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9月議会報告

報告が相当遅れました。
今回傍聴に行けなかったもので議会事務局が、作成した議事録をアップします。
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(藤巻博史君)では、私が最後のようでございますが、質問させていただきます。まず1件目でございます。王城寺原訓練、約束申し入れ守れということでございます。過去、全員協議会の場で、ことし2019年の王城寺原演習場の射撃訓練は7月23日から8月1日までの10日間のうち、射撃は8日間という説明でございました。しかし、今回は9日間の射撃をしました。また、夜間・休日の射撃は299発で、これは私どもの勘定ですが、全体907発の3分の1になっております。そして、28日の日曜日の夜間射撃は84発ということで、全体142発の6割にもなっています。王城寺原演習場対策協議会の申し入れに対して逆なでする行為となっております。1番目として、日数オーバーで東北防衛局に抗議していると思うんですが、その内容と防衛局の自治体への回答、そして防衛局のアメリカ軍への対応はということでございます。そして2つ目といたしまして、日曜日に夜間射撃が集中している。防衛局の見解は、この2つでございます。お願いいたします。

町長(浅野元君)それでは、王城寺原訓練の約束申し入れ守れについてのお答えでございます。米軍による沖縄県道104号線越え実弾射撃訓練の分散・実施につきましては、SACO最終報告によりまして、平成9年度から王城寺原演習場を含め5つの演習場で年間4回実施されております。23年間のうち17回実施しまして、6回が休止、平均しますと5年に1回訓練がないことについて、こういった約束はあるんですが、これを満たしております。さて、日数オーバーでの東北防衛局への抗議内容と防衛局の自治体への回答と米軍への対応はにつきましてでございます。今回、射撃訓練は7月23日から開始され、東北防衛局現地連絡本部から日々送付される連絡票でも23日は訓練実施との連絡が来ております。その日におきましては、射撃音が全く聞こえなかったため、当方から、町から電話で問い合わせをしたところ、視界が悪く155ミリりゅう弾砲は使用せず、小火器のみの訓練であったとの回答でございました。その後、休みなく訓練が実施され、7月30日に訓練8日目を迎えたところ、東北防衛局が来庁し、米軍としては23日の訓練は小火器のみの訓練であり、りゅう弾砲を使194った訓練には含まれない。りゅう弾砲の訓練は7日目、31日の予備日も使い、8日目の訓練にしたいとの説明を受けたものであります。町といたしましても、小火器が8日間の実弾射撃訓練に含まれないということは初めて聞く話であり、7月3日に事前の訓練説明があった8日間を超える訓練日数になること、また日々の訓練実施につきましては、住民へ防災無線で周知しているところでありますので、藤巻議員からも31日の朝に問い合わせをいただいておりましたが、9日目と受け取る方もいるとの異議を申したところであります。これを受け、宮城県と地元3町村で協議し、王城寺原演習場対策協議会としまして、7月31日に東北防衛局現地連絡本地へ出向き、抗議いたしたところでございます。その内容といたしましては、1点目が7月3日に開催された王城寺原演習場対策協議会におきまして、射撃訓練期間10日間のうち8日間の射撃との説明を受け、訓練日数がこれまでと同程度であることを考え、やむを得ないものとして受け入れたにもかかわらず9日間となったことはまことに遺憾であり、予定の8日を超えることとなった理由の説明を求めるというものであります。2点目が、訓練実施前の要望、5月31日もやっておりますが、におきまして射撃音が地元住民の負担となっていることから、日曜、祝日、夜間の射撃訓練は実施しないこと。やむを得ず夜間射撃訓練を実施する際は、必要最小限にとどめることを米軍に申し入れることを要望しているにもかかわらず、7月28日日曜日には夜間も訓練が実施されたことはまことに遺憾であるというものであります。これに対します東北防衛局の説明では、実弾射撃訓練は平成8年のSACO最終報告の合意を根拠に実施されており、その内容は当時155ミリりゅう弾砲の訓練を本土4つの演習場で年間最大35日実施するというものである。平成18年度からは小火器の訓練も実施させてもらっているが、米側では、りゅう弾砲の日数でしか合意していないという認識であり、また今まではりゅう弾砲の訓練の中で小火器の訓練がおさまっていたということが現実であり、防衛局でもこの点について地元に説明していなかったことでもあると。今回のように155ミリりゅう弾砲の訓練は予定の日数であったが、小火器訓練も含めると予定の日数を超えるといったケースは全国的にも初めてであり、今後訓練日数の考え方や自治体側への情報提供のあり方について、本省(防衛省)と調整するが、王城寺原演習場に限らず、米軍実弾射撃訓練が実施されているほかの演習場やそれぞれの地元自治体にも関係する話であり、米側との調整も必要となるため、調整に時間を要することをご理解いただきたいという回答でございました。町といたしましては、東北防衛局から説明を受けた上で、県、地元町村と協議をおこない、今後の対応を検討してまいりたいと考えております。次に、日曜に夜間射撃が集中している。防衛局の見解はについてお答えいたします。この件につきましては、本年3月定例会議の際も藤巻議員から質問をいただいており、1要旨目でも触れておりますとおり、今回の訓練にかかわります要望では、前回より強い表現で、前回の訓練では、休日も含み計5日間も夜間訓練が実施され、その射撃音も非常に大きく響き、住民から不安の声が多数上がるという文言を加え要望し、さらには7月31日の抗議でも、日曜夜間訓練は実施しないように米軍に申し入れるように伝えております。また、7月22日に米軍海兵隊大隊長が町に表敬訪問した際にも、夜間訓練は控えてほしいとのことを大隊長に直接伝えております。このことに対し、東北防衛局では、砲撃音の周辺住民へ与える影響を十分認識し、米側に対し、地元から日曜・祝日の射撃訓練は実施しないようにとの要請があることを機会を捉えて伝えており、夜間射撃訓練についても地元要請を踏まえ、米側に対し必要最小限とするよう機会を捉え要請し、これに対し米側も一定の理解を示しているが、気象条件によっては平日の射撃訓練ができない場合もあり、限られた射撃訓練時間内での部隊の練度、即応体制の維持を図るためには、日曜・祝日・夜間においても射撃訓練を実施せざるを得ない場合があることを理解願うというものでございます。後日、訓練期間の延長につきましては東北防衛局から説明されることになりますが、日曜夜間訓練の部分につきましても、再度米側と調整を図るよう申し入れを行ってまいります。以上です。

