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頭のなかにある思考のエッセイ

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自分のなかにもやもやと浮かぶものの輪郭をとらえたくて綴る、文章の置き場所。主に自分のための言葉たち。
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2021年8月の記事一覧

嫌われるのが怖いのは

頼まれごとにNOと言えず、相手の顔色ばかり伺って返事をしてしまう。自分の意見よりも相手の機嫌を第一に考え続け、いつの間にか「自分」がわからなくなってしまうほどに。 どこに居ても休まらない気持ちに、息が詰まる。 波風立たせないよう、自分をぐっと押し殺す日々。 あの時のわたしを、覆い尽くしていた感情。 それは「嫌われるのが怖い」という恐怖だ。 もしも、嫌われてしまったら……。 わたしの存在意義が、生きている価値が、そして居場所が、なくなってしまう。嫌われないように、置いてい

変化が怖いと身がすくむ自分に

既に手の中にあるものを手放すのは、どうしてこんなに怖いのだろう。 例えば、今手にしているものを手放すことで、自分のやりたいことがもっと自由にできるとして。 「手放した方がいい」と直感ではわかっていても、それでもやっぱり「手放して上手くいかなかったら…」と思考が怖がって、なかなか手のひらを開けなかったりする。 頭の中のわたしの体が、すくむ。 「やっぱりやめておこうよ、だって先が見えなくなるなんて、怖くて耐えられないじゃない」 *** 昨年の夏からずっと、頭の中の同じ

「思考のお手本」をインストール

「性格が良くなりたい」と、ずっと思っている。 特にここ1年は、それ以前よりもよっぽど、その気持ちがむくむくと膨らんでいる。 「性格が良くなりたい」と思うのはたいてい、瞬発的に反応した結果、自分の嫌な部分がぽろりと露呈したとき。 例えば、イライラしているときに話しかけられた際の返事。誰かの影響で自分が損をしたときの反応。怒りや戸惑いを伴うコミュニケーションの中でのやり取り。 冷静にじっくり考えられる場面では、自分の嫌な部分はある程度抑えられる(それでも滲み出ることも多い

必要のない我慢をしているのかも

夏だというのに、肌寒かった日の夜。 湯船に入ると、お湯が少しぬるい。追い焚きのボタンを押して、給湯口から熱いお湯が出てくるのを足先で捉える。 ぼんやりしながら数分を過ごしてもなお、熱いお湯はぼこぼこと吹き出し続けている。ちょっと熱くなってきたな。足先を引っ込めて、体育座りをするかたちで熱いお湯を避ける。 そこで、ハッと気づく。 「いやいや、我慢なんかせずに追い焚きを止めればいいじゃん」 *** こんなふうに、必要のない我慢をしている自分に、たびたび気づく。 カフェ

8月の日々

この1カ月は、きっとあとから振り返った時のターニングポイントになる。 そう思いながら、駆け抜けた8月。 最終週はnoteをしっかり書く余力が残っておらず。 でも、今感じていること、きっといつか自分は読みたくなる。 そう思って、今日は日々の徒然記録を。 *** 8月は、じぶんジカンの過去最高注文数をやすやすと超えていった。 理由はいろいろとあるのだけども、どれもわたしたちが起こした行動というよりは、自分達以外の誰かのおかげ。つまりラッキーパンチ。ひとつひとつは書かない