目的と目標の明確な違いは?
「目的と目標の違いはなんだろう?」
社会人の多くの方が考えたことがあるのではないでしょうか。
ネットで調べると以下のように説明されています。
下記リンク先より引用させていただきました。
「なるほど、目的はゴールで、目標は通過点のことか。」
しかし、ここでまた疑問が湧きます。
「ん?ゴールしたあとどこにいく?
また目的と目標を立てる?
ならそれはもはや目標の連続じゃないか?
なら目的ってなんだ?」
この釈然としない問題を解決するために、
もっとはっきりとくっきりとわかるように、
目的と目標の違いを考えてみたいと思います。
目的とは?
結論からいうと、
目的とは「永遠に追い求めるもの」だと思います。
死して尚、
その想いや願いを
この世に残したいと思えるものが目的。
つまり目的にはゴールがないと思うのです。
たとえば、世界平和。
世界平和という目的は私たちがこの世からいなくなっても、子どもたち、孫の代、さらにその次の代と永遠に続いてほしい願いですよね。
あるいは、環境と人の健全な発展と幸せ。
早い話が環境問題。も、この世が続く限り永遠のテーマだと思います。
つまり、目的というものにゴールはなく、永遠に続くテーマだと思うのです。
目標とは
一方、目標とは「目的に近づくために達成していくべきこと」だと思います。
「Aという目的の為に、Bという目標を1つずつ達成していく。」
という構図です。
例えば、
世界を笑顔にするために、お笑い芸人になる。
(いい例文が思いつかず、すみません。)
このように表現できると思います。
目的と目標の明確な違いは?
つまり、目的と目標の明確な違いは、
ゴールの有無だと思うのです。
目的にはゴールはなく、
目標にはゴールがある。
そう考えると以前より腑に落ちるのではないでしょうか。
よくありがちな間違いは、
達成可能な目標を目的に置いてしまっていることです。
もし目的と称して、数値化して達成できるようなことを設定してしまっているのであれば、それは目的ではなく目標だと思います。
つまり、
達成可能なものはすべて目標と考えていいと思うのです。
1つ例を考えてみます。
メジャーリーガーの大谷翔平選手には、
「世界一の野球選手になる」という目標があるそうです。これは目的ではないと思います。
いまや、押しも押されもせぬ、超一流プレーヤーの大谷翔平選手。
しかしかつては、甲子園やプロ入を目指す普通の(?)高校生でした。
つまり、彼の目標はプロ野球選手になることでした。
そして、それを達成すると、今度は二刀流として成績を残すことを目標にし、それを達成すると、メジャーリーガーになることを目標にし、それを達成すると、世界一の野球選手になることを目標にするという連続を積み上げていると思うのです。
では彼の目的はなんでしょうか?
これはあくまでも推測の域を出ませんが、
彼の目的はメジャーリーガー大谷翔平という存在を通して、世界中の人々に夢や希望、勇気を届けることだとよへいは考えます。
彼は永遠にゴールのない目的にむかって、
世界一の野球選手になるという目標を達成しようと日夜努力しているのだと思うのです。
まとめ
目的にはゴールはなく、目標にはゴールがある。
これが目的と目標の明確な違いだと思います。
「あなたの人生の目的は?」
という問いを考える時は、
ゴールのないことを目的に設定するとよいと思います。
そして、そのゴールのない目的に向かって、
生きている間の命を使ってわたしたちがやるべきことが目標だと思うのです。
今日の記事が、あなたの目的と目標を考えなおす、きっかけになれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?