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大炎上!フジテレビ記者、水原一平氏父宅を直撃取材は報道の「演出振付」

父「知らない」→フジが放送する神経

大谷翔平選手の活躍、WBC優勝に至る劇的な展開はまさにサクセスストーリー。それを支えたのは専属通訳の水原一平氏ですが、巨額賭博という大スキャンダルが発覚。大谷選手の華やかなキャリアの大きな傷になりました。

ここまで大谷選手に常に寄り添う水原氏にも好意的な報道が続きましたが、こうなってしまうともう梯子外し。追及される側になりました。

他方、フジテレビによる水原氏父宅の突撃取材、ドアホン取材に批判殺到。炎上しています。

どういう判断で親元を直撃したのか分かりません。40歳近い息子の私生活について果たして両親が把握しているものでしょうか。なんだか突撃系YouTuberと区別がつかなくて…。

それにフジテレビは父宅直撃で

「ようこそいらっしゃいました。実はあのブックメーカーはかくかくしかじかで、認証ボタンを押すと簡単に送金ができますねん」

こんな回答がもらえると思ったのか。

否、でしょう。

これは単に取材をしている体、ライブ感を視聴者に見せただけですね。しかもひどい話で「知らない」「拒否」だと言っているのにわざわざ映像まで見せますかね。

マスコミ取材は「振付演出」

要するにこのフジテレビの一件は報道における「振付演出」といえます。

追及される政治家や著名人、または事件当事者に対する

「〇〇さーん、責任をどうお感じになりますか?」
というマスコミ記者の呼びかけ。絶対に答えるわけがない。ところがそれでも記者たちは不毛な呼びかけを続ける。これは記者の振付だから。

記者自体が「演者」で取材現場が「舞台」という一種のドラマ。

映画やテレビドラマ、演劇の舞台も一般人は立ち入ることができない非現実、非日常の世界。

水原父宅も視聴者にとっては非現実、非日常の世界。

これを見せているわけですね。特にワイドショーの出現以来、ずっと。報道に見えて実は長年、報道めいた「振付演出」を見てきたのです。

ワイドショーを好む視聴者層は「振付演出」でも満足できるでしょう。しかし事件発生後、現場がすぐにSNSに投稿されるこのご時世。どころか当事者が発信してしまう状況。さすがに「振付演出」報道では失笑を買うだけでしょう。


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