(藤巻博史君)この答弁によりますと、今回の9日間の訓練に対する防衛局全体でもまとまっていないというか、とにかくここは町の議会でございますので、やはり町の態度のところでお聞きしたいと思うのであります。防衛局は防衛局で、またあると思うんです。その中で、ここにも書いてありますが、改めて確認をしたいと思うんですが、防衛局で申しております小火器の訓練はその訓練日数には入らないんだ。実は、私も現地対策本部に当日の朝、電話を入れたら、初日は小火器訓練なのでカウントしないんだ、ノーカウントだという回答が、私もそういうことは確認しております。しかし、やはり8日という約束を破るものだろうというふうに私は思うんですが、今回のやつについて、町長はどのようにお考えでしょうか。

議長(馬場久雄君)町長浅野元君。

町長(浅野元君)8日が9日になったということになるわけですが、155ミリ砲はもちろんそうなんですが、小火器についての訓練の考え方につきましては、以前は155ミリ砲だけの訓練であったというふうに思います。その後に小火器も訓練をさせてほしいといいますか、追加として入ってきた項目であったというふうに思っておりますが、そのときにも皆さんが大いに課題にしたところでございますので、このことについてはそれぞれ一つ一つが射撃訓練というふうに私は思っておるところでございます。今までは一緒の日にやってきたということでありますので、それはそれで1日ということなんでしょうけれども、今回のような場合は155ミリについても射撃訓練の1日と考えるというのが、我々、私だけでなくて多分各町村同じ意向だというふうに思っておりまして、そういうことで抗議をしているところでございます。

(藤巻博史君)今回の訓練で、小火器であろうと、やはり1日の訓練というふうなことで一致するのだろうというふうに思います。かなり前に、最初はりゅう弾砲だけの訓練だったというのは、もともとは155ミリ、沖縄の県道をふさいで、言ってみれば大砲を撃つという意味での訓練だったのが、途中から小火器というふうな、どんどんなし崩しというんですかね。そういう方向になりかねない。あるいは、今回についても小火器は別なんだ。それはやはり絶対に認められないんだろうなというふうに思うんです。そういう中で、今回また協議が出てくると思うんですけれども、そういう中での県も含めた現地対策協議会の中でも、やはり頑張ってというんですかね。今回のようなことは二度と起こさないという強い要望というのが必要だと思うんですが、よろしくお願いします。

