ジ語録#1 Perfumeを作家目線で解説

初めまして。

大阪でフリーの構成作家をしているジゴロ田中と申します。

ここでは、ジゴロ田中の考え・語録を書き記したもの「ジ語録」を残そうと思っております。これを見て、あれこれ意見を頂ければ幸いです。

さて、第1回は、僕の大好きなPerfumeについてです。

2008年1月16日発売のシングル「Baby Cruising Love / マカロニ」の初回特典イベントに運良く当選し、HEP HOLEで生で観てからファンになり11年。これまで数々のLIVEに参戦しました。今回の「FUTUER POP」ツアーも、大阪3公演、徳島、福岡、横浜(カウントダウン)を1公演ずつ、計6公演参戦しました。Perfumeのライブの特徴の1つに長いMCコーナーがあります。今回は、MC時の3人の役割について、お笑い作家を生業にしているので、お笑いトリオに例えて魅力をお伝えしたいと思います。

【あ~ちゃん】仕切り、進行・ツッコミ・引き笑い担当
ライブタイトルを言う、「P.T.Aのコーナー」といういわば声出しなどを率先して行うなど、いわばメインMC的な存在。当初は天然ボケ担当だったが、お喋りを活かす為に、ツッコミ担当に。それからどんどんツッコミのキレが増し、今回のツアーでもお客さんと一緒にダンスをするコーナーで、恥ずかしがるお客さんに「あのね!あんたのことなんか誰も見とらん!見られてんのこっちなんだから!!」など広島弁ツッコミも入れてた。
明るくてよく笑う。ツボに入るとさんまさんのような引き笑いをする。
最後の総括で名言を残す。すごくフリが長いツンデレトークが得意。

【かしゆか】フォロー・ツッコミ・マイム担当
上記の通り、主に喋るのはあ~ちゃんだが、暴走しがちの為、きっかけなどを忘れることも。その時すかさずフォローを入れて助けるのが、かしゆか。そのスピードは光よりも早い。そのおかげで、あ~ちゃん、のっちが自由に喋れる。また、あ~ちゃんの喋りに顔文字のような動きをつける!(^^)!
一撃必殺の小悪魔ボイスと仕草が得意

【のっち】ボケ・噛む・表情・パッション担当
クールな見た目から、あまり喋らなそうに見えるが、やっぱり喋る。
ただ、あ~ちゃん、かしゆかと決定的に違うのは、よく噛む!!
その理由は、誰よりもPerfumeのファンであるから、パッションが溢れて言葉が追い付かないから。あまりに追いつかない時は、表情でごまかす。

というわけで、PerfumeのMCは、メインのあ~ちゃんをかしゆかがサポートし、のっちがファン目線で観方をわかりやすくしてくれる。三位一体のMCの手法。ダンスも歌声も他メディアでの役割も、三位一体なのだ。
それについては、また今度書ければと思いますが、トリオとして最高で絶妙なバランスなんです。
トリオで難しいのは、誰か1人がボケすぎたり、ツッコみすぎたり、頭が出てしまうと、ピンやコンビでええやんと感じて、トリオの存在意義がなくなる。Perfumeに関しては、それを一切見せない。
トリオの芸人さんは、結構いるので、一度ライブを一緒に観て、感想を聞きたいと思う今日この頃でした。


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