「メルカリ」販売体験を通じて感じたこと。

誰もが知っているフリマアプリのメルカリ

おそらく、すでに多くの人が使っており、
これを読んでいる人の中にも利用したことがある方も多いでしょう。

実は遅れているとは思うのですが、
最近ある理由でメルカリを使い始めて
本日、初めて出品していた商品を購入して頂きました。

そこから、色々と感じることがあったので、
忘れぬうちにまとめておこうというのがこの記事になります。

大分長くなってしまいましたが、
是非読んでいただけると嬉しいです!

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【サマリ】
①モノが売れることの喜び
②適正価格とは?~価値と価値~
③エンドユーザーと繋がれる


【詳細】

①モノが売れることの喜び

まず、今回メルカリを始めた理由は2つあります。

1つは、最近引っ越しをして、
処分するものとかがあったので、
それなら前から興味を持っていたメルカリを使ってみようと思ったからです!

そして、もう1つはECの勉強がしたかったから。
どういうタイトルで、どういう説明で、どういう写真で、
どういう価格なら買ってもらえるのか。
そんなことを勉強したかったという事があります。

初めての販売を通じて一番最初に感じたことは、
『モノが売れるって、こんなに嬉しいんだ』
という事です。

本当だったら、処分する予定だったものが、
誰かにとっては必要なものであるということ。

私はこれがすごくうれしかったです。

私が作ったものでは無いですが、
世の中にある商品はどこかで誰かが生み出したものです。
それを、流通とか小売店とかいろんなものを通して、
消費者に届けられています。

色んなものを通すので、
どうしても消費者と生み出した人の距離は離れて、
顔は見えなくなってしまいます。

しかし、

「売れる」という事は誰かにとって必要だったという事。
「売れる」という事は販売ができたという事。
「売れる」という事はちゃんと届けられたという事。
「売れる」という事は誰かが必要なものを生み出せたという事。

それぞれがそれぞれの仕事をすることが、
一つの販売という事につながっているという事。

働くっていいなって。

私はこの一つの販売を通して、こんなことを感じました。

②適正価格とは?~価値と価値~

よく、適正価格という言葉を聞きますが、
この意味ってどう考えますか?

おそらく、多くの人は「商品に対する適正な価格」と考えると思います。

ですが、今回の体験を通じて感じたことは、
商品に対してではなく、

売り手と買い手が感じる”価値”に対する適正な価格
だという事です。

??って思う方もいると思うのですが・・・

まず、500mLの水を想像してみてください。

次に、仕事のお昼休みにコンビニで食事を買っているシーンを想像してみてください。
おにぎりを買って、チョコレートを買って、
食事と一緒に飲む飲み物のコーナーに来ました。

コンビニで販売している「500mLの水」は、
価格としては100円程度でしょう。
これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、
おそらく、あなたにとっての適正価格は100円となるはずです。

さて、次は真夏の砂漠を想像してみてください。
汗はたらたら、喉はカラカラ。歩いても歩いても砂景色。

そんな中、たまたま商人と出会い、
「500mLの水」の販売をしていました。

しかし、金額は1000円です。

砂漠に行ったことがないので現実味は薄いかもしれませんが、
おそらくほとんどの方は購入するのではないでしょうか。

ここで購入しないと、
次はいつ水分補給できるかもわからない。
そう考えたら購入をする人は多いと思います。
また、1000円という価格に対しても、
安いと感じる人でさえいると思います。

私はこれこそが、
「売り手と買い手が感じる”価値”に対する適正な価格」だと思っています。

メルカリでも、
出品者が「○○円で売れたらいいな」と価格を設定し、
利用者は「○○円だったら欲しい!」となることで取引が成立します。

出品をする際も、購入をする際も、
もちろん市場価格というものは参考になると思います。

しかし、最終的な決定材料は、
お金という指標で設定されている”価値”だと思います。

だからこそ、適正価格というのは、
モノのコストももちろんですが、
売り手と買い手が感じる"価値"が重要なのではないでしょうか。

③エンドユーザーと繋がれる

メルカリは商品の取引が完了した後に、
購入者の方に対してメッセージを伝えることができます。

今回、私は商品購入の御礼とメルカリで初めて販売をした相手という事を伝えました。

そうするとご返信を頂き、
逆に御礼を言われてしまったり、
また、購入して頂けた理由を知ることができました。

①の部分でも記載しましたが、
普段の販売の中では消費者と製造者は遠い位置にいるため、
なかなか消費者の声を聞くというのは難しいと思います。

「なぜ購入して頂けたのか」ということ以外にも、
消費者の声はマーケティングにおいて最重要な情報だと思っています。

どんなところにヒントが転がっているか分からないものだと思っています。

その消費者と直接つながることができるというのは、
改めて重要だと感じました。
また、購入をして頂けた御礼を伝えることができるというのも、
消費者との関係において重要な事だと感じました。

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さて、ものすごく長くなってしまいましたが、
ここまで読んでくださりありがとうございました。

今の世の中はモノやサービスで溢れかえっています。

例えば今回のメルカリも、
オーダーメイド品の販売チャネルとして使ってる人もいれば、
いらないものの処分場として使う人もいれば、
ECの勉強として使っているなど、
一つのモノやサービスも人によって使い方も感じ方も違います。

その、モノやサービスをどのように使うかは自分次第です。

今回のメルカリの販売体験を通じて感じた事を、
私は仕事に活かしたいと思っています。

そして、この記事を読んでくださった方が何かを感じるきっかけになったらいいなと思います。

最後に、
メルカリさん、そして私のメルカリの初めてのお客さん、
素敵な体験をさせていただきありがとうございました。

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