議長(馬場久雄君)町長浅野元君。

町長(浅野元君)今回は違ったといいますか、段階で、遺憾であるということで要望しております。防衛からの返答がまだ来ておりませんので、その解釈の仕方についてどういう返答が来るのかというところでありますが、先ほど申しましたとおり、最初、抗議した段階では、そういったそれぞれであるという判断の中で抗議をしておりますので、そういった姿勢で臨んでいきたいというふうに思っております。

(藤巻博史君)という中で、防衛局の言い方がちょっとあれなので、1要旨目についてはちょっとまだ軽いんですけれども、2要旨のほうに入るわけですけれども、いわゆる日曜夜の訓練のことでございます。8日間、9日間の訓練のときに、先ほども申し上げましたように、一応耳で聞くので何発撃っているかという、そういう数なので、厳密にはもしかすると、カウントとすれば二、三発ずれていることがあると思うんですけれども、火曜日から始まって木曜日までなんですが、ざざざっと読み上げますと、初日が小火器だけでございますね。それで2日目に10、3日目木曜日に38、4日目金曜日に188、5日目146、5日目土曜日、夜間が17、そして6日目に241で、そのうち夜間が84、そして月曜日169で、そのうち夜間が41で、あと8日目火曜日は57、夜間はなし。それから水曜日9日目が58、夜間はなしというようなことです。ちなみにということで、そのときの気象台の仙台の天気ですね。初日は雨、雨だから小火器訓練だけということのようです。その後、曇り、曇り、曇り、曇り、晴れ、曇り、晴れということで、ずっと訓練をしているようです。要するに何を言いたいかというと、そういう中で何で6日目の日曜日に夜全体で6割の射撃をしなくちゃいけないのか。初日にやらなかったから6日目の夜にやるのかという、これだけを見ればそういうふうな話になるのかなという。それ以上のデータはありませんので、ここの中で気象条件によっては平日に射撃訓練ができない場合もあり、射撃訓練の練度を高めるためには、日曜夜間にもやらなくちゃいけないんだという答弁がございました。そういう中で、初日にやれなかったけれども、土・日・月と夜間やっているわけですね。単純じゃないでしょうけれども、じゃあ本当は金・土・日の、例えば、とにかく日曜日を挟んだような訓練というのが当初から予定されていたんじゃないかと、逆に言うとそういうふうな見方もできるので、何を言いたいかというと、もう少しここは防衛局が天気がこうだったから、平日できなかったから日曜日もやるんだよという、それをうのみにしてはいけないんじゃないかと。この天気とやり方を見る範囲では、もう少しそこのところを、何で日曜日にやらなくちゃいけなかったのかというところは、もっと突っ込むところではないのかなというふうな思いで、ちょっと早口で数字とかを言ったので、もしかするとわかりづらかったかもしれないんですけれども、ただ、天気と射撃の中身を見る範囲では、最初から日曜日を挟んだ予定になっているようにも思われるんです。そういうことで、やはりもう少しここは突っ込んだ解明が必要じゃないのかな。特に、何遍も言いますが、日曜日の前は「西郷どん」をやっていた、今は「いだてん」の時間ぐらいに240発というのは、やはり私は異常とは言わないですが、そこら辺も少し防衛局にも問い合わせが必要なんじゃないかなと私は思うんですが、そこら辺、今初めて言う言葉なのであれなんですけれども、やはりそういうふうに私は思うんですが、いかがでしょうか。

町長(浅野元君)訓練の日程等につきましては、町のほうではちょっと把握できかねておるところでございますが、今議員がお話の内容で見ますと、土・日・月に集中しているということの結果が出ているということでございますので、こういったことにつきましても防衛とお話しする際には、こういった状況についても確認といいますか、こういった状況の中で土・日・月、平日ではなくてやっているということについての実態を、防衛でもわかっているというふうには思いますけれども、その辺を確認してみたいというふうに思います。

議長(馬場久雄君)藤巻博史君。

(藤巻博史君)もちろん防衛の方は車ですかね。騒音測定という形で、何カ所かで音の測定をしながらですので、私が言ったのよりもよっぽど正確なのはわかっているんだろうと思います。それと同時に、今言ったように、夜間やっているのは土・日・月なんですね。それ以外は、あとの6日は昼ということなんですけれども、土・日・月だから、1日ずれても金・土・日かなと、それぐらいの推測ぐらいしかできないんですけれども、私らには。要するに申し入れが全然考慮されていないんじゃないかと、これを見る範囲では、そう思わざるを得ないところです。訓練の中身はそれはそうだろうけれども、だからって日曜日にやっていいのかということにもつながる話になるんだろうと思います。そういうことで、やはり地元とすれば、そういったところを強くまた申し入れをしていただきたいと思うんですが、そこら辺でひとつお願いします。

