見出し画像

ファクトチェックの第一人者って何目線だ?

2020年のアメリカ大統領選をめぐる混迷はいまだ根強く、トランプ氏の情報発信を受けての議事堂襲撃事件など、支持者たちによる過激な言動は留まるところを知りません。いったい何が、彼らを駆り立てるのか。そして人々を惑わせるフェイクの猛威に、私たちはどう向き合うべきなのか。ファクトチェックの第一人者である古田大輔さんと一緒に考えます。

「朝日新聞記者→BuzzFeed Japan創刊編集長→独立してメディアコラボ設立」という経歴がどれだけのプレミア感があるか分かりません。

ところでなぜこの界隈のメディア関係者や社会学者たちは「実年齢よりも若い感」や全力で「イケてる感」を醸し出そうとしているのでしょうか。あの宮台真司氏も90年代頃、そんな風体を演出していました。今では加齢のせいか髪型がポストモダンですが、以前と同じ芸風を続けています。

スクリーンショット 2021-01-31 002510

メディアや社会学の資質が「ナウなヤングにバカウケ」というならば仕方がありませんが、それは能力や才覚と無関係のはずです。ところがアエラを購読して、阿佐ヶ谷ロフトのトークイベントが「知的行為」と感じる層には「最先端の知識人」に見えるのかもしれません。

個人的には「永遠の大学生」か「大人になったインターン」に見えてしまいます。

で、本題です。

ファクトチェックの第一人者である古田大輔さんと一緒に考えます

「ファクトチェックの第一人者」とはなんでしょうか。そもそも「ファクトチェック」なる取り組みが第一人者を生み出すほど確立されたと思えません。だって現状のファクトチェックって自社の誤報やミスは無視して、他社の揚げ足取りという範囲を出ないじゃないですか。

しかもですよ。「ファクト」を「チェック」しなさるのですよ。つまり事実か否かを確認できるというわけです。ニュースといっても政治、経済、国際、社会、事件、文化、スポーツ、多岐に渡ります。第一人者というのはあらゆるニュースの事実確認ができるということじゃないですか。

すなわち菅首相から、牛丼太郎の経営状態、ベルベル人の生活まであらゆる情報をチェックできるということなのか。だとすればもはや古田さんは造物主レベル。そう! 神目線で世をウォッチできるということになります。ならない。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?