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6月23日(金) SONYウォークマンの誕生秘話 

おはようございます。

突然ですが、皆さんはウォークマンをご存知でしょうか?

ウォークマンは1979年に発売された、音楽を聞くことができるポケットサイズの音楽プレーヤーです。

30代以上の方は馴染みがあると思いますが、20代以下の方はiPodの特大版といったほうがイメージしやすいかもしれません。

初代ウォークマン
出典:https://www.butsuyoku.net/legend/tps-l2/

ところで、このウォークマン。誕生のきっかけはなんだったのでしょうか

実はウォークマンが生まれたきっかけは、わたしたちが普段見過ごしてしまうような小さな不満でした。


当時は、海外へ行く飛行機の中にはエンタメがなく、皆が退屈していたそうです。

SONY創業者の一人である盛田昭夫氏も例に漏れず退屈していた。

普通であれば、そこで諦めてしまうところですが、盛田氏はそうはならなかった。

会社に戻った盛田氏は、
飛行機の中で音楽を聞けるものを作ってくれ」とエンジニアに開発を依頼し、完成したのがウォークマンだったのです。


今では考えられませんが、当時はまだ音楽は家で聴くモノという時代でした。

音楽を聴くための機材や音楽を保存する媒体自体が大きく、一家に一台という感覚でした。

音楽は現在ほど身近な存在ではなかったのです。

そこに風穴を開けたのがウォークマンでした。

なにせ、”音楽を屋外へ持ち運ぶことに成功した”のですから、それはもう画期的な出来事だったのです。

ウォークマン誕生秘話についてはVoicyで聞くことができるので、紹介させていただきます。

ゲストトークの21分55秒あたりからが秘話になります。

諦めという感情は顕在化しにくい欲求です。

ここで私たちが考えなければならないことは、普段、無意識のうちに諦めてしまっていることの中にイノベーティブなことが隠れているということです。

つまり、人は心の中に言語化することができない様々な悩みや不満を抱えていて、

その言語化することができない悩みや不満を発見しプロダクト化することができれば、世の中に革新を起こすことができるということです。

アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズも以下のような有名な言葉を残しています。


「多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ」


現在のようにモノが溢れている時代においては、
消費者が言語化できてしまう欲求を解消しても、
心を大きく動かすようなプロダクトにはならない。

消費者自身も気づけない潜在的な欲求にアプローチしなければならないのです。

逆に、もしこれができるようになれば、その企業やその人は周囲と大きく差別化することができるようになるでしょう。

自分自身や周りの人が無意識に諦めてしまっていることを発見できれば、ビッグチャンス掴むことも夢ではないかもしれません。


さて、本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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