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「週刊朝日」(最終号)表紙は社内からも「センスがない」の声!?

サラメシでも取り上げられた

誰がいったか週刊誌人気を牽引してきた「週刊朝日」が今年5月30日発売の「2023年6月9日休刊特別増大号」で休刊しました。最終号の表紙は実際の編集部員がかつての編集部を再現した写真を使用。

まあね。なんというか。今さらなんですけど…。

失礼ですが、言いにくいけど、そのセンスは

そりゃ休刊になるわ、という感想しかありません。NHK『サラメシ』でも取り上げられて編集長のランチまで紹介されていません。意識高い系の女性が「働く私にガンバレ」以外の雰囲気以外伝わってきません。

わざわざ雑然とした机を作ったのでしょうか。なんだこのジャーナリズムの最前線で生きる野武士軍団みたいな演出。週刊誌が華やかなりし頃の懐かしんでいるのでしょう。

表紙の演出、やはり社内でも不評だった

「月刊テーミス」(7月号)に「遂に休刊の『週刊朝日』女性編集長に不満燻る」という記事がありました。それによると表紙の写真は社内でも「センスがない」と反対論が多い中で、サラメシでも登場した女性編集長の渡部薫さんがゴリ押ししたそうです。

サラメシの取材を受けたのも渡部さんの営業で実現したそうですから、敏腕なのか目立ちたがり屋なのかよく分かりません。

サラメシHPより。

どういう世代が対象なのか分かってしまった

それにしても寒い表紙です。なぜなら週刊朝日の購読者、支持者の年齢層が分かってしまったから。

一般人がYOUTUBEなどSNSで情報源になれる、個人がプラットフォームになる時代です。メディアといっても新聞・テレビだけではありません。
こんな環境を羨ましいと思うでしょうかね。現場感を醸し出しても若い世代が共鳴することはないでしょう。

なんというかこの表紙を喜んでいるのは一部のギョーカイ人と週刊朝日のオールドファンだけかも。まあそういった人々にはこの写真は「ライブ感」と映るでしょうし、そうでない人には「で?」という程度かと。

中の人にとってはいい卒業アルバムになったことでしょう。



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