私は家から見える景色が大好きです。

息子は常にYouTubeとゲームに夢中なので
せっかくの素敵な景色に目を向けることはほぼない。

そんな私も時間に追われる毎日を過ごしているとこの景色をゆっくり眺めて堪能するということを忘れてしまう。

景色が素敵であっても、そうでもなかったとしても毎日変わらないように見えるものでも
よくよく見てみると、何かしらの変化があるということに気付き、それを発見することを楽しもうと思えるようになったのは最近です。

それまでは、いつもと同じ変わらない毎日に
ただただ嫌気を差しながら生きていました。

全く同じ毎日なんてものは、一日たりともない。

そんなことを息子に教えつつも、すぐに忘れてしまう自分にも言い聞かせるつもりでいつも言葉にしています。

久しぶりに心と時間にゆとりを持つことができてゆっくりじっくりと眺めた大好きな窓からの景色。

橋を通る車のライトの数。
いつもまばらなのに、今日は一本の線のようにつながって見える。

GWだから、みんなどこかにおでかけに行って遅くなったのかな。

そうしてる間に橋のライトの色が変わっていったり船の音が聞こえたり。

夜空だったけど、白い雲が伸びるようにかかっているのが見えたり。

あの雲は絶対に今日の今、この瞬間にしか見れない雲なんだよ。

明日の同じ時間に見てもこの雲を見ることはできない。

いつもと同じ場所で変わらない景色のように見えても、何か必ず違うところがあるはず。

人も同じ。
その違いを探して見つけることが楽しいんだよね。

いつもはYouTubeとゲームに夢中な息子が昨日は一緒に景色を眺めてくれた。

あの車のライトや、住宅の明かりひとつひとつに、たくさんの人のそれぞれの物語が彩られているんだろうなぁ。

そんなことに想いを馳せながら、こうして息子とゆったりとした時間を過ごせることに感謝です！！

ないものに目を向けるのでなく、あるものに目を向けて幸せを感じる。

部屋が狭いことに不満を抱いている息子。
引っ越すたびに前の家が良かったといつも不満を言います。

「じゃあ、この家は何点？」
と聞くと、『う～ん。９９点』
「じゃあ、前の家は？」
『う～ん。９９点』（一緒かい！！）
「じゃあ、その前の家は？」
『わかんない。』

なんだかんだで、最終的には更新されていくんだなと思いました。

これも親の影響なのかも。

私がないものにばかり目を向け、不平不満ばかりを発していたら、子供もそっちにばかり目が向くけど、私があるものに目を向け、穏やかな気持ちで感謝しながら喜んでいたら、子供も満足してくれるのではないかと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございます！！