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頭のなかにある思考のエッセイ

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自分のなかにもやもやと浮かぶものの輪郭をとらえたくて綴る、文章の置き場所。主に自分のための言葉たち。
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2023年9月の記事一覧

「なんてハードモードな世界なんだ」って、しょっちゅう言ってる。

ことある毎に、人生に絶望してる。 「なんてハードモードな世界なんだ」とか「もう疲れちゃったよ」なんて心の中で呟くことは日常。本当に疲れ切った時には、ぽそりと口から漏れたりもする。 だってさ、どう考えても自分の仕様はこの世界を生き抜くのに向いてない。人よりHPが少なく、元気に起きていられる時間も短いし、乗り物に1時間乗ったらぐったりしてしまう体である。たくさんの人と関わるのも得意じゃなく、群れで行動するヒトの社会で生きるのは茨の道。それでいて人並みに感情を持っているのも、ま

日常から、自分を引き剥がして

次から次へと「考えるべきこと」が流れてくる日々の中では、「目の前のことをどうするか」を考えるのに精一杯。 それが生きるってことだとも思うし、今の一歩の連続が「これから」をつくるから、大事なことだとも思う。 ただ、わたしは欲深いから、「もっと大きな視点でも考えてみたい」なんて思ったり。 それでもやっぱり日常の中では、どうしても目の前の課題解決にエネルギーを使いたくなる。 だから、日常から離れる時間が必要。ということで毎年、年に2回ほど、日常から離れて考え事をする時間をも

乾いた心、低空飛行の日々

心が折れる出来事にうまく対処できなくて、不恰好に折れたところからみるみる枯渇し、ずっと精神が低空飛行をつづけていた8月。 大好きなはずの夏、今年はどうも楽しめず、重いままの心と、暑さとエアコンの風にやられた体で気怠い日々が流れる。 そういう時にできるのは、目の前のことをコツコツとやることだけ。 自分が渇いているうちは、未来のことを考えても「どうせ」と後ろ向きな気持ちが脳内でずっと囁く。だから「考える」は、自分が潤ってから。 今は、目の前にあること、今できることを、誠実