゃなくてメインブログの方にね。。


ソフトや機材の検証に日々時間を費やしています。MacProやRaw現像に解析ソフト、検証したいものが次から次へと。。サポートして頂けると嬉しいです。頂いたご支援は記事やセミナーでお返しできればと思います。