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世界ライトフライ級2団体統一王者 寺地拳四朗

 現WBA&WBC世界ライトフライ級統一王者。24戦23勝(12KO)1敗。具志堅用高氏の防衛記録13回を抜くと言われていたチャンピオンだが、2021年9月22日に行われた9度目の防衛戦で、10回2分59秒まさかのTKO負けにより、王座陥落と共に防衛記録も8でストップする。この試合数週前、寺地選手はコロナに罹患しており、コンディションに不安があるとの噂が有った。また、寺地選手のボクシング🥊は、
ポイントが思うように稼げず、4回、8回の公開採点では、矢吹選手のリード。挽回する為、打ち合いに出た寺地選手だったが、被弾。ダメージ蓄積も有り、TKO負けとなった。
 一時は引退の噂も有ったが、自分のボクシングスタイルを変える事に成功。攻守共にバランスの取れた寺地選手は、2022年3月19日に王者矢吹選手とダイレクトリマッチを行い、攻撃的なボクシングで、3回1分11秒KO勝利でWBCの王座奪還に成功。
 続く2022年11月1日には、WBA同級王者だった京口選手と日本人同士の統一戦を行う。
終始流れを掴んでいた寺地選手が、7回2分31
秒TKOで勝利。WBC&WBA統一王者となる。
 その後の防衛戦2試合も、危なげなくKO勝利。直近のカルロス・カニサレス戦は、被弾し、途中苦戦するも何とか逃げ切り、2対0の判定で防衛に成功した。現在32歳。まだ、衰える年齢ではないが、もう一度ボクシングスタイルを見直すと反省の弁が聞かれた。
(被弾が多過ぎたかなと。)
 本人は、4団体統一を目指すようだが、次戦については、未定である。ちなみに、IBF王者は、南アフリカのシナベティ・ノンティンガ選手。WBO王者は、プエルトリコのジョナサン・ゴンザレス選手である。

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