見出し画像

2024年4月:新しい自分探し

新年度スタートの4月。星よみでは、12星座最初の太陽おひつじ座期間で、”本来なら”考えるより動く、スピード感のある4月のはずでした。ただ今回は、4月2日から25日まで水星逆行がおひつじ座で起こり、数秘は3の月で、本来の直球4月ではないという予報でした。

それを踏まえて、これまでを振り返って新しい自分を探す期間として行動してみました。今までを振り返る=内観となると苦手ですが、面白い1カ月になったので、記録に残してみようと思います。

1.新しい自分探し期間にした理由

冒頭で少し触れましたが、1番の理由は星の流れ(おひつじ座での水星逆行)です。数秘や二十四節気の視点も加えていくと、”楽しんでみる、流れに任せてみる”というイメージがわいたので、トライしてみました。

(1) 星よみ視点

星よみでは、先ほども書いたようにメインは太陽おひつじ座期間。おひつじ座は12星座のトップバッターで、何もない場所に新たな道を作っていく強いパワーを持った星座なので、新年度の真新しい環境で自分を魅せていく時期にピッタリ。未知の領域に足を踏み入れている場合もあるので、目の前のことに一生懸命、エネルギー配分がわからず、わき目も振らず(振れず)フルパワーしていくのがこの期間と言われています。

この期間に、今回は水星逆行というイベントが起こっていました。水星は知性の星と言われていて、世の中で見るときは、情報・通信、コミュニケーション、交通を表すとも言われますが、逆行(リバースモード)になるということは、前に進めない・滞る・見直しをするとなります。ネット環境が乱れるとか、交通機関に乱れが出る、交渉事がうまく進まないなど…と言われるのがこれ。今回はおひつじ座での水星逆行だったので、自分にフォーカスが当たっているように思いました。例えば、新しい環境で自己紹介(アピール)したけど、思うようにコミュニケーション取れてないな…とか、新しいことを始めてみようと息巻いてみたけど、なんかイメージと違う(うまくいかない)…とか。

水星逆行の本来の意味は、"今までのやり方はこの先通用しないよー。一度立ち止まって考え直してみて"という強制振り返り期間(by経験談)だと思うので、普段と違うやり方を試しながら、一番適している手段を開拓する期間なのかなと捉えるようになりました。

結果、本来のわき目も振らず全力投球…とはならず、複数の選択肢をあれこれ試して、自分探しをする期間だったのかなと思います。

(2) 数秘視点

本来の4月の4という意味は、土台をしっかり固める集中力があるような期間です。2024年の4月は数秘3で、ここに3のエネルギーが掛け合わさります。3は子供のように好奇心旺盛で視点が定まらなかったり、一度壊してみることを恐れない(=工夫する)ことを意味して、この4月は"工夫や試行錯誤を楽しむ"ことがテーマでした。イメージとしては、土台をしっかり固める前段階で、土台を固めようとした場所を掘り返して土壌を確かめたり、もっといいとこないかな?と模索しているような印象でした。

この時点で、上の(1)星よみとリンクするのが、一点集中ではなく寄り道感。一点集中したいときには邪魔が入るようで嫌でしょうが(笑)、"寄り道に次に進むヒントが隠されているから、ゲーム感覚で楽しんでみて!"と言われているような期間だったのかなと思いました。

(3) 二十四節気視点

4月の二十四節気は清明と穀雨という期間。清明は文字のイメージからもわかるように、日に日に春の陽気を感じるようになって、清らかで明るい清々しさや軽やかに動けるようになってきたことを表します。(1)星よみで言うと、エネルギッシュなおひつじ座とリンクします。

穀雨は雨からもイメージできるように、潤いが出てきます。春土用の季節のリニューアル期間でもあり、気候、気温、そして心身の揺らぎが大きい期間でもあります。(1)星よみでいけば、太陽がおひつじ座からおうし座へ移行する時期にあたりますが、そのころから季節のリニューアルが始まるということで、一度土台を掘り返して、手放すものと残すものの見直し作業をするのかな?というイメージがしました。

