今週は3歳重賞が３レースといよいよ春の訪れを感じます。🌸
Fレビューは完敗でしたが…めげずに今週も書いていきます。
よければ最後までお付き合いください。
Fレビューの時のような全頭診断はさすがに疲れ果ててしまったので…
今回からは気になる馬（消し予定でも気になる馬は書きます）のみ挙げていくことにします…m(__)m

※写真は前走時のもの

🌟アレグロブリランテ

【馬体】
前走+22kg、初戦の印象は馬体に悪さなく距離の壁はなさそうな印象だったが、前走のシルエットを見ると胴が詰まり前肢の出も窮屈で若干歩様に硬さも出て来たので追々は短距離にシフトしていくのではないか？

デビューしてから一貫して芝1800ｍを使われて来ているが、今回の舞台では距離が持たないと予想する。

【過去戦績】
前走はディープブリランテ産駒の得意とする時計の掛かる馬場（不良）で好走していることから、今回良馬場替わりならパフォーマンスを下げるだろうと予想。

【結論】
馬体、レース内容共に推せる要素がなく今回は軽視。

🌟シックスペンス

【馬体】
初戦の印象は、キズナ産駒らしく前肢の出は窮屈で歩様は硬め、前向きさは感じられる歩様だったが、全体的に重苦しくこれで初戦から走れるのだろうか…？と言った感じだったが、キズナ産駒はこれでも平気で走ってくるので本当に恐ろしい。　

後肢は四肢細めで曲飛、バネ感はとても感じるので追って良い脚を使うタイプに思う。

２戦目はどれだけ変わっているのか楽しみにしていたが、そうそう、さすがはキズナ産駒だなぁ...！と言わんばかりに個人的にはそこまでの成長は見られなかった、とその時は思っていたけれど…よくよく見返してみると、前肢の出は若干だが良くなっているし、踏み込みも深くなり歩様が滑らかになっていた。

前走時ではギリ1800ｍのマイルベストなシルエットなだけに今回は許容範囲内だが、皐月賞は…まぁ、皐月賞のことはさておきパワータイプで中山という舞台もとても合っていると思うので馬体的観点からはかなり推せる１頭。

【過去戦績】
初戦は新馬戦らしくSペースでのレースだったが、スタート良く内目を4番手で先行しながら進み、そのまま最終Cへ。

促されると反応良く一気に加速し外から迫るアタラヨを凌いで勝利。

Sペースとはいえ、L2F11.9-10.7とL1Fは中山の急坂でこの加速力、やはり良いバネ感の持ち主。

２戦目のひいらぎ賞、兎に角スタートが上手いので先手が取りやすい点はスローになりやすい中山芝1800ｍでは有利に働くだろう。

今回は２番手追走、道中も掛かることなく最終Ｃで騎手が促すとすぐに反応を見せる辺りとても賢い馬なのだろうなと思う、最後の直線、前走程の加速は見せなかったが、危なげなく完勝。

レースを観る限りでは1Ｆ伸びても問題ないと思うので中山芝1800ｍの今回は有力と言えるが、芝2000ｍの皐月賞では距離が不安、ということは皐月賞に向けて頭に入れておきたい。

【結論】
馬体的観点からもレース内容からも今回は本命候補。

ここを勝利していざ皐月舞台へ。

🌟ペッレグリー二

【馬体】
初戦の印象は少し非力なレイデオロ産駒、レイデオロ産駒は大半がパワータイプで筋肉質な馬が多い印象だが、ペッレグリーニは軽めの造りで四肢細めの曲飛、繋ぎは少し長いがバネ感を感じる後肢で長く良い脚を使うイメージ。

大きな変化を感じたのは３戦目、+6kgだが数字以上に体がパンプアップしていた。

初戦の非力さはもう感じない、前肢の可動域は窮屈だが、胸から脚を出すようになり前向きさが出て唸っている…私は何故、今日の今日までこの仔を見逃していたんだろうか？

毎週毎週しっかり見ている『つもり』で全然見れていない…最近はもうなんか自分が部活をやっていた頃の感覚で競馬をしている気がする。

話は反れたが、３戦目の仕上げはとても素晴らしく兎に角馬体のバランスが良い。
この成長曲線なら順調に行けばダービー出走は可能だろう。

前走のセントポーリア賞では馬体重は変わりなかったものの更にパンプアップし体が筋肉質になり踏み込みも深くなっていた。
かなり順調な成長曲線を辿っており、今回も前走のデキをキープしていれば十分に勝ち負けになるだろう。

