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23.10.24 櫻井敦司さん


2023.10.19


横浜のステージで3曲歌ったのち、緊急搬送後
この世で最愛にして最高の私の愛(櫻井敦司さん)が亡くなった。

私にとってBUCK-TICK(以下:B-T)という存在は
愛であり、神であり心の支えであり生きる指針でした。
と書くと、盲目信者おつ~となるかと思うんだけど

私にとって、B-Tという存在はそんじょそこらのバンドやアーティストという認識ではなく存在自体が奇跡!至高!

B-T!がいないと今の私はいない
今の仕事もしていない(デザイナーである)というように
B-Tこそが我が愛。我が神と言っても過言ではないのである

2023.12.29にB-Tは毎年恒例の武道館LIVE THE DAY IN QUESTIONを中止し
バクチク現象と題してLIVEを開催した。
その感想を書く前にB-Tへの思い、あっちゃんへの思い
あの日感じた事を書かないと、説得力がないかな?
あと、記録としても書いておきたいと思った。


なかなかLIVEに行けなかった

とはいえ、B-TのLIVEには数年行くことは無かった。
さすがにこの年になると(公表はしないけど、察してほしい位のいい大人)務めている会社の事やリアルな生活がLIVEへの足を遠ざけてしまう。

特に、この数年は母が脳の難病になり早くも介護生活が始まり
その前に勤めていた会社の社長が飛び、月の給料が入らず無給で働くなど
おおよそ普通の人が体験しえない体験をしていたので
毎年B-Tのツアー情報を横目で見つつ「あ~来年には行きたいな」

母が亡くなっても、転職先が暗闇よりなお暗いほどのブラック企業で
まあ、今の会社に落ち着くまで身も心もボロボロになっていたので
行きたくとも行けない状態が数年続いていた。

23.10.19から23.10.24

来年こそは何としても参戦しようと思っていた(※LIVEに行くこと)
そんな何でもないある日。

23.10.19

X(旧Twitter)に不穏なTLが流れた。

胸騒ぎがあった、というのも
ここ最近の櫻井さん(以下あっちゃん)の写真がやせた気がしていたから

2021年音楽と人

だから、ドキドキした嫌な胸騒ぎを気のせい
大丈夫大丈夫って考えるようにした。

23.10.24

その日は自宅で仕事をしていた。
私の会社は週3日はリモート作業、だから普通に仕事をしていた

友人からのLINEがあるまでは・・・
空から重い塊が落ちてきた

ような気がした、目の前が真っ暗になったと言ってもいい
現実ってこんなに重かったっけ?
今何が起こっているの?
皆は何を言ってるの?

今思い出しても、あの日の感情は忘れられない
多分、一生持っていく。

32年間、1日も欠かさず愛してた
なんというのか、色んな愛があると思うが
この世の誰よりも自分よりも愛していた
きっと、おばあちゃんになり
この先、痴ほうになったとしても
忘れることは無いと自信がある
だって、それが櫻井敦司なんだから

今の感情

あの日から心にぽっかり穴が開いている
その穴には蓋をして花をいっぱい飾っている感じ

バクチク現象のLIVEで号泣するまでは
声を上げて泣いたのはあの日だけ
それ以外はうるっとくるが泣くことは無かった
泣けない、なぜか声をあげて泣きたいのに泣けない

心は悲しくてしょうがないのに
でも、バクチク現象のオープニング映像とセンターにあるはずのマイクスタンドがない状態を見せつけられた時

それを認識したとたん
あっちゃんがこの世にいないのだ、もうステージに立つことは無いのだ
もう、我々が生きているあっちゃんを見ることはもう。。。
無いんだ。。。と認識したとたん
やっと泣くことができた。。。

今井さんの言葉

あっちゃんは死んだけど、別にそれは悪いことじゃありません。当たり前のことです。だから、悲しいけど、泣いてもいいけど、号泣してもいいけど、苦しまないでください。死んだことより、いなくなったことより、生きていたということ、存在していたということを大事にしてください…。

スポーツ報知

あの日あの場所に集った人のほとんどが
今井さんの言葉を欲していた
その言葉に救われた

少なくとも私は救われた
その話はバクチク現象の感想に書くけども
私は救われた。

これから

私にとって、あっちゃんは
大人の人でした、初めてTVで見た時から
ずっと先を歩いて、突き進むBUCK-TICK
初めて見て聞いたときから、ずっと感動をくれる
今、自分がいる環境なんてちっぽけで
そこから出てこい!這い出てこい!っと言われている気がして
新譜を出すたびに、買ったばかりのアルバムを店先などで開けては
新鮮な刺激に耳を傾け、胸を躍らせてました

それは今も変わらず
最新が最高のBUCK-TICK
その最高は多分日本の音楽のトップクラスに新しい

それを聞いている自分、最新を知る自分すげぇ。

いつか、追いつき会えるようにと思ってはいたけど
ついには叶いませんでした。
まあ、それは自分の才能がそこまでではあったという事だけど

でも、届くと信じて歩いてきました。
無理ではあったけど、でもまあ、、、頑張ったんじゃないかなっと思います

我々の前を行く、大人のあっちゃんが
突然いなくなり、本当に足元をすくわれたという事はこの事かと思いました

突然、その場に居た地面が無くなったような
そんな気分だし、捨てられた迷子みたいな気分でもあります
でも、別に捨てられたわけではないです
ただ、もう会えないだけ、、、会えないけど捨てられたわけじゃない
だって、今までずっと前を走っていてくれたんだから
見捨てられたわけじゃない、、、

とぼとぼ歩くけど、歩みは止めちゃいけない気がする
だって、BUCK-TICKファンなんだから

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