見出し画像

多発性子宮筋腫 治療の始まり・・・

子宮全摘出手術をすると決めて、今度は入院設備の整った大きな病院への紹介状を書いてもらい、そちらの婦人科で診察してもらった。

そちらの男の先生は、新聞やテレビでも紹介されたことのある婦人科腹腔鏡手術の名医。「まぁ、43歳は子供はほぼ無理」結構はっきりと;

早々に入院日、手術日を決めていく。 入院自体初めてで、もっといろいろ考えさせられるかと思ったらあっという間に計画が進められていった。

そしてその後4週ごとに、筋腫を小さくするためのリュープロレリンという注射を打ってもらいにレディースクリニックに通院した。

注射はお腹に打ってもらう。それ自体はそんなに痛くないのだけど、看護師さんによってそのお腹の肉をつまむ力が強すぎて痛い!(そりゃあ私のお腹の肉はありあまってたけど;;)

この注射で女性ホルモンの分泌を抑えるので、更年期障害に似た副作用が出ると言われたのが、実は一番怖かった。

その主な症状というのが、うつ状態、頭痛、ほてり、熱感、のぼせ、肩こり、不眠、眩暈、発汗、疼痛、関節痛 他諸々・・・

仕事をしながらの治療だし、鬱になったらどうしようとか、ほてり…いわゆるホットフラッシュとか大変そうだな~とか。職場の一番身近な先輩も、過去に子宮に不調を抱えていた人だったので、いろいろ相談したり、仲の良い元薬剤師の同僚にも相談したりした。

結果、ホットフラッシュが一番起きた。…といっても、一瞬背中が〈ボッ〉と熱くなってすぐ治まるような感じ。汗が出るようなことはなかった。時期が冬からだったので、それほど大変ではなかったのかもしれない。そのほか、1度だけ熱感・頭痛・関節痛が1度に来た日があって、その日は早退させてもらったけど、ただの風邪の始まりだったのか不明だった。

不正出血もあった。2回目の注射をしてから3週間後、いつもなら生理が始まる頃を過ぎても来なかったので薬が効いてるんだと思っていたら、そのあとに来た。ちょっとビックリしたけど、もう私には不要~♪なんて思いながら生理用品をまだ職場に置いたままでよかった。

それらはその後の注射時に先生に聞いたら、よくあることのようで安心した。

順調に日が過ぎていき、入院手術1ヵ月前検診。

筋腫は一番大きいもので8cm→5cmになっていた。ちゃんと小さくなっているので、予定通り腹腔鏡手術が行われることになった。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?