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「しようよ、未来のはなC」を企画した

5周年感謝祭をやろうという話が出て、中身を企画しようっていう話が出た時に、真っ先に浮かんだのは、日本共産党が目指したい社会って率直になんなの?っていうことを、少しでも知れる機会にしたいと考えたことだった。
書いている自分も、実際に耳にしたりした記憶はなく、どうなんだろうと思っていたから。

共産主義社会って、中国や旧ソ連とどう違うのかとかも、いまいちわからないし。。。

何よりこの違いを知らない人が大多数だと思うので、そりゃ今の中国みたいな社会になったら最悪だなってのは、思っているし、大多数の人もそれは同じだと思う。

また一方で今回の企画をしたいと考えたのは、2020年の年末に行った、JCPサポーター祭りオンラインでの、志位和夫さんの動画もきっかけの一つだった。

サポーターまつり #志位和夫 feat.JCP サポーター「And then to the future.」

2020年の新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、苦境に立たされる市民の声に耳を傾けて、痛みを共有し、コロナで顕著に分かった日本の悪いところを是正し、前に進むために、共に頑張ろうっていうスピーチだった。
ただ、なんだか壮大というか、いいこと言ってそうだけれど、具体的ではないのでわからないし、映像の効果もあってか少し宗教っぽくて怖いって感じた。(でも映像前半の市民の苦しみや痛みを理解する言葉と、あってはならない現実を、諦めないで変えていこうっていうくだりは、目頭が熱くなったところではあるので、是非映像見て。。。)
話しに距離を感じさせるのは、普段使わない「人民」だったり「全面的」だったり、「人間の解放」って、共産党が使うことばのせいな気もする。
企画では、党内や学者さんたちで通じ合う言葉ではなく、一般市民にも分かる言葉で語ってもらう必要があると思った。

話は少しそれるが、イベント数日前に松竹さんという人のことがニュースで取り沙汰されていた。それぞれ感じることもあると思うけれど、自分は松竹さんは「日本共産党のことを思って、心から考えてアクションした党内革命者」っていう見え方は全くしていない。
松竹さんのいう安保維持など主張として考えていくことは尊重するけれど、それと党首公選制を抱き合わせたのは、とても意図的に感じるし意地悪なやり方で揺さぶってくるなと感じた。(でも除名までも想像できていたはずなのに、どこに落とし所を持ってきたいのかなとも同時に感じている。有名になりたかっただけ??)
なぜ松竹さんの話をここで出したかというと、世間が見ている日本共産党のイメージをうまく利用されたなと感じたからだ。
独裁的で、閉鎖的で、与党には反対しか言わない人たちで、党内では異論は許されない、”志位和夫”さん崇拝っていう感じを戦略的に使われたなと感じた。実際にはそうではないんだろうというのは近くで見てきて感じてはいる。

JCPサポーターに向けて共産主義社会について語る志位さん

しかしこのイメージは払拭しないといけないし、イメージを刷新していく試みをさらに続けなければならないと感じたからだ。
そのためにも、日本共産党の人が何を考えの根本においていて、その上に政策や行動が反映されてるのかを正しく認識し、それをちゃんと発信していく必要があるなと思った。
勿論ビジュアルの戦略なども同時にやりながらだけれど、表層ではなく構造のプレゼンテーションをしないといけない。「開かれた党」をどうしたらできるのかを、考えて実践を繰り返すことをやめないのが大事だと感じている。

そしてこう仮定した。
理想の共有がなされる事で、それぞれ一人一人のサポーターが、理想を考える事ができる、自分の言葉で理想を語る事ができる。理想を近づけるために能動的に努力する事が出来る。
サポーターがこれから活動する上で、日本共産党を応援したい理由がさらに深まり、能動的な行動につながる機会になればいいなと考えています。
一方で「共産党って怖い」っていうイメージを持っている人にも、思っていたのとちょっと違うかも?っていう機会になったり、デマ攻撃を跳ね返す材料になったりするといいなとも考えています。こんな思いから始まった企画でした。
そして実際やって見て思ったのは、やはり1時間弱では時間が全く足りないということ(笑)これはかなり時間がかかるし、何か形を変えてでもさらにやりたいなという思いです。
そもそも社会主義・共産主義って何?ってことだったり、共産党が政権を取ったら、企業は全て国営化されてしまうのか?という目先の話ではあるけれど、どう考えているのかを聞きたい。
前人未到の社会作りの真っ最中であるということは間違いなく、多分新しい風景だと思います。私が生きている間に見られる風景ではなさそうだけれど、繰り返したくない痛みや苦しみを断ち切るために社会運動に参加し始めた私は、ゴールの設定がないことではあるけれど、対話を重ね勉強して実践していくことを、もっと続けなきゃなという思いを抱いた日でもありました。

党首の仕事は「くるC」くもあり「たのC」と話す志位さん

アルテイシアさんとのやりとりで志位和夫さんがジェンダー平等にすごく力を入れて取り組まれているのがわかり、これはとてもいいなとおもった。
あと最後の美味C、嬉C、苦C、たのCなどのカードをあげて質問に答える企画も、半分ふざけながら作ったんだけれど、快く受け入れてくださり、ありがとうございました。
JCPサポーターから志位さんへの要望が来ていますと聞くと、今までピアノ演奏を頼んだり、無理難題を言ってきたので「あやC」と思われそうだけれど、今後ともよろしくお願いいたします(笑)

こちらから「しようよ、未来のはなC」本編が視聴できます

執筆者:ちょんぺ

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