Jepunsari

Hare Krsna🙏🏻 以前に書いたバリハーブについて載せてあります。マハーバーラタ…

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Hare Krsna🙏🏻 以前に書いたバリハーブについて載せてあります。マハーバーラタの読書ノートなど。

マガジン

  • Herb in Bali ② キッチンハーブ

  • Herb in Bali ① フルーツ編

    10年ほど前に書いたバリのハーブ、薬草についての記録です。お蔵入りにするのも勿体ないのでnoteで公開します。当時の文章のままランダムに載せるので、間違いがあれば指摘してください。皆さんの役に立ちますように🙏🏻 バリには、日本ではあまり馴染みのないトロピカルフルーツがたくさんあります。おいしい、安いからと言って、その効能も知らずにむやみに食べれば、下痢などの原因にもなりかねません。例えば、お腹の調子が悪いのに、毎朝パパイヤを食べていたら、下痢は治りません。パパイヤにはたんぱく質を分解する酵素があり、便秘に利くからです。また人によってはマンゴーにかぶれる人もいます。アボガドは血圧を下げるので、低血圧の人には向きません。 せっかくの旅行を台無しにしないためにも、フルーツの効能を少しでも知っておいた方がいいでしょう。バリで食べられるフルーツの効能と利用法について書いています。

  • バリの暦

  • バリ歴史

  • アナンダクスマ氏の著書

    アナンダクスマ氏の著書

最近の記事

noteには何を書こうか、と考えていたけど、ハーブのことも乗せてあるので、引き続き植物のこと書きたい。特に神話に出てくる植物調べられたら良いな。

    • 天界の花パーリジャータ

      学名 Nyctanthes arbor-tristis モクセイ科 インドネシア Sri gading 日本 ヨルソケイ 英語 Night Blooming Jasmine Coral Jasmine プリアタンの広場で植木市があった時に、パーリジャータの木を見つけた。5万ルピアで買って持ち帰り大事に育てていたが、植木鉢が小さくなって地植えに。 パーリジャータはインド神話で、乳海撹拌した時に生まれ、インドラが天界に持ち帰った花と言われます。クリ

      • ガルンガンは戦い?

        ガルンガンには戦いという意味だそうです。 ガルンガンの元ネタになっているのがマヤデナワの神話。神を信じない怪物の王マヤデナワは悪の象徴であり、それを征伐したのが神々の王であるインドラ神です。ガルンガンはアダルマ悪に対するダルマ善の勝利といわれます。 しかしマヤデナワの神話、ある研究者のブログで、ワトゥレンゴン王がウィシュヌ派を陥れるための作った話だと読んだことがあります。マヤデナワと言う名前が刻まれているプラサスティ碑文もないそうです。マヤデナワは湖の女神デウィ・ダヌの息

        • 神々が降臨するスギハンの祭礼

          以前、ガルンガンは日本のお盆のような日、と書いて大反論された事がありました。確かに今の私ならガルンガンをお盆のような、とは書かないでしょう。 自分は分かっているという錯覚に陥って、物事を解釈してしまい落とし穴に落ちる。私も人の事は言えないです、同じような間違いを犯してきています。 最近、ガルンガンは迎え盆、クニンガンは送り盆とする日本人が増えています。でも迎え盆が先祖の霊が地上に戻ってくる日なら、バリでは神々と先祖の霊が降りてくるのはスギハンの日でとされ、神々と先祖の霊

        noteには何を書こうか、と考えていたけど、ハーブのことも乗せてあるので、引き続き植物のこと書きたい。特に神話に出てくる植物調べられたら良いな。

        マガジン

        • Herb in Bali ② キッチンハーブ
          16本
        • Herb in Bali ① フルーツ編
          21本
        • バリの暦
          6本
        • バリ歴史
          6本
        • アナンダクスマ氏の著書
          5本

        記事

          ウブドのコーヒー事情

          カフェでコーヒーを飲んでいるバリの若者も増えました。30年前はコーヒーの粉を沈殿させて飲むバリコーヒーかネスカフェしかなかったのに、変われば変わるもの。 思いおこせばウブドで最初にエスプレッソ出したのは、多分デウィシタ通りのTutmak。 その後2010年くらいからか、コーヒー専門の店ができ始めたんだけど、その先駆者がスニマン・コーヒー。 市場で買い物の帰りに、ふらっと寄ったスニマンのカフェラテがあまりにも美味しくて、時々行くように。 当時は、外国人がパソコンとにらめ

          ウブドのコーヒー事情

          バリハーブ、最後に

          つぶやき いつも庭仕事をしながら考えるのは、土のこと。 いつの間にかさらさらだった土が、雨の時はべとべとになり、 乾いた時はかちかちになる。 こんな土では植物は育たない。 雑草を刈って捨ててしまったのでは、土は痩せるばかりだ。 自然の変化 地球の危機の気配を感じる今、 我々にできることは何なのか? せめて、私にできることはと考え、 生ゴミは分別して、土に還すようにしている。 いつか我々人間も土に還るのだから… Herb in Bali 10年くらい前に書

          バリハーブ、最後に

          ドゥクンのお話

          バリハーブもこれで終了🙏🏻お付き合いありがとうございました。 1番最初に書いた一般のハーブのデータが少ししか残ってないので、アップできないのが残念。もし見つかればアップしたいと思います。 載せていなかったバリのヒーラー、シャーマン、霊能者であるドゥクンについてのお話。 インドネシアでは、伝統治療、占い、祈祷などを行うヒーラー、 シャーマン、霊能者のことをドゥクンと呼びます。バリでは、バリアンと呼ぶことも多いようです。ドゥクンにはいろいろな種類があり、いくつかに分類されます

