見出し画像

息子夫婦と三人旅、必要とされたい依存を手放せた

先日、息子夫婦と三人でフランス旅行にいってきました。
息子たちは1年前に結婚したばかりでまだまだ新婚です。
そこにお邪魔しちゃって、何とも図々しい参加です。
でも会社の福利厚生で家族なら安く行けるチャンスだからと息子が強く誘ってくれました。
私たち親、義理の親御さんにも声をかけて「行く!」と返事したのは私だけでした。

とても楽しく、いってよかった。

この旅で感じたことは

1,息子の成長(社会人としての姿)
2,子どもに必要とされることの心地よさを手ばなせた
3,都市部より地方のよさ
4,習慣の違いを体感すると、無意識に自分をしばりつけていることから解放される。

です。
息子の社会人としての振る舞いを感じられたのは良かったです。
旅にはアクシデントがつきもの。今回の旅も初日から勃発。
勘違いで乗車予定の電車に乗り遅れました。その場で鉄道のチケットを買い直し6万円が飛んでいったことからのスタートでした。
が、息子のその場立ち回りに、社会人として姿を垣間見ました。
小学校では「忘れ物をなくしましょう」と通知表にかかれていたこと、中学校では提出物を出していない人リストに常に名前が載っていたこと、高校では赤点で親も呼び出され先生にしかられたこと・・そんな子が大人になって社会人としてやってるのを感じました。

お嫁さんが「頼りになりますよね」と話しかけてくれたことが嬉しかった。
そんな彼らの様子を見て、子どもに必要とされることの心地よさに依存していたことにも気づきました。
私は楽しかった子育て中の過去から抜け出せていなかったことを強く自覚しました。


行ったところのひとつ、モンサンミッシェル


今回の旅行はフランスの地方がメインでしたので、フランスの人たちの生活習慣を身近に感じることができました。
肌寒いのに外のカフェで話す人たちや、ペットも電車に乗り、そして文化遺産の施設内もつれて歩くこと、レストランのトイレは男女の区別がないところが多いこと、
古いものでも使えるものは使っていること、鉄道の運転手さんがTシャツ姿で気楽に仕事をしていること、自転車で鉄道に乗る仕組みが整っていること、など。
多くの人が言っていますが、情報として知っていることと実際に見ることとは別物でした。
訪れたどの街にもメリーゴーランドがあり、たくさんの人たちが外を楽しんでいた。
自分の生活環境と違うものに囲まれると、無意識に自分をしばりつけていることから解放されていくのを感じました。
ピンチはたくさんあった旅行でしたが、「とっても楽しい旅だったよ!スリル満点、ありがとう。」と息子へ自然に言葉が出てきました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?