(4) まとめると…

いつも通りにはいかず動揺し、"自分とは?"を考えさせられる期間。自分リニューアルが必要だよと言われてる…と捉えて、流れに任せていつもと違うことを楽しみながら、しっくりくる新しい自分を探す期間なのかなと考えた、というのが理由です。

2.私の自分探しキロク

(1) 星よみ仲間さんたちとのお話し会

私が開催するイベントでも"自分を知る"をテーマにしましたが、個人的にも自分を知るため、星よみ仲間さんたちとお話しする機会をいただきました。

内容も、かなりコアに迫る自分の中のさそり座についての話と、出生図鑑定を小惑星を含めて読んでいただくというもの。出生図鑑定にしても、結局ディープなさそり座の話題が満載で、どれもこれも今まで星よみで味わってこなかった濃厚な内容でした。

ネイタルに女性性の星座が少なく、今までないがしろ状態にしていたこともあって、いろんなツケが回ってきた数年間でしたが(笑)、あらためて自分を違う視点から見てみて、そう言われてみればさそり座っぽい行動しているな…なんてことが掘り返されて、自分の中のさそり座を認めたうえでの新たな土台作りができそうな気がしています。

(2) いつもと違うを選ぶ

水星逆行中は、道は渋滞しやすかったり、お買い物は思ったものとは違う(ガッカリ…)ってことが起きがちですが、寄り道を楽しめとのお達しなので、ひたすらトライしてみました。水星逆行生まれもあってか、水星逆行中は予想以上に早く目的地に着きやすいことが経験上わかっていたので、ある意味チャンスだったのです。

4月は海水温熱に頻度よく通い、そのたびにルートを変えて行きました。割とナビに従わない(従えない)タイプですが、素直に応じてみたらスムーズに着いたり、素直に応じすぎて細い道(超最短ルート)を案内されてアタフタなんてこともありました。笑

ただ、時間に余裕がある分アタフタも楽しめるし、ホントに寄り道する時間まで確保できて、流れに任せるの意味が理解できた気がしました。道中で見つけた神社が素敵で、たまたま誰もおらず、貸し切り状態でお花見もできました!

普段よく行くお店も、直感で店舗を変えてみたり、直感でいつもと違うオーダーにしてみたり。同じお店のようでちょっと違う新鮮さを味わえたり、道中で気になるスポットを見つけたり。"こういうのは好き/嫌い"というのも、あらためて感じることができるいい時間になりました。

3.自分探しでわかったこと

月おうし座の私は心配性なところがあって、できれば安心できる同じものでいたい病や、事前に調べておきたい病がありますが(笑)、この期間でいろいろ経験したことで、結局出会うものは用意されていて、自分で調べるものではないのかも?と感じるようになりました。不安は不安ですが、自分を信じることでいいご縁に出会うんだなという経験値が増えたことで、ガチガチの月おうし座を少し緩めることができたかも!と思いました。

自分探しって今までを一度洗いざらい振り返る、見つめ直す、ちょっと(いや、かなり)ダークな作業だなと思っていましたが、内観の方法もいろいろだなと前向きに捉えることができました。
深いところに一点集中していくというより、一度めいいっぱい遠くまで離れてみて、意識を散らす方が(表現力…笑)自分を知れるのかもしれないと感じたいい1カ月でした。

4.ちなみに2024年5月は…

5月の5は変化、挑戦、刺激、交流、旅(移動)、自由(フレキシブル)という意味があり、GWをイメージするとわかりやすいかなと思います。今年の5月は数秘4で土台がテーマになる期間となります。流れ的にいえば、4月にリニューアルするための見直しが入り、5月に新たな形で土台を固めていく=挑戦かなと予想しています。

少し先の話になりますが、5月後半から太陽かに座期間に入ることと、春分図で見た2024年のテーマがかに座であったことから、家族や身近な仲間との繋がり・心安らぐ場所(土台)が4月に見直され、5月に変化(新たな挑戦)があり、6月に一つのヤマがあるようにも思います。(いずれにせよ複数人の前に単数(自分自身)に向き合うことは必須ですが。)

個人的に4月の自分探しはかなり濃厚でしたし、太陽ふたご座の私としては、木星ふたご座や天王星ふたご座期間がやってくるので、大きな変化が来そうな予感はしています。新たな土台作りにも少しずつ向き合っていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?