          ドゥクンのお話

          シリー (キンマ)

          Sirih Piper betle コショウ科 コショウ属 バリ語  base 英語. betelnuts 日本語  キンマ インドネシア原産のつる性の常緑多年草。ハート型の光沢のある葉をつけ、長さ1mほどになる。白い花をつけるが目立たない。薬効のあるのは葉である。キンマの葉は精油を含んでいる。 温 性 利用部分 葉   せき、喘息、呼吸器の炎症、胃痛、コレステロール     こしけ、 リウマチ, 体臭、 鼻血、虫くだし 作用 炎症止め 鎮咳作用 抗菌

          シリー (キンマ)

          ダダップ

          dadap Erythrina variegata マメ科 デイゴ属 バリ語 dadap / kayu sakti 英語  erythrina 日本語 エリスリナ 別名  dapdap / dadap ayam インド、マレー半島が原産の常緑高木。葉は大きな幅の広い葉を3枚つける三出複葉。高さ15〜20mにもなり、生垣として利用される。沖縄の花デイゴに似ているが、ダダップはとても背が高くなる品種。 冷 性 利用部分 葉  解熱、リウマチ、咳、不眠 花  生理不順 樹皮

          ダダップ

          マーコタデワ

          Mahkotadewa ジンチョウケ科 ファレリア属 バリ語 英語  God’s crown 日本語 ラテン名からパプアが原産ではないかと考えられている常緑低木。高さは1〜2.5m、庭の植木、または鉢植えにして鑑賞できる。白く小さな花は幹から直接生える。真っ赤な実は、直径3〜5cm。実の中は真っ白な繊維質で、中に毒性のある茶色の種が入っている。 中 性 利用部分 実の皮  乾燥させたもの      ガン、ニキビ、赤痢 葉    かゆみ、皮膚のトラブル、ニキビ 作用 抗

          マーコタデワ

          クンバン・スパトゥ (ハイビスカス)

          Kembang Sepatu hibiscus rosa-sinensis アオイ科 フヨウ属 バリ語  pucuk 英語. hibiscus 日本語. ブッソウゲ 東アジア原産、高さ1〜4mの常緑高木。温帯、亜熱帯を中心に約200種類の園芸品種がある。赤、ピンク、オレンジ、白などの大きな花を、一年中咲かせる。一日花で花びらは5枚、中央に雄しべと雌しべが張り出しているが、普通は結実しない。挿木で増やす事ができる。 中 性 利用部分 花  生理不順

          クンバン・スパトゥ (ハイビスカス)

          クミスクチン

          Kumis Kucing orthosiphon spicatus シソ科 ネコノヒゲ属 バリ語  英語   Cat’s whiskers 日本語  ネコノヒゲ、オルソシホン 熱帯アフリカ原産のこのハーブは、アジア、オーストラリアまで広く分布している。高さ50〜150cmになる多年草。茎はやや角ばっていて、濃い緑色のギザギザの葉をつける。白い花は茎の先端につき、白か薄紫のおしべが花から長くのびる。 冷 性 利用部分 全体  尿結石、尿管の炎症、膀胱の炎症、糖尿病  

          クミスクチン

          プガガン

          pegagan centella asiatica セリ科 センテラ属 バリ語  piduh 英語. indian penny wort 日本語. ツボクサ  別名   daun kaki kuda 熱帯アジア原産のプガガンは、小さな根茎を持ち、ランナーをだして地を這いながら成長する。空き地や田んぼのあぜなど、どこにでも生える雑草。ハート型の葉を2〜10枚つける。花はとても小さく白かピンク色。 冷 性 利用部分 全体黄疸、肝硬変、熱、咳、喉の痛み

          プガガン

          トゥムラワック

          Temulawak curcuma xantharrhiza ショウガ科 ウコン属 バリ語 英語  curcuma 日本語 ジャワウコン インドネシア原産の多年草。 漢方ジャムゥに使用される材料のひとつ。高さは約2m、葉の長さは40~80cmで葉の中央が茶色を帯びている。花は土から直接のびて、赤い冠をつけた花が咲く。中がオレンジ色の根茎の収穫は、葉が枯れた後に行う。 ウコンの種類の中でも一番大きな根茎ができる。 冷 性 利用部分 根茎  胆嚢炎、胆嚢石、肝炎、黄疸、食

          トゥムラワック

          スラシ (ホーリーバジル)

          Selasih ocimum basilicum シソ科 メボウキ属 バリ語   Selasih miik 英語    holy basil 日本語. バジル メボウキ インド原産のバジルには、沢山の種類がある。インドではトゥルシーと呼ばれているのはホーリーバジル。料理によく使われるクマンギはレモンバジル。高さ約1m、葉は細長く良い香りがする。花は茎の先端につき、紫色っぽい鞘から小さな白い花を咲かせる。 温 性 利用部分 葉  頭痛、咳、熱、口内炎、便秘

          スラシ (ホーリーバジル)

          シンコン (キャッサバ)

          Singkong manihot esculenta トウダイグサ科 イモノキ属 バリ語  sela kutuh 英語   cassava 日本語  キャッサバ 別名   ketele pohon 熱帯アジア原産で、東南アジアでは広く栽培されている。高さ2m、どんな土壌でも生育する。イモの長さは30〜60cm、茶色の硬い皮に包まれる。中のイモは白っぽく繊維質が多い。有毒な青酸を含んでいるので、処理してから利用する。 冷 性 利用部分 葉   熱、頭痛、リウマチ、下痢、

          シンコン (キャッサバ)