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へたくそと笑われたって

「ノートの表紙デザインが気に入ったので購入しました」

最初はフォロワーさんやもともとわたしのブログを読んでくれている方が手に取ってくれていた自己分析ノートやNERUMAE NOTEも、徐々に「マツオカミキを知らない人」が手に取ってくれている感触があります。

BASEには購入してくださった方が購入時にコメントを残せる「備考欄」があるのだけど、マツオカミキを知らないであろうお客さんが、たまに備考として「デザインが気に入って、商品概要を見たら欲しくなったので購入しました」などと書いてくださることも。

中身はもちろん、表紙のデザインも「持ち運びたくなるもの」「毎日見たくなるもの」など商品ごとにテーマを決めてこだわって作っているので、とても嬉しいです。

ただ、この表紙デザイン、最初は自分でやっていいものかどうか迷いました。というのも、わたしはデザインについての経歴はゼロで、言うなればど素人だからです。

(実は今年の最初にデジタルハリウッド大学で3ヶ月間のWebデザイン講座を受講したんですが、途中で入院したことなどもあり、最後まで受けられなかったのはココだけの話…笑)

もっと上手くなってからの方がいいかなあ。プロにお願いした方がいいかなあ。

そんな考えも当然よぎりましたが、自己分析ノートもNERUMAE NOTEも、自分でデザインすることにしました。そして結果的に、そのデザインを「気に入った」と言ってくれる人がいる。

もちろん、プロから見たら言いたいことがあるデザインかもしれません。プロの方にお任せしたら、もっと違う、新しい何かが生まれるかもしれません。

ただ、今のじぶんジカンのフェーズでは、何よりも「自分がほしいと思えるもの」をだいじにしています。幸い今は素人でも簡単に使えるデザインツールもあるし、「自分がほしいデザインのノート」は自分でつくれそうだな、と思ったからこそのチャレンジでした。(それだけ、自分がほしいノートのイメージが明確だったこともあるかも)

「上手くなってからにしよう」と思わずに、とりあえずやってみようと思ってやってみて良かったなあと思います。

上手くなってから、資格を取ってから、キャリアを積んでから、こういう言い訳をして挑戦を後回しにしがちなんですが、それではいつまでも挑戦できないなんてことは、さすがに30年間生きてきて、もう気づいてます(笑)。

だから、言い訳せずにやってみる。やりたいなら。

その結果、下手くそと笑われるかもしれないし、悔しい思い、惨めな思いをするかもしれない。

でも、想いを持って、一生懸命に取り組んだものは、必ず誰かがみていてくれるから。今は不恰好でも、自分のこれからに期待してくれる人や、一緒に走ってくれる人が見つかるかもしれないから。

正直、新しい商品を「つくりました!」と出すことは、今でもめちゃくちゃ怖いです。「何これ?」って言われるかもしれないし、誰も必要としてくれないかもしれない。

それはたぶん、じぶんジカンとして文房具や雑貨を企画するようになってからの話だけではなく、その前のフリーランスになってからずっとかもしれない。ブログを書く、記事を書く、何かイベントをやる、などなど。(そして結果的に下手くそ!とか何これ?と言われたことも、もちろんある笑)

でもその「怖い」から逃げずに、下手くそでもぶち当たってきたからこそ、今こうして少数でも応援してくれる人や期待してくれる人たちがいるのかな、なんて思いました。そういう方々の存在は、本当にありがたい。

まだ上手くなくたって、やってみたいならやっちゃおう。いま上手い人だって、きっとそういう時があったはずだからさ。

自己分析ノートやNERUMAE NOTEは、こちらからどうぞ。







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