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伊豆山稜線歩道ロングトレイル

伊豆半島の西側に位置する天城山縦走路は、天城高原ゴルフコースから始まり、全長43kmにわたるロングトレイルです。4月8日から9日の二泊三日で、昨年と同じく修善寺駅から東海バスに乗り、天城峠バス停からトレイルを歩き始めました。

旧天城トンネル

DAY1 天城峠ー古峠ー二本杉峠ー滑沢峠ー三蓋山ーツゲ峠ー猫越峠ー猫越岳 
    ー後藤山ー仁科峠ー風早峠ー宇久須峠(テント泊)

DAY2 宇久須峠ー魂の山ー土肥峠ー南無妙峠ー棚場山ー船原峠ー伽藍山
    ー達磨山ー戸田峠ーだるま山高原レストハウス

天城峠バス停から旧天城トンネルを過ぎ、天城峠の急登を登りきると、前半の三蓋山手前まではほぼ平坦で歩きやすいトレイルが広がります。針葉樹と終わりかけのヤマザクラ、マメザクラのコントラストが美しく、時折快晴の中で富士山が見える景色に心が躍ります。

三蓋山の稜線に出ると予報通りに風が出始めますが、雨の影響はそれほど感じられず、トレイルも水は出ていますが泥濘んだ場所は少なく、歩きやすい状態。後藤山を過ぎて仁科峠展望台に到着すると、岩の上では立っていられないほどの暴風が吹いており、テント泊が心配になるほどのレベルです。

UL(ウルトラライト)を重視し過ぎて持ってきたテントはワンポールのSixMoonDesigns Lunar SoloとLOCUS GEAR Khufuで、風に飛ばされることなく安眠できるか不安。また、ペグを打ち込むことができる場所が限られ、重しになるような石も少ないため、自立式のテントが有利だと感じます。

風は強く、海風も冷たく、体感的に寒いです。朝には氷点下ギリギリの気温まで下がっていました。しかし、雲がなく最高の沈む夕日と登る朝日を見ることができ、稜線を歩くことでテンションが上がります。

快晴の朝で、最高の天候の中を歩くことができました。雨上がりの天候や強風の中のキャンプは心配でしたが、トレイル自体は歩きやすく、自然の中での鮮やかな景色を楽しむことができた。伊豆半島の西側に広がる天城山縦走路は、自然の美しさとロングトレイルの魅力を存分に味わえる素晴らしい場所であることがわかります。


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