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2024年の抱負とやっていくこと

2024年。本年もよろしくお願いします!
今日は30歳の誕生日ということもあり、今までを振り返りつつ所信表明を書きたいと思います。

年末に家族がコロナに罹ってしまいまして、介護をヘルパーさんにお願いしながら同じ屋根の下で逆隔離生活を1週間ほどしていました。年末に訪れた特大レイドボスもなんとか無事に乗り切り、家族の方も後遺症なく過ごしています。(毎日の抗原検査は痛すぎて鼻がもげるかと思った。)

一人で過ごす時間が増えたのもあり、一人で迎える2024年元旦は今の自分について考える時間になりました。

昨年を振り返る

本題の今年の行方について話をしていきたいと思います。
昨年の個人的な目標は挑戦の二文字でした。

初のEVO Japan参加

過去や将来への不安に囚わていた時期から脱却するために前職を辞めて自分と向き合うこと始めて約三年。無我夢中で自分専用のコントローラーを制作し、昨年は長い間の目標だったオフライン大会に参加することもできました。工夫一つでeスポーツは続けられるということも証明し、本来の目的以上に大切なものと出会うことができたんじゃないかなと思っています。

eスポーツイベントの開催

仕事の方はというと、HACHIMANTAI 8 FIGHTSというバリアフリーeスポーツイベントを手掛けてきました。それらの原動力はゲームとコミュニティへの感謝を伝えたい気持ちだけだったので、沢山の参加者にポジティブな感想を頂けてとても励みになりました。

実績も何もない中で始めたプロジェクトはプレッシャーで押しつぶされそうにもなりましたが、それでも成功させることができたのは会社のメンバーや協力してくれたゲームコミュニティの存在です。本当に感謝してもしきれません…!!!

やってみて分かったこと

体の動かせない自分がイベントの企画をした時、現場で手が動かせないもどかしさを何度も感じ、現場で手の動かせない人間がeスポーツプロデューサーを名乗るのはどうなのかとその度に思いました。

それでも沢山のスタッフや参加者からポジティブな意見や感想を貰えた時は本当に嬉しかったし、協力してくださる仲間がいて、遊びに来たい人が一人でもいる限り後はやっていくだけだなと決心することができました。

目の前の安定よりも目の前の漠然とした不安を飼い慣らしながら生きようと誓ってから3年が経ち、何もなかった頃に比べると思い出は増えて不安も減っていきました。往生際での納得性が高い方の生き方を選択していれば、決めた選択に後悔しない選択になるんだなと最近思います。

やっと本題へ


実は、ハイッテイル株式会社のぽれさんに11月頃から特別顧問としてめっちゃサポートをして頂いています。

今の仕事であるeスポーツプロデューサーとしての活動についてアドバイスをいただきながら、今後の活動について幅広く相談に乗って頂いております。(クソデカ感謝)

実現したいビジョンと共に具体的に何をするのかを今日はnoteを通してお伝えしたいと思います。

eスポーツ大会のデバイスに関するレギュレーションについて

格闘ゲームの多くの大会には、厳密にコントローラー使用のルールがあります。それらは競技者のデバイスでの優劣をなくすためという真っ当な理由があり、格闘ゲームを愛する運営者が物凄く考えながら制定していると思います。

私が解消したい問題は、そのレギュレーションによりいつものゲーム環境で大会に参加することができない特別なニーズを持ったプレイヤーがこの先も必ずいるということです。主要大会でも誰もが平等にeスポーツ大会へ参加できるように変わっていったら良いなと思っています。

実際私の場合はあごのレバー操作だけだと、咄嗟の前ステップとバックステップができません。普段はステップの時だけ手元に作った横方向の入力ボタンを押して生ラッシュを出しています。これもCPTルールだと違法カスタマイズになってしまい、主要大会に参加する権利がありません。

それでもどうにか大会に参加したくて、昨年は操作を縛りEVOJapanに出ました。"なんで俺のストVだけステップが出ねェんだ…"とエドの立ち大キックがパニカンする時に追撃ができずに思ったことを覚えています。

きっとこれらの問題は誰もが知り得なかっただけで、eスポーツなら真の意味で平等に対戦ができる大会が作れると思っています。

なら自分でやってみようというお話

既存のルールを変えるのは大変です。具体案のないまま、誰かに変化を求めることは建設的ではありません。ならば自分でデバイスに関するレギュレーションを考え、誰もが参加可能な格闘ゲームの大会を自ら開催してみようと思いました。

私の目標である”日本で一番バリアフリーなeスポーツプロデューサーになる”という目標を叶えるためにも、まずは誰でも気軽に参加ができて、尚且つ参加してよかったと思っていただけるような賞金付きのオンライン大会を開催してみようと決心しました。

是非ご参加いただけると嬉しいです。続報をお待ち下さい。

最後に

せっかくなので個人的なスト6の目標の話も最後にしておきます。
現状ストリートファイター6をプレイしている時に身体的ハンデを感じることはデバイスの調整やモダン操作によってかなり少なくなっています。(サンキューカプコン!)

工夫により環境を最適化することができた以上、残っている課題はもう人間性能のみです。(MR1700からなかなか上がらない。)今のモチベーションは、ストリートファイター6が過去の自分ではなく、真の意味で今の自分と向き合えることにあります。それが今は楽しくて仕方がないです。

この先今のような操作方法で格闘ゲームができなくなる日は必ず来ると思いますが、この一年間スト6を通して本気で自分と向き合い、大会にも積極的に参加したいと思います。

実はまだ発表していない人生最大の挑戦も春の発表に向けて準備を進めています。また発表できるタイミングで告知させていただきますので、
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

Jeni

いただいたサポートはコントローラーの開発費や、活動費用に充てさせて頂きます。