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限界まで頑張らない

頑張ることが美しいことになっている、特に日本。
誰もがあなたを褒め称えるだろう。
「いつも100%頑張っていて偉い!」と
それはとても気持ちの良いものだし、生きがいさえ感じるし、
もっと
もっと!
と、今までよりもっともっと頑張ってしまう。

しかし
まず頑張るには、頑張る方向がある。
間違った方向へ頑張ると、本来自分が得るべきものや目標に遠ざかったり、疲れてしまって終わってしまう。
世の中ムダなものなんて無いと言う人はいるが、私はそうは思わない。

出来れば、
いらない苦労や努力はしないほうがいいと思う。
ただがむしゃらに頑張り続けたらどうなるか?
人には限界がある。
人のエネルギーや寿命は、ある意味持っている貯金のようなもので考えてみると、
がむしゃらにお金を使って、ムダなものを背負い込み、身動きが取れなく、お金も尽きてしまうのととても似ていると思う。

自分が頑張る前に、
どのポイントで頑張るか、
逆にどこで頑張らないか、
をきちんと考えるべきだと思う。

ありとあらゆるものに常に囲まれている中で、
まず断捨離して
そしてどこに何パーセントエネルギーを使うか。

私はそれが出来ずに、
頭がバーストして鬱になってしまった。

全て自分で背負い込んで、
全て100パーセント頑張ってしまった。

だから、
必ず余力を残しつつ
限界まで頑張らないようにする。
誰かが、
「なまけてるなー」
ってマイナスな評価をしても、気にしないように。
どこで頑張るかは、
自分だけが決めるのだ。

#エッセイ #コラム #うつ #備忘録 #限界 #頑張ること

I draw what I saw and want to see. イラストレーター&芸術教育者 只今育児中、心療内科に通うサバイバー