昨年はずっと応援していたシングザットソングが勝利してくれてとても嬉しかったこのレース。
今年は果たしてどの馬が勝利し、そして桜花賞の権利を得るのか。
桜花賞出走権を掛けた大事な1戦。🌸
では各馬見ていきます。👀

※画像は前走時の馬体

🌟ジューンブレア

・前走デイリー杯2歳S⑦着（勝ち馬ジャンタルマンタル）（稍）

・歩様が硬く胴も短めなことを考えると前走のマイルはまず長い

・レースを観ても残200ｍ辺りから失速しているし、道中で引っ掛かっていたのでやはり距離適性はギリ1400の1200ベストと見ていることから今回はギリ適性内なので距離短縮自体はとても良い方向に働くと思う

・初戦のパドックは角度悪く見えにくいが、活気ある歩様だった。
前走は気配平凡で成長もそこまで感じられなかったので成長力はそこまでなさそう、今回約3ヶ月の休み明けでどこまで成長しているかだが、仮に成長していたとしても今回のメンバーでは少し足りない印象

🌟セシリエプラージュ

・前走3歳1勝クラス④着（勝ち馬ナムラアトム）

・前々走は勝利したもののまだかなり水っぽさがあり重苦しく見えたので前走の-8kgは一見良さげに思うが、あれは絞りすぎだったと思う。
腹回りが巻き上がりかなり非力さが目立っていたので今回痩せていたらさすがに可哀想だしマズイと思うので馬体重増は必須項目

・個人的にはバランス良くとても良い馬だと思っているので兎に角今回は成長力に掛かっているが、実績的にはやはり足りない印象

🌟ドナベティ

・前走阪神JF⑧着（勝ち馬アスコリピチェーノ）

・パドックでは兎に角煩い（これは毎度なのでデフォ）

・初戦426kgから前走に至るまで初戦時の馬体重を超えたことがなく成長力といった点でかなりイマイチ

・前走は大外枠でスタート直後に横の馬に寄られながらもリュウセイはすかさず内に入れていたことを考えると騎手の中ではマイルは長い認識があったのかな？と感じた、そして最後の直線でもまた最内を選択したがずっと前が開かずに終了、開いていたとしてもあそこからでは届いていなかったと思うので結局何も出来ずに終了といった形だった

・打って変わってファンタジーSでは真逆の最内枠からのスタートだったが、気性難そうに見えて馬群に入ってもしっかり折り合っていたし終始危なげなくコーナーを回って最後まで伸びていたから上手く立ち回ることさえ出来れば内枠でも問題なさそうだが…やはりベストのレースはすずらん賞のようにストレスフリーで勢いを付けながら外を回せる形が一番なのかなとは思うので、脚の使いどころと位置取りをかなり強いられる馬なのかなと、何だかかなり乗り難しい馬のように勝手に感じているのでより一層騎手の腕が問われそうだと感じる。

・成長力はイマイチだが、もし仮に今回かなりの成長を見せて来ることがあればあっさり勝っても不思議ない馬だとは思っているので成長次第では印を回したい1頭

🌟シカゴスティング

・前走阪神JF⑤着（勝ち馬アスコリピチェーノ）

・阪神JFの1.2着は後方の馬だったことを考えると延長で逃げて5着と粘ったのは素直にかなり価値が高い

・スタートが良いのである程度前目の位置に付けるし、仮に他にテンが速い馬が居たとしてもそれなりに後ろからでも使える脚はあるので自在性がありそこも評価出来る

・新馬戦の時から割と仕上がっていてかなりバランスが良く悪さのない馬体でここまで順調に成長してきた、前走時点でも十分仕上がっていたから上積みという点ではそこまで見込めないが、安定感という意味ではこの中では上位だと思う

・シルエットから適性はギリマイルの芝1400ベスト

・前走のデキをキープし前走同様の前向きさが見られるようであれば本命候補

🌟バウンシーステップ

・前走つわぶき賞①着（②着馬セイウンデセオ）

・最終Cで好位置に付け促されると一気に加速し他馬を突き放した姿はまぁまぁインパクトのある勝ち方だったが、メンバーレベルを考えると強調材料とはいかない

・馬体は初戦から遡ると２戦目の新潟戦はとても柔らかさがあったが、３戦目の阪神戦からは前肢の出が窮屈になり前が強くスプリンターの歩様に変化していた。
この歩様だとギリ1400までと言った感じで今回は許容範囲内ではあるが、そこから成長は止まっていて直近で特に成長は感じないので成長力の面でも評価はイマイチかなと見ている

