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頭のなかにある思考のエッセイ

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自分のなかにもやもやと浮かぶものの輪郭をとらえたくて綴る、文章の置き場所。主に自分のための言葉たち。
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2021年4月の記事一覧

「頑張らない」を始めて気づいた大切なこと

頑張りすぎて、疲れてしまう。 自分は頑張らないと人並みになれないから。頑張らないと置いていかれるから。そう思って、無理をしていた。 ……ただ、頑張っても、頑張っても、自分が報われることはなかった。 何かを成し遂げたって、常に「明日は置いていかれるのではないか」という恐怖。認めてもらえたって、「これからもずっと認められなければ価値がない」と頭の中で鳴り響く声。 いつだって緊張していて、無理をしていて、疲れていた。 でも、ある時、ふと気づく。そんな風に自分に鞭を打って苦

期待に押しつぶされそうになる時は

受け取る期待で、押しつぶされそうになる時が、ある。 「期待されるなんて、ありがたいじゃない」 そう思える日もあるけれど、心が疲れてぐにゃぐにゃな日は、そんな風に思えなかったりする。 期待に応えなきゃ、失望されないようにしなきゃ。そう思えば思うほど、身体は重くなり、気持ちは暗い水の中に沈んでゆく。 今日書くのは、自分がそうなった時に、いつも思い出すようにしていること。 人はそれぞれ自分勝手に生きてる 期待が重荷になってしまったとき、まず大前提として「自分も他人もそれ

自分を好きになれた理由

自分には何かが足りない。というよりも、多くのものがぜんっぜん足りない。 みんなが当たり前にできることが、わたしにはできない。 社会に適合しようと努めても、いつだって外側にいるような気分。 こんな自分はダメで、バレないよう隠さなきゃいけないし、どう考えたって好きになれない。 そんな気持ちがどんどん膨れ、自分のことを嫌いになりすぎて、もはや息ができないような苦しい日々。ひとり、泥の中に沈んでいくような。 「このままではいけない」と思った。 というか「このままでは生きて

自分らしく働くために大事なこと

「自分らしく働きたい」 会社員を辞めた2013年からずっと、わたしが思っていること。 でも「自分らしく働く」って、いったい何を指すのだろう。 こればっかりは、誰かに聞いても、本を読んでも、明確な答えは出てこない。だって、自分のなかにあるイメージなのだから。 その「自分らしく働く」のイメージが、ハッキリくっきりと見えていれば苦労しないのだと思う。だけれども、実際のところ、ぼんやりとしか見えていなかったりする。 うっすらと、漠然と、でも確かにそこにある「自分らしく働く」