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「令和の西山事件」朝日新聞・二階堂友紀記者がしれっと復帰していた件

仕事はできる寄り添い系記者

新聞は部数減、テレビ局は視聴率低下が顕著とはいえこの先、むこう十数年は妙な影響力だけは保ち続けるのではないでしょうか? 一般人、特に若者世代は無関心でも一方で政治家・行政・企業はやはりマスコミの眼を気にしますから。

その点、かの天下の朝日新聞はかつてのブランド力を失いつつありますが、論評対象になります。業績悪化とはいえまだ存在感があるということです。良かったですね。

朝日新聞の食品バイヤーに転職したい。

ファクトというよりもお気持ち記事が多いのもまだ「心情左翼」を当て込んでものでしょう。天声人語の反戦作文に「ぽわわーーん」とする高齢者はまだ存在します。こんなのイチコロ。「戦争の音が聞こえる」とやれば目に沙羅双樹の花園が広がりますよ。

有能な記者さんも在籍されているでしょうが、今や大学新聞や反体制吟遊詩人集団に見えます。

お気持ち記者が居並ぶ中で若干、毛並みが異なるのが自民党元幹事長、二階堂進氏の孫、二階堂友紀記者です。二階堂記者はLGBT、ジェンダー分野の典型的な「寄り添い系」記者。ここでいう寄り添い系とは特定団体、特定活動家を「社会的弱者」と位置づけ、代弁者になることです。

二階堂記者について「毛並みが異なる」と評したのは名門一族出身ではなく「政治記者」として相応に実績があるからです。

とりわけ経済安保法制については二階堂記者の独占スクープ。各紙専門記者が霞が関で密着したにも関わらず二階堂記者が報じたのです。

日経、読売の有力記者ですらつかめなかったネタ。

経済安保担当官僚と不倫


本来ならば殊勲打のはずが、2022年、『週刊文春』(2月17日号)「経安保のキーマン内閣審議官 朝日記者不倫と“闇営業”スクープ撮」で経済安保の中心人物、経済産業省元大臣官房付藤井敏彦氏との不倫が報じられました。

経産省・朝日新聞とも本件について明確な説明をしていません。しかし二階堂記者の経済安保記事は藤井氏と無関係とするのは相当、無理があります。

そういうわけで私は本件を沖縄返還に関する密約を報じた毎日新聞元記者、西山太吉氏の「西山事件」になぞらえ「令和の西山事件」と命名しました。

沈む朝日に 灰色の虹“ 二階堂進孫” 朝日新聞記者と 経産官僚不倫は「令和の西山事件」

藤井氏から情報提供を受けたのか決定的な証拠はありませんが、週刊誌に取材対象であろう官僚と不倫が報じられたのは大失態。退職勧奨を進める朝日新聞にすれば最も優先的に人員整理の対象になるはずです。

ところが不死鳥のごとく復活!

二階堂記者、年末にしれっと復活!

「二階堂さんが記事で復帰していますよ」

とLGBT問題や行政問題でアドバイスをもらうオンブズマンが連絡をくれました。

ゆる記事で復活。

まさかと思い検索してみると確かに「文・二階堂友紀」の署名記事がありました。夏目浩光さんというラジオパーソナリティーが日本民間放送連盟賞ラジオ部門グランプリに輝いたという記事。

(ひと)夏目浩光さん 日本民間放送連盟賞ラジオ部門のグランプリを受賞した

これちょっと面白いです。サイトから二階堂記者の検索すると署名が出てきますが、しかし記事だけを見ても署名はありません。

表面的には二階堂記者の署名はない。

イデオロギーめいた内容ではありませんが、ともかく復帰のご様子ですが、これは大甘処分でしょ。

峯村記者の処分は異常に厳格。

同時期に朝日新聞元編集委員の峯村健司氏(現キヤノングローバル戦略研究所主席研究員)が2022年3月9日の「週刊ダイヤモンド」の安倍元首相へのインタビュー記事のゲラ確認を求めたところ「報道倫理に反する」として懲戒処分を受けています。

峯村氏については朝日新聞はHP上で公開処刑の如く処分内容が掲載されたのに官僚不倫の二階堂記者は対外的に処分が報告されていません。そして世間が年末ムードで浮かれる12月29日を狙ったように署名記事で復活。

二階堂記者は社内評価が高いがゆえの大甘処分か、それとも二階堂家ブランドなのか分かりません。

私が同じ立場なら早期退職制度を利用して、フリーで寄り添いジャーナリスト転向を選びます(笑)。だって朝日に在籍する以上、不倫が蒸し返されるから。それでも朝日新聞記者を続けるのはやはり居心地がいいのかなあ。




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