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頭のなかにある思考のエッセイ

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自分のなかにもやもやと浮かぶものの輪郭をとらえたくて綴る、文章の置き場所。主に自分のための言葉たち。
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2024年5月の記事一覧

もっと堂々と生きたいと思った

もっと堂々と生きたいと思った。 山のように悠然と 鳥のように胸を張り 猫のように泰然自若と 毎日わたしの目に飛び込んでくる自然の在り方を見習って。 わたしもちゃんと、自然の一部として。 物心ついた頃にはもう、俯きがちな人間になっていた。 子どもの頃から背が高く、それを隠したかったからとか、そういう物理的なこともあったけれど、たぶんそれだけではないだろう。 わたしは「わたしであること」の自信を持てていなかった。 「自分は生きていていいんだ」という感覚を失ってい

誰かに頼ることは、よい流れをつくること

誰かに頼るのが、ずっと苦手だった。 なんでも自分でどうにかしようとしたり、人に任せられず自分だけで背負ったりして、頭がパンクすることが多々あった。 しかし都市から自然豊かな静岡県伊豆高原に越してきて、圧倒的な自然と、今の自分のスキルやリソースではどうにもならないことに直面し、ようやく「どんどんプロに頼ろう」と思うようになってきた。 ある程度インターネットで調べたら、プロに問い合わせしてみる。とりあえずお見積もりだけお願いしてみる。わからないことは、抱えすぎずに誰かに相談

自分の根っこにあるものを、たまに覗いてみる

もう何年も読んでる占いがある。石井ゆかりさんという方の星占いだ。 わたしは特別占いを信じているわけではなく、スピリチュアルの世界も「まあそういうこともあるのかもね」ぐらいの感覚なのですが、石井ゆかりさんの星占いは文章と表現がとても好きで、20代の頃から愛読している。 ある日の占いが冒頭に載せた文章で、わたしは「ああ、それは今の自分にとって必要なことかもしれない」と思った。 なんとなくの感覚として、最近のわたしは「最近のわたし」に支配されすぎているような気がしていた。それ