町長(浅野元君)祝日とか土・日にはやめてくれと前々からお願いをしている経緯もございます。結果としてこういったことの現実もあるわけでございますので、さらに強く申し入れしたいというふうに思います。

(藤巻博史君)過去には3月の彼岸の中日にもやったと。今回じゃないんですけれども、そういったようなこともありまして、やはりほかの国に来ていろいろやるんであれば、そこの国のいろんな生活に影響を与えないように、最低限のそういう配慮が必要なんだろうなというふうに思うんですけれども、そういったところが感じられない中での今回の訓練でしたので、毎回取り上げているところでございますが、やはりしっかりと私も抗議をしたいというふうに思います。
では、2問目のほうに行かせていただきます。件名ですけれども、杜の丘道路標識の整備を。えらいローカルな話にいきなりなるんですけれども、杜の丘3丁目への出入り口は2カ所ある。南側出口は、出口という言い方もちょっと困るんですけど、3丁目から出るという意味では出口になるんでしょうけれども、出口は町道の手前に上り坂があり、交差点の直前まで町道の存在がわからないような状況にあります。今の場所を含めて、杜の丘の町道への接続する道路は一時停止になるんだと思われますが、そういう標識がほとんどない。あるところもあるんですけれども、通るのはほとんど地元の車とはいえ、事故を誘発する危険があると。調査の上、道路標識を整備する必要があるのではということです。以上です。

町長(浅野元君)それでは、杜の丘の道路標識整備をについてでございます。議員ご指摘の交差点は、町道杜の丘2丁目1号線、幅員13メーターの歩道つき2車線道路に接続する町道杜の丘3丁目4号線、幅員6メートルの起点部及び終点部と推察いたしております。ご指摘のとおり、交差点には一時停止の交通標識が設置されていない状況となっております。現在、杜の丘地区内で一時停止標識のある交差点は、町道杜の丘1丁目1号線と接続する町道杜の丘1丁目7号線、町道杜の丘1丁目9号線、町道杜の丘1丁目12号線、町道杜の丘1丁目13号線のほか、町道前河原熊谷線に接続する町道杜の丘1丁目4号線となっております。一時停止等の交通標識は、道路交通法第4条第1項の規定に基づき、都道府県公安委員会が設置することになりますので、杜の丘の地区内の一時停止等の標識のないほかの交差点につきましては、今後大和警察署と設置についての協議を行ってまいりたいというふうに思います。以上です。

(藤巻博史君)実は、杜の丘について、以前にカーブミラーについて質問して、それでつけていただいた経緯があって、というのは、カーブミラーのことは言われて、そのときに一緒に標識のことも言えばよかったのかもしれないんですが、標識のことは最近になってというんですかね、そういう中で今回取り上げるようになりました。また、ちょっと違うんですけれども、吉岡まほろば2丁目について取り上げて、その後ついたという経緯もあって、じゃあ1つだけでもないしなということで、今回取り上げさせていただきました。なおかつ調べてみますと、つながっております富谷市の杜乃橋のほうもやはり標識は余りないように、私はついでに歩いてみてというんですかね。それと同時にもみじケ丘については、ざっと歩いただけですけれども、そういった箇所は、ここに標識があったらいいなと、そういったところにはあるように感じたところでございます。という中で、今回取り上げたというふうになります。そういう中でございますので、聞けば何か人身事故があって、これはたまたまきょうお聞きしたんですけれども、やはり私も3丁目のほうによく行くもんで、そういう中で感じてはいたもので、今回取り上げさせていただきました。ですので、町長の回答で、これから協議を行っていきますということで、それ以上のものはないんですけれども、やはり整備を進めていただければというふうに思います。もう一言ぐらいあれば。

町長(浅野元君)ご指摘いただきましたところにつきましては、協議を進めてまいるということでありますが、町でも気づかないところもあると思いますので、お気づきの点につきましてはいろいろお話しいただければ、必要なところにはつけてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

(藤巻博史君)終わります。

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