エッセイ__1_

#02 夢と希望をのせて 。【美容師として生きる】

今から10年以上前、まだ美容学生の頃

僕は『どうしようもない奴』でした

美容師って仕事はなんとなく高校の時から憧れていた

その理由はただ

「オシャレでカッコイイ」

そんなイメージでした。

大学行くにもなんか気が進まない。一応大学受験はする予定だったけど

学校とバイトの両立の中で
あっという間に高校時代が過ぎていき
進路を決めなきゃいけない時に

「美容師になってみたい」

これが今から美容人生の始まりだった。

でも理由は簡単で「オシャレでカッコいい」それだけ。

特に器用でもないから周りからは「大丈夫?」と無意味に心配されました。

無事に高校を卒業して美容専門学校に入学しました。

実際この時は美容師になろうと思った時の気持ちはあんまり無かったと思う。

とにかく専門学校は厳しかった。
かなり。

想像と全然違った。

入学してからも自主退学がいてビックリした覚えがある。

でも正直まだ学生だったし、楽しかった。

高校と変わらずバイトして遊んでの繰り返し。
まったく専門学校の勉強なんてしてない。

本当は勉強してないんじゃなくて逃げていた。

初めて授業を受けた時に内心「これは無理かな」と思った。
本気で。

パーマの練習、カットの練習など全て成績が下の方。


勝手に美容師に向いてないと決めつけて

逃げていた自分から

こんなもの出来ると思っていたから余計に

でも専門学校の2年目の途中までずっとそんな感じだった。

卒業だけして違う仕事すればとかも考えていた。

今思えば本当ダサい奴。中途半端だし

これだけ言っておいてなんですが

今の自分が「この時の自分を偉いな」って思った事があります。

『自分の弱さ』に気付いたから

なんかあったらやらずに終わるっていう性格を変えたかった。

カッコ悪いって思えた。

それは別に誰かに言われた訳じゃなくて。

あの時は本当に不思議だった。

自然と思えた。

だから

自分自身が本気で変わろうと思えば変われる

と今でも思っている。

変わってくる途中から少しずつ

「夢と希望」を口にするようになった。

自分を励ますつもりで。

美容学生時代に大きな事を学びました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

ジミーでした。

自信と励みになります。