老人と海 アーネスト・ヘミングウェイ

前に老人と海を読んだ時は老人は70歳くらいのおじいさんだと思ってた。でも今回、読み直してみて、70歳でさすがにその体力はないだろうって思った。自分の中でのサンチャゴの年齢を大幅に修正。サンチャゴは50歳代なんじゃないかって今では思う。がんばって60歳代前半。

大魚は「目標」「夢」「成功」のメタファーで、サンチャゴは命をかけて忍耐強くそれと向き合う。手にいれた後、サメに食べられてしまうけれど、最後にサンチャゴは舟の上では見られなかったライオンの夢を見るから、サンチャゴ的にはあれは「成功」だったんだと思う。成功がサメ(成功に群がる人)によって食い尽くされるってヘミングウェイの体験なのかな。

だいたい、底が見えない海の上にたった一人で舟を浮かべているだけでも命をかけていることなのに、それに加えて、そこで何日も大魚と格闘したあげく、サメとも戦うって、living on the edge感半端ない。いけるところまでいってみよう。やれるところまでやってみよう。途中で投げ出さない。逃げもしない。そういう生き方はやっぱりかっこいい。

舟の上の場面はサンチャゴが見たものと彼の独り言、また頭の中で考えていることを書いてある。その視点は面白いなって思った。意識の流れを書いていくって色んな時代の人がやったら絶対おもしろい。色んな人の頭の中覗いてみたい。

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Jessica Dumbell

色んなことに手出しすぎて意味がわからなくなってる。教育、認知科学、文学、芸術、起業に興味がある。英語教育をやってるけど、英語よりもクリティカルシンキングやライティングを教える方が好きだし得意。娘をホームスクール中。パートナーは変人。楽しいことはとりあえず何でも全部やってみる。
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