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じぶん共創塾メッセージ


私たちおとなは、今のこどもたちに何ができるのでしょう?

世界中で人間が生きる環境自体がこんなに日々脅かされ、悪化しているのに
こどもたちの世代に多大な負債を背負わせることをわかっていながら、その不本意な現実に対してあまりにも無力なまま日々を過ごしています。

私たちの過去と同じ価値観でこどもを育てることが解にはならないと知りながら、自分たちの予測できない未来において何が正しいのかわからず、多くの親が戸惑い、悩み、試行錯誤の中で子育てをしています。

一方で、こども達と触れあう度に、今のこども達は私たちおとなたちよりもずっとこの世界のことを憂い、自分ごととして未来を考えたいと思っていることがわかります。

残念なことに、多くのおとなはそのことを知りません。さらに、こどもたちが今の多くのおとなたちの在り方から学ぶのは、「現実を変えることは無理だと諦めるしかない」という姿勢です。


では、どうしたら私たちおとなは、今のこどもたちが本当に表現したい事、変化させたいことを社会にもたらせるように支え、応援できるのでしょうか。

導くでも教えるでもなく、人間として共に在ること。
それぞれの人生を真実から生きて、お互いの真実に向き合うこと。

この姿勢が子どもたちと向き合う上で何よりも大切だと思っています。

思考と感情、身体を統合した本当の知性を育み
自分を見つめ
本当の自分に出逢い

外側の正しさを鵜呑みにせずに
多様な観点や価値観に触れて

自分の内側の真実から人生を選択し
自分の道を自分で切り開いていく

外側に求められることに従順に応えていくための力ではなく、
どんな場所でも自分で在れる力

それが、これからの世界を生きる力の根幹になる。

そんな力を大人も子どもも育める場とつながりを、みんなの力で一緒に作りたいと思っています。

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