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格闘ゲームと生きるということ - 私がこの挑戦を通して伝えたいこと

Jeniです。
3月29日にEVOへの渡航費支援を目的としたクラウドファンディングを開始しました。皆さんのご協力のおかげで400万円のご支援をいただき、皆さんのおかげでこの夏にラスベガスで開催されるEVO2024への渡航が決定しました!

皆さんが私の挑戦を信じてくれたこと、このプロジェクトに思いを乗せてくださったことに感謝しています。

このクラウドファンディングは、私の10代の頃の夢であったEVOに、今の自分で挑戦するという目標を叶えるために始めました。10年前、病気の進行により手がうまく動かず、試合内容の低下に自分のプライドが耐えられなくなってコントローラーを置きました。それでもずっと格闘ゲームが好きだったので、毎年夏にEVOの配信を見るたびにあの頃の自分の実力を出せたら…とその度に思っていました。あれから10数年が経ち、環境により生じる障害を、デバイスの工夫で解決することが今はできています。

あの頃より言い訳が効かない環境で格闘ゲームができている今の自分で、過去の夢だったEVOに挑戦できることに感謝すると同時に、支援者様からの応援メッセージをすべて読んで、この挑戦の未来についてを考えました。EVOにただ行ってSNSでの勝敗報告をして帰るだけではなく、沢山の思いを乗せたこの挑戦を記録し、伝えたいということです。

掲載の許可を頂いた応援メッセージを紹介

5歳の息子も同じ病気で、将来はJeniさんのように目標を持ってやりたいことをできるようになって欲しいなと思っています。家族全員で応援しています!力を出し切れますように。
全く同じ病気でわずか17才で一人息子が1月に旅立ってしまいました。やはりゲーム好きでしたので代わりに夢を叶えて下さい。応援させていただきます。
jeniさん、微力ですが応援してます😊
息子6才もDMDです、カッコイイ先輩の背中見せたげてください!

私には写真や映像を撮ることも、滞在先で気軽にSNSをポストすることもできません。できることといえば闘って帰ってきた時に、思い出を記事にすることです。私は沢山の人の思いの詰まったこの挑戦を映像記録に残し、ゲームが持つ力を、伝えたいと考えています。

そこで、クラウドファンディングの終了までの残りの約19日間で、ドキュメンタリー映像を制作するための映像カメラマン1名分の渡航費支援を目的として、最後のゴールの450万円に挑戦することにしました。

この1クレジットの記録を後世に残し、ゲームの可能性や、コミュニティの情熱を世界中に伝えたいです。

どうか、皆さんのお力をお貸くだい。
よろしくお願いいたします。

過去の夢に、今の自分で挑戦する‐難病格闘ゲーマーの海外遠征に力を貸してください。


いただいたサポートはコントローラーの開発費や、活動費用に充てさせて頂きます。