とても楽しみな１頭。

【過去戦績】
評価出来るのは３戦目の未勝利戦、ダービー馬になるための個人的ボーダー

【デビューしてから翌年２月までに芝1800ｍ戦で1.48.0且つ上り34秒以内】

をクリア。

このボーダークリアが今回のスプリンターズSと皐月賞に良い影響を与えるかどうかは正直私にはわからない…けれど、能力があることは間違いないと思うので、初の中山でこのメンバー相手にどこまでやれるか。

直線追い出されてから頭が高いのが気になるがしっかり伸びているのでここは追々解消されると願いたい。

先行しながらも33秒台の脚は使えるので今回初の中山だがそこは良い強みになるはずと見ている、が…流れた時に対応出来るかどうか、そこが一番のカギだろう。

【結論】
馬体的観点から、というよりも順調に成長出来ている点に好感が持てる。
過去戦績的にスローしか経験していないので流れた時にどうか、ここが最大のカギ。
でもそんなの関係ないっ！
頑張ってほしい！！！

🌟メイショウタバル
※除外(悲しいけど無事が一番)

【馬体】
異質のゴルシ産駒、は少し言い過ぎかもしれないが、兎に角初戦からバランスの良さが目立つ馬で馬体に悪さがない点からまず距離は不問。

そしてバランスの良い馬が総じて走る。

初戦は新馬戦らしく緩めの仕上げだったが、大きな変化が見られたのは４戦目の若駒S。

除外となり残念だったが、-12kgとようやく絞れて歩様にスムーズさが出て活気ある良いパドックだった。

そして前走のつばき賞、頭をグッと下げ前進気勢が見られ活気に満ち溢れた歩様、馬体も前走より筋肉質になり踏み込みも若干深くなったように思う。

まだあと一段ギアは上げられそうなので今回どんな風に仕上げて来るのかとても楽しみな１頭。

【過去戦績】
直線追われてから若干頭が高いのは気にはなるが、最後しっかり伸びているので問題ないか。

３走前の阪神芝2000ｍ戦、角度がアレなのでわかりづらいが、最後の直線、一度クルミナーレに前に出られたにも関わらず差し返した勝負強さ。

前走のつばき賞でも２着のキープカルムに差されそうになったが最後ちゃんと凌いでいるこの勝負強さがとても好きで応援したくなる。

ラップのことは正直あまりよくわからないけれど、サトノダイヤモンドが勝利した年のきさらぎ賞が1.46.9、今年のきさらぎ賞の勝ち馬ビザンチンドリームが1.46.8だったことを考えると最終週で1.46.9で走破したこと自体には十分価値があるのではないか。

【結論】
馬体的観点からも過去戦績からこちらも有力候補。

パドック次第で本命になる可能性アリ。

🌟ルカランフィースト

※画像は新馬戦時

【馬体】
初戦の印象は歩様に滑らかさは感じないが、全体的なバランスは良く軽めの造りで府中芝向きだと思ったけれど、恥ずかしながらこの時は推せなかった記憶がある。

前も後ろもこの時は窮屈で歩幅が小さくまだ上手く体を使えていないと感じた。

２戦目の京都２歳Sは初の輸送もあってか減ってない割には少しこじんまりしたように見えたし、筋肉の張りも前走の方が良かったように思う。

という訳で2戦目の成長は見られず。

3戦目の若竹賞、角度が悪すぎて判断出来ないが、初戦の若干の煩さは戻りつつあったので体調は良さそうだと感じた。

【過去戦績】
初戦はSペースだったこともあり、スタート良く先行して楽に追走し脚も溜めることが出来たからか最後は良い脚を使って抜け出し勝利。

2戦目は重賞挑戦でペースが流れてついて行くのにやっとな感じだったが、前走の若竹賞もそうだが、最初のコーナーを曲がるときにかなり曲がりにくそうにしていたから左回りの方がスムーズに競馬出来るのではないか…？

【結論】
馬体的観点からは正直そこまで推せる要素もなく、実績面からも右回りが得意そうではないことを考えるとそこまで推せない、よってヒモ候補。

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