こんにちは。じぶんジカンスタッフの岡本です。

私は読書がすごく好きなのですが、

好きな作家さんの１人に吉田篤弘さんという方がいます。

吉田さんの作品の中でときおり出てくる「太った時間」ということば。

このことばが、すごく好きです。

昔は時間が太っていてのんびりしていたけど、

今は節約・効率ばかり追い求めて時間が痩せていってしまっている。

いや、本当にそうですよね。

自分もまだ30年ほどしか生きてませんが、

昔より効率化を求めて様々な技術革新がなされたり、考え方もより無駄をなくす、シンプルに伝えるという方向に進んだりしている気がします。

もちろん、どちらが良い悪いなんてことはないです。

ただ、「太った時間」がもう少し世間から大切にされても良いよなぁなんて思ったり。

たまには、１日ぼーっとして何もしない日があっても良いし、

たまには、めちゃくちゃ効率悪いけど、ゆっくり仕事して夜遅くまでマイペースに仕事しても良いし、

必要のない機能ばかりある商品があっても良いし、

そんな無駄が、人の心をゆたかにすることもあるかもしれません。

じぶんジカンは、太った時間を少しでも大切にしていけたらなぁなんて、

私は勝手に思ったりしています（ぼそっ）。