好きなひと

最初は「応援している方」で、その方が「推し」になって、「贔屓」になって、感覚的には「好きなひと」に落ち着いたと感じる今日この頃です。

ずっと好きです。それはもう間違いなく。
ただ、時の流れやその方との距離感の変化に従って、「好き」の形も変わりゆくものだなと。

悔しくて泣けるくらい本気で応援していた時期も、炎が燃えているように熱い恋だった時期もあるけれど、今はとても心が凪いでいて、穏やかに深く、ただ愛してる。

その方への愛があって、ファンヘの愛情を感じられるから毎日を生きていられるし、他のアイドルや役者さんなんかを応援したり、推したりもできる。

愛されている、よりももっとずっと重たくて、大切なものを一緒に持たせてくれているような気さえするほど、いつだって真摯に向き合ってくださっていて、どこまでも誠実に生きてらっしゃる方からの信頼は、魂が飛んでいかないように押さえておくには充分すぎるくらいの重しです。

人生のもう1/3くらいその方のことを好きで、裏切られたと感じたことが一度もなくて、好きでいられることがずっと幸せで。すべての幸せがその方由来ではないけれど、その方にネガティブな気持ちにさせられた経験なんて一度もなくて。あるとすれば、お仕事が少なかった時期にお会いできなくて寂しかったくらいのもので。
こんな素敵な方を好きになれた私はなんて幸運なんだろうと。

感情として凪いでいるのはきっと、状況として凪いでいるからだろうなとは思います。
きっと競争社会の中にまだいらっしゃったならば、こんなに穏やかに応援することはきっと叶わなかっただろうし。

それも含めて、巡り合わせだなと。

どんなに好きでも、その方の活動状況と自分の人生が嚙み合わなければ応援すること、ましてや応援し続けることは難しいので。

たまたま見つけて好きになれたこと。
自分の生活スタイルにあった応援の仕方ができるような状況だったこと。
好きになった方が愛に値する、信頼できる真っ直ぐな方だったこと。

そのような巡り会わせがあったことに日々感謝しています。
これからもきっと変わらずに愛しています。


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