・仮にかなりの成長を見せて来たらヒモには入れておきたい1頭かなとは感じる

🌟ポエットリー

・前走こぶし賞②着（勝ち馬オフトレイル）

・こぶし賞では外枠から先頭に立ち、スロー楽逃げ粘っての2着。
メンバーレベルも高くなく評価しづらい

・馬体の面では、2戦目の新潟戦までは軽めの造りで歩様も滑らかで柔らかみがあったが、前走を見るとダイワメジャー産駒の牝馬らしくパワータイプに変化していて、現状は坂のある急坂内回りコースが合っていそうな印象を受けるので今回の舞台自体は合っていると思う（右にヨレる点からも）

・一気のメンバー強化で成長力を見せていたとしても今回は軽視

🌟マーシーラン

・前走エルフィンS（勝ち馬ライトバック）

・前走のメンバーレベル自体は割と高いと思うのでその点では評価は出来るが、レースを見返すと特に不利を受けるでもなく単純に力負けかなと感じる

・馬体は可もなく不可もなく、特段悪いところもないし、かと言って強調出来るところもなく良い意味で無難。
前走はまだ仕上がっておらず緩めの仕上げだったことを考えると今回は上積みは見込めるが、成長していたとしても更にメンバー強化となる今回は厳しいと見て軽視

🌟レディマリオン

・前走未勝利戦①着（②着馬エリカエレガンテ）（重）

・前走未勝利戦、メンバーレベルも高くないので評価しづらい

・前走の馬体を見ると若干胴長で芝1800ベストのギリマイル

・馬体の面からも過去の戦歴からも推せる材料はなく軽視

🌟ロゼフレア

・前走紅梅S④着（勝ち馬ワイドラトゥール）

・紅梅S②着のセキトバイーストは次走チューリップ賞で②着と健闘したが、①着のワイドラトゥールは13着と大敗

・前走の敗因を考えてみたが、馬体重は変わらずもお腹回りが太目に映り全体的に大きくなりすぎていて、歩様も硬めに映り上手く歩けていなかったので状態は良くなかったと思う。
能力で負けたのではなくそういった点で負けてしまったのかなと。

・評価出来るのは混合戦だった万両賞の方で、こちらはまず②着馬だったソンシが次走快勝、④着のアンクルクロスも後に1勝クラスを卒業していることからレベル自体はそこまで低くなかったと思うし、2.3Ｆ目が10.6-10.7とかなり速く1000ｍ通過が56.7と昨年のＦレビューの通過タイムを上回っている。
②着馬だったムーンプローブが9番手から34.9の上りに対し、ロゼフレアは7番手から34.5の脚を使って追い込んでいるし、過去のＦレビューの走破時計を見てみてもロゼフレアの1.20.7は昨年のシングザットソングと同じで、2021年のシゲルピンクルビーも同じ走破タイムだったから重賞でも十分にやれる下地はあると見ている。

・戦える下地は十分にあると見た上で改めて馬体を見てみると、前走は先程も触れたように太目残りで仕上げ不足だったことを考えると今回はかなりの上積みが見込めるし、絶対に勝って権利を取りたい1頭でもあるからここはしっかりと仕上げてくるのではないかなと思う。
初戦から現在までのシルエットを遡ると、パワータイプなのに曲飛で追って良さのある後肢、初戦は新馬戦らしく緩めの仕上げも2戦目ではしっかりと成長力を見せた。
3戦目はシルエットはそこまで変わらずも煩さが見え、活気が出て来て走る気持ちが強くなった印象、4戦目若干硬さが出るも+6kgと少し成長力を見せて勝利、そして迎えた万両賞、若干絞れて…と言った感じで一番変わり身を見せたのは2戦目、時点で万両賞。
胴短めのパワータイプで阪神芝1400はベストの舞台、十分に勝負出来ると見て本命視。

🌟エトヴプレ

・前走中京2歳S④着（勝ち馬クリスアーサー）（稍）

・今回は200ｍの延長戦で初の芝1400戦

・前走は初の左回り、Hペースで展開は向くも差し届かず

・レースを見返すと少し走りにくそうにしているように見えた…?馬場の影響…?

・4角通過順は初戦から順に、1-3-2-6-5と確実に前目に付けられるし、先行しつつそれなりの脚も使えるので距離延長でも内回りの今回ならこなせそう

・馬体は胴が短くパワータイプでシルエットから阪神芝1400は合っていると思うので今回の舞台はとても良さそうだが、メンバーレベルが強化される今回は少し足りない印象。
馬体を初戦から追って見てもかなりの成長を見せたことがなく、というかそもそも初戦から割と仕上がっていた方なのでこれ以上の上積みが果たして見込めるのかどうか。
ぱっと見でわかるほどの成長は見せてこない気がしている

