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人に嫌われてもいい」と思えるまで~「放っておく」は愛の継続

前回は、感情を味わっていくと本来の自分の意識(愛)になる。
についてシェアしたのですが、

今日は感情を味わっても、
「あれ、重たい感じあるな」
という時にについてです。

感情を味わっていくと、
本来の自分のエネルギー、愛のエネルギーの状態のはず。

なのに、なぜ、ハートに重たい感じが残るかというと、
自分の中に、
ゆずれない理想や望み、守りたいものがあるからです。

それは、自分にとって大事な、捨てられない、手放せないもの。
その、自分にとって、超大事なものが、
理想通りでなかったり、守られていなかったりすると、
その不安や恐怖が、ハートの痛みや重たさとして感じられる。

じゃ、そんな時は、どうしたらいいのか。

答えは、「放っておく 」

すっごく無責任な感じがしますが、
この自分が執着してるものに、
責任をとって愛のエネルギーにするならば、

「放っておく」は愛なのです。

例えば、私の場合、

「人に嫌われる恐怖」がありました。
小さい頃の経験もあって、
とにかく人に嫌われるのが恐い。

「何があっても、人に嫌われる事だけは避けたい」
という執着、絶対守りたいものがあったんですね。

なので、「○○さんに、嫌われたかも」と思うと、
ずーっとそのことが気になる。

「次に会った時、なんて言えばいいのかな」
「どういう態度をすればいいのかな」

と対策、解決策を頭の中でいろいろ巡らせながら、
嫌われたかもという不安と恐怖で落ち着かない。
ということを30年以上続けていました。

そして、この「感情を味わう」ということをやり始めたのですが、
最初は、感情を味わっても重たい感じが残っていました。

「まだハートが重たいな」と思うんだけど、
なかなか変わらなくて、
ずーっと感情を味わっていると、
なんと、飽きるんですね。

なので意識がそれて、気が付いたら他のことをやっていたりする。

そういう時は「今はここまで」ということだな。
と思って、
気にせず他のことをする。

ハートの重たさが変わっていないことは、
放っておく。

本来の自分(愛)のエネルギーで、感情を味わっているから
ハートが重くても、大丈夫。
と思って放っておけるんです。

そしてまた、ふとした瞬間に思い出して、
ハートが重たーい感じになる。
その時はまた感情をハートで味わう

という事をやっていました。
1か月ほどしたある日、
突然、「嫌われてもいいかっ」って思えました。

気分は「晴れ晴れ~~」です。

その日から、「嫌われても大丈夫」
「それも(神様の)はからい」
と思えるようになり...

この流れを4,5回やりました。
心が揺さぶられることが起こるたびにやりました。

30年以上も、私を守ってきた(とエゴが思っている)
その思考パターン、
エゴが人から嫌われないようにと
頑張ってきた思考と感情を手放すのは、
結構かかりました。

そうなるまで、随分時間がかかったんだけど、
その間、私は、ずーとその痛みを味わうことで、
自分に愛をあげていたんだと思うんです。

そして、
「人に嫌われても大丈夫」
そう心から思えている自分は、

本当に奇跡なんです。

もしかしたら、「嫌われたかも」と
心が揺さぶられる時がくるかもしれません。

でも、大丈夫。

その時は自分を愛する機会なので、
また味わいます。

なので(緊急事態の場合はその対応をするけど)
ハートの感覚が、すぐに変わらなくても、放っておく。
感情を味わって、飽きたらやめる。
(痛みや重みが消えていなくても)
そのことを信頼する。

自分がどんな風に幸せになっていくのか
分からないけど、

今の自分を信頼してみる。

それは自分に対する愛だと思うのです。

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