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卒業式で娘は笑った

気づいたら3月1日。
長女の高校の卒業式の日でした。

コロナのためか、校歌の斉唱もなく、みんなで聴くだけ。卒業証書の授与は代表の子がひとりうけとるだけ。あと、校長先生のおはなしや、卒業生代表の子の答辞。表彰者の名前の読み上げ。それくらい。

泣くかな。とか思ってたんですが、泣くようなところ全然なく。高校の卒業なんて、みんなあっさりしたものです。そのあっさりとした表情が、むしろ大人だなあと思いながら、拍手で退場を見送りました。



わたしは、たまたま退場する道の近くの席でした。スマホを構えながらも、長女が来るのを肉眼でも見たいから、スマホの画面と実際の長女の姿を追って、チラチラと視線をさまよわせてました。

娘のクラス。担任の先生が先頭です。


女の子は同じように髪が長い子が多くマスクが大きくて、我が子でさえわかりにくい…と思いつつ

あ、きたきた

知らん顔で通りすぎるんだろう(今までずっとそうだったから)と思いこんでたら、なんと

こっちみて笑ったんですね〜😊

マスクしてるけど、目が明らかに笑ったんですね〜😊

それが、わたしすごく嬉しくてですね〜😊

なんかすごーく嬉しくてね〜😊

あぁ、大人になったな〜って、思いました。

笑ったよ〜

いま思い出すとなんだか泣けてきました。

ちょっと笑っただけなのにな。

いつもいつも笑わないわけではないのに、わたしのなかではそれがかなり意外な気がして

笑ったよ〜😂

なんでこんなに嬉しいのかしら。

なんでかなあ

高校での3年間に、娘自身が○印をつけたような気がします。

わたしは別に感謝の言葉がほしいわけでもないし、どうでもいいです。

本人が納得できればそれが何より。

最後にいい笑顔見せてもらえて嬉しかったです。

制服姿、もう終わりなのが、寂しいなぁ。


式が終わったら、部活で仲良くしていたママ達と、娘たちに負けず写真を撮りました。

そして、とってもたのしみにしていた、彼とも初めてあいさつしました。とっても良さそうな子で嬉しかったです。なんと、若い頃のパーにかなり似ています。性格もパーに似てるらしく、いつも長女はパーのことボロカス言ってるくせに、実は結構好きなのね〜と言うと、長女は「屈辱😊」と言いました。

学校で娘とわかれ、ママ友たちとお茶に。現在の娘たちのバイト情報や、大学生活どうなるのかな?とか、一人暮らしする子の準備の状況など、いろーんな話をして

なんだか、気持ちがほかほかしながら
帰りました。

高校、ありがとう。
青春のおともができて、楽しかったです。

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