🌟オアシスドール

・前走未勝利戦①着（②着馬ランランガール）（京都D1400）

・この仔は歩様を見るともう明らかに背中が硬くダート馬なので芝では厳しいという見解に至ったため軽視

🌟オメガウインク

・前走春菜賞①着（②着馬クランフォード）

・前走はロジャーバローズ産駒が得意とする距離短縮戦でアドバンテージがあったことは頭に入れておきたい

・前走はSペースを2番手追走、残り200ｍ辺りから楽に抜け出し完勝、菜の花賞は単純に外を回しすぎて大ロスで届かずだったので度外視。
後ろでも前からでもそれなりの脚が使えるし自在性が良くそこはとても良い強みだと感じる

・馬体は胴が短くマイルは長いので芝1400ベストの1200は許容範囲内といった見解。
割とパワータイプなので中山の方が良さそうに思えるのに実際勝っているのは府中だという…今回の舞台は合っていると思うけど大外に行ってしまったので乗り替わりでどんなレースをするのだろうか。
先行意識が強い騎手だし外から思い切って先行してきそうな気がするけど果たして。

・馬体は首を使おうとしているのはわかるが、まだ全体が連動しておらず上手く体を使いきれていない印象だったので歩様が滑らかになっているかどうかを今回は見たい。

・成長力次第では面白そうな1頭だなとは感じる

🌟カルチャーデイ

・前走阪神ＪＦ16着（勝ち馬アスコリピチェーノ）

・パドックではいつも元気よく歩いていてとても微笑ましいのだが、その気性の煩さがレースにも影響しているようで、前走はマイル延長にも拘わらず思い切り引っ掛かってしまい最後の直線を迎える頃にはもうバテてしまっていたから、今回重賞を勝利した芝1400に戻るのはとても良いと思う

・馬体はファンタジーＳの時にかなり変化していてとても良くなっていたが、前走は胴が伸びており正直全体的にアンバランスになっているなと感じたものの、気配があまりにも良すぎたので騙されてしまった

・兎に角スタートが良くテンが速いので今回も枠的に先行出来るのは確実だろうから、あとはどれだけ引っ掛からずに落ち着いてレースに挑めるかだけだと思う。
成長力のある馬で馬体は今回もかなり変化しているはずだからパドックをしっかり見て印を決めたい

🌟キャンシーエンゼル

・前走春菜賞③着（勝ち馬オメガウインク）

・前走はＳペースで4番手から差そうと試みたが、Sペースで前との距離が縮まらず結果③着となった

・ファンタジーＳでは若干重苦しさのあった馬体と歩様だったが、前走はそこは解消されてかなりスッキリ見せていたし、かなり前向きさのある歩様に変化していて成長面ではそこまで心配はないのかなと感じる

・ただ、枠的に好位置に付けることは難しそうでメンバー的にも少し足りない印象、前走しっかり仕上がっていたことを考えると上積みもそこまで見込めなさそうだから今回は軽視の方向で考えている

🌟コラソンビート

・前走阪神ＪＦ③着（勝ち馬アスコリピチェーノ）

・まず馬体的観点から今回は書きたいのだが、前走は初の輸送もあってか気配も平凡で馬体も野暮ったくかなり微妙だったので、そう思うと仕上がりの割にはかなり頑張った方だと思う。
調子の良い時と悪い時の差がはっきりしている馬で、過去最高の状態の時は京王杯2歳Ｓの時。

この時は筋肉に張りがあり、馬体重以上に体を大きく見せ且つ威圧感があり、かなり前向きさのある歩様だったからこの時の状態に戻っていれば間違いなく好勝負可能。

今回は滞在していることから前走よりは状態良く持って行けそうだし、ベストな距離に戻ることももちろん大きなアドバンテージとなるので本当に状態次第かなと思う。（ベストは府中芝1400）

・今回最内枠を引いたことが吉と出るか凶と出るか、そこが一番心配

・阪神JFの1.2着馬は最終C通過順が8、10番手だったことを考えると、このコラソンビートは5番手から3着（1.2着馬より外を追走して）と圏内に入った馬の中では一番厳しい競馬をしていたと思うし、レースを観てもやはり最後は苦しくなっていたから芝1400に戻る今回は前走内容からもかなり期待出来そう

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以上、各馬の見解でした。

◎ロゼフレア
○コラソンビート
▲シカゴスティング
▲ドナベティ　
▲カルチャーデイ
△オメガウインク

パドックで印は変動すると思いますが、現状の印は以上となります。

正直安定感があるのはコラソンビートだと思うので軸にするには最適かもしれないけど、こういうレースはどうしても権利を獲りたい馬を狙いたい気持ちもあるし（弥生賞のコスモキュランダのこともあり）予想をしていて一番しっくり来たのがロゼフレアだったので、自分を信じて…！

◎ロゼフレア

としました！

それでは最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m