今年の皐月賞の最終結論は上記となりましたが…

色んな感情が入り混じっていて正直何から書いて良いのかわからない…

でもそんなときだからこそ心の内側をアウトプットして次に繋げたいと思いました。

まず初めに感じたこと、それは馬体派なら◎シンエンペラーにするのはナンセンスだったなと…
皐月賞予想noteに事前に書いていた通り、シンエンペラーのシルエットは明らかにマイラーでギリ芝1800ｍまでと記載していたのにも関わらず推奨してしまった。
成長は見せていたし、過去の実績面を含めての推奨だったけど、成長は見せていたにせよやはり明らかに芝2000ｍは長いなと感じたのに…これは本当に反省しないといけない。

これは一昨年のオークスでも同じような失敗をしてしまったので今回で二度目、パドックを見ていて感じた違和感みたいなものは競馬に限らず当たることが多いので次は同じミスは繰り返さないようにする。
少しでも違和感を感じたら印は下げる。

自分の中で一番悔しかった点はこれかなぁ。

それではまずはダービー出走権を得た上位５頭から見ていきます。

🌟ジャスティンミラノ

キズナ産駒はやはり今後、自分にとって最大の難関かもしれない。
今回+10㎏、速い流れも経験していなかったし、造り的にも府中＞中山＝ダービー＞皐月賞だと思っていたので最初から軽視してしまっていた。

何より+10㎏はダービーまでの逆算の仕上げだと思っていた。

ただ、数字以上に馬体は締まっていたし、緩さも全く見られなかったので今回は単純に成長分だったと言える、これは完全にハナから軽視していた為、馬体をしっかりと見られなかったことが原因。

歩様は柔らかさと強度が本当に良い塩梅でキズナ産駒にしては前肢の出も良くかなりバランスが良い。
四肢の太さは前々から言っているように気にはなるが、前走の末脚や今回の脚を見ていると問題ないのだろう。
バネ感も秀逸で馬体に全く悪さなく距離延長も問題ない、ということはもちろんダービーも問題なく走れるという訳で…
友道厩舎は本当に牡馬クラシックを極めている厩舎だなとつくづく実感した。
ダービーでは更に確実に仕上げてくるはずなので間違いなく勝ち負け。

🌟コスモキュランダ

弥生賞のnoteにも書いたが、中山芝2000ｍはベストの舞台。
使うごとに着実に馬体は成長を見せていてかなり良い成長曲線を描いている。
今回は前走のデキをキープしていたので鞍上強化+適性舞台なことも相まっての２着。
かなり上手くハマった２着だったし、ダービーでは好走出来たとしても掲示板に入れるか入れないかくらいの印象。

🌟ジャンタルマンタル

今回一番目に見えてわかる成長を見せていたのがこのジャンタルマンタル。
前走とは別馬だった。
何がどう違ったのかというと、前走でようやくシルエットの輪郭？が見え始めたところで、それまでは形が全く定まっておらず、どうしてあの馬体で走れるのか不思議で不思議で仕方なかった。
それがようやく前走で固まって来て、そして今回は更に適性舞台が見えた感覚がした。
相変わらず前肢の出は窮屈だし歩様もかなり硬め、まだブレはあるものの以前と比べると芯が入りだいぶしっかり歩けるようになった。
皐月賞でも最後垂れての３着だったし、マイラーだと思われがちだが、あれは仕掛けが早すぎたせいでそうなっただけであって、実際シルエットを見ると胴長の中距離馬、パワー寄りで中山芝2000ｍは適性舞台だったと言える。
まだまだ踏み込み浅く全体的な上積みも見込めるが、シルエットを見ると個人的にはダービーは厳しい印象を受けた。

🌟アーバンシック

今回２番目に目に見えてわかる成長を見せていたのがアーバンシック。
皐月賞は適性外だとわかっていながらも昨日の成長を見ると買わずにはいられなかった。
もうバレバレだが、本質はダービー向き。
まだまだ緩さが解消されずここはスワーヴリチャードを通り越してハーツクライ産駒の特徴を諸に受け継いでおりここが最大の難点。
正直、昨日の緩さのままダービーに出て来れば、

【位置取れず前に居るジャスティンミラノを捉え切れず差し損ね２着】

という構図が見えてしまうので…どうにかこの１ヶ月半で完成させてほしい。
当日、芯が入り少しでもクネリが解消されスッキリ見せ唸っていれば…

間違いなくダービー馬。

🌟シンエンペラー

冒頭にも述べたように本質はマイラー、とうことでダービーでは買えない。