両軍のスタメン

中日スタメン

1（中）大島 洋平 .400
2（左）アキーノ .182
3（右）岡林 勇希 .229
4（三）石川 昂弥 .143
5（一）細川 成也 .417
6（二）福永 裕基 .263
7（捕）木下 拓哉 .219
8（遊）龍空 .190
9（投）鈴木 博志 .000
P：鈴木 博志　防1.29

巨人スタメン

1（中）オコエ 瑠偉 .351
2（二）中山 礼都 .308
3（遊）坂本 勇人 .140
4（三）岡本 和真 .333
5（一）中田 翔 .300
6（右）丸 佳浩 .122
7（左）ウォーカー .000
8（捕）大城 卓三 .279
9（投）赤星 優志 .000
P：赤星 優志　防4.09

試合結果

良かった点

投手陣について

今日もリリーフ陣は素晴らしい働きだった。
祖父江、勝野、ライマルは完璧だったし、田島も3点リードがある時のソロ被弾は仕方ないと思う。
清水はよく耐えてくれたね。
二死からピンチを作ってしまったのは反省だけど、直前の回で味方が1死満塁のチャンスを生かせず、球審の福家が演出家を気取り始めて可変ゾーンを使いだした中で無失点は本当に素晴らしい。
中日のここまでのチーム中継ぎ防御率は42回で2.14、チーム中継ぎ防御率(リード時)は14回1/3で0.63とセットアッパーのジャリエルが亡命したのによく頑張っている。

野手陣について

まずアキーノを2番で起用したことはめっちゃ良いと思う。
岡林や大島のように小技やサインプレーは使えなくなるけど、ワンチャン長打もあるしアキーノ自身まだまだ日本の投手の攻め方や球に慣れていかないといけない状況だし三振オッケーでまずは好きに振って自分の打撃をするっていうのは良いと思う。
2番クラークを思い出したね。
そして今日も打線は先発野手全員安打15安打7得点と大暴れ。
初回いきなり3番起用の岡林のタイムリー三塁打から4点を先制して、2点を返された直後の2回にも石川昂弥のタイムリー内野安打で1点を追加して前回好投を許した赤星をノックアウト。
1点差に迫られた5回にも細川のタイムリーと福永の最低限の併殺打で2点を追加する。
得点のタイミングも完璧だったと思う。
個人でみても岡林と木下が猛打賞、大島、石川、細川がマルチヒットと素晴らしい活躍だった。
木下は8回に清水のサイン違いのカーブに反応してしっかりとフレーミングするという他の捕手じゃ絶対真似できないキャッチングも大きなプレーだった。前日の汚名を返上したね、投打に素晴らしい活躍でした。

悪かった点

投手陣について

博志の投球は残念だったね…相変わらずの要所での詰めの悪さを感じた。
流石にバンテリンドームで5回までに5点リードを貰ってあの投球は論外。
ツーシームとカットボールは素晴らしいものがあると思うし現況はやはりロングリリーフが適正なのかなといったところだね。
もう1つ武器になる球種を覚えたら変わりそうだけどなー。
6人目はとりあえず二軍で復帰するっぽい松葉に期待かな。

野手陣について

流れが巨人に傾きかけていたし7回裏の1死満塁は追加点をとりたかった。
オープン戦からずっとアルモンテは速い真っ直ぐに全く対応できていないね。
先日本塁打を打ったのも緩い変化球だったし、今日の打席も甘いコースの真っ直ぐに完全に詰まらされていたし最後の当たりも本調子ならもっと打球に角度がついて右中間に抜けていたと思う。
好調の細川は元々DeNA時代から真っ直ぐには強い打者で今年は課題の変化球をうまく拾ったり見極めたりしながら今日は真っ直ぐにしっかりと対応できていた。
アルモンテもまずは速い真っ直ぐをしっかりと捉えることが大切だと思う。

総評

今シーズン初のカード勝ち越しは素直に嬉しい。
先週の中日打線は打率.206(155-32)1本4打点OPS.516だったのに対して今週の中日打線は打率.304(168-51)2本21打点OPS.770と打線組み換えで完全に投打の歯車が噛み合ってきている。
チームOPSも.632でリーグOPS.636と同等の数字に回復してきたし火曜日からまた頑張って欲しい。
なにより今は若手中心の打線でこの数字なのが本当に嬉しいね。
今日のヒーローインタビューも3番岡林勇希(21)、4番石川昂弥(21)、5番細川成也(24)と今後に期待しかないメンバーで本当に嬉しい。
先発が今週は小笠原以外イマイチだったから来週は先発にしっかりと勝ちがつくように先発もしっかり試合を作って打線もしっかり援護してあげて欲しい。

しかし私はあんまり球審のゾーンにイラつくことないけど今年は開幕から可変ゾーンにイラつく試合が多いね。
今日の福家も終盤急にストライクゾーンが狭くなったしな。
本当にいい加減にして欲しいね。