世界経済フォーラムとは!

グローバリストたちの集まりである世界経済フォーラム。

この組織が世界の経済に大きく影響を与えています。

今の世界情勢がおかしくなってきたのは、間違いなくこの組織の影響であると筆者は思います。

今回は、茂木誠氏の動画解説とダボス会議に出席したことがあるという人物が語る動画を投稿していた方、コヤッキースタジオチャンネルからも切り出しをしていきます。

このカラクリを知ることで、世界中、あるいは日本で起こっている不可思議な現象や事件が繋がっていることが多いと実感できるはずです。
歴史や背景を知ること、その人物像、対人関係、人間の欲を基本とした思考回路を理解するには、掘り下げて考察することが大事です。

それは道徳や理性を考えることにつながり、宗教的に感じる部分がありますが、日本人は「悪いことをしたら罰が当たる」という昔から言われている格言を信じているからこそ、それは自然の神様の存在を認めている証ですので、今回の議題はより教養を深めることとなるはずです。

では始めましょう。




国際機関

まずは先にWikipediaを確認しておきます。

経済、政治、学究、その他の社会におけるリーダーたちが連携することにより、世界、地域、産業の課題を形成し、世界情勢の改善に取り組むことを目的とした国際機関。
1971年に経済学者クラウス・シュワブにより設立された。スイスのコロニーに本部を置き、同国の非営利財団の形態を有している。独立かつ非営利団体である。
「ダボス会議」が特によく知られており、選ばれた知識人やジャーナリスト、多国籍企業経営者や国際的な政治指導者など、各国の要人が一堂に会し、各種会合を行う場。
同フォーラムは公平かつ非営利で、いかなる政治的利益、党利党略や国益とは無縁の組織である。
国際連合の経済社会理事会のオブザーバーの地位を有し、スイス連邦政府の監督下にある。最高意志決定機関は31名で構成されるファンデーション・ボードである。ミッションは、「世界の現状の改善に向けて取り組む」ことである。

これを読んで「素晴らしい組織だ」なんていう人がいたなら民主主義や国家を分かっていません
世界の主要人物、経済界を含めた人員で構成されています。
これは民主主義の組織ではないですよね。

公平且つ非営利で慈善団体のようなことを謳っています。
ますます怪しい組織です。

党利党略や国益と無関係の組織。
そりゃそうですね。
自分たちと同じ立場に各国の要人や国家元首級を引き込んでいるのですから、党派も何もない。
国益も関係なくなります。
自分たちの利益の糧を世界中から甘受しようというのですから、国境はありません。
つまり、国単位の国益、その国民の利益は考えないということです。

ミッションが「世界の現状の改善に向けて取り組む」
改善されたのでしょうか?
西側諸国の植民地支配は違う形で続いています。
脱炭素で環境破壊しています。
ロシアウクライナ戦争を引き起こし、世界をインフレにしました。
世界的に格差が広がっています。


クラウス・シュワブ

世界経済フォーラム創設者であり会長です。
1971年創設時からずっとトップです。
ある意味で独裁者。
世界の経済に影響を与えている人物がずっと変わらないのですから、民主主義ではないということです。
一企業の社長ならまだしも、世界経済のトップなのですから質が悪いです。

茂木誠氏が解説されていますので、そちらの動画からも切り出していきます。


Wikipediaから抜粋


スイスの経済学者、ビジネスマン、慈善活動家。
シュワブは、過度に高い経営陣の給与水準は「もはや社会的に受け入れられない」と宣言した。それにも関わらず、彼自身が受け取っている約100万スイスフランに上る年俸は、メディアによって繰り返し疑問視されてきた。WEF に対しての継続的な寄付金と、同フォーラムが連邦税を一切支払っていないという事実の中で指摘した。
収入と支出の内訳が食い違っているので、WEF の財務報告書にはあまり透明性がない
WEFは1998年、USWeb に数百万ドルの契約を結んだ。しかし、この契約が成立した直後、シュワブはまさに当の会社の取締役に就任し、貴重な株式購入権を得た。
世界経済フォーラム 2010年の「世界の再設計」という報告書の発行者であり、グローバル化した世界は多国籍企業、(国連組織を含む)政体、および自分達で選んだ市民組織(CSOs)の自主的な同盟によって最も上手く管理されるという前提に立っている。
政府がもはや「世界舞台における圧倒的な支配者」ではなく「新しい利害関係者が世界の統治を行うとする規範を実行する時がやって来た」と論じている。
WEF の展望には、特定の専門機関が国家と民間の共同統治という形態の下で運営される「官民」の国際連合が含まれている。
これまで受け入れられてきた民主的モデルから、特定の利害関係者が自ら選んだ一団が意思決定を行うモデルへと置き換えることを計画しているという。このシンクタンクは、ダボス会議のような集まりが政体を獲得するための「静かに進行する世界的なクーデター」へと突入しつつあると総括している

シュワブ氏の年俸は100万スイスフラン
スイスフラン/円は、2019年安値で107円程度。
2023/7月現在は160円を超えています。
100万スイスフラン×160円=1.6億円となります。
過度に高い経営陣の給与水準は「もはや社会的に受け入れられない」とは、自分で何を言っているのか分かっているのでしょうか?

多国籍企業の自主的な同盟による管理が最善だ。各政府機関や支配者は不要。新しい利害関係者が世界を統治するときがやってきた。」と言っていることから、国家による民主主義ではなくお金がものを言う経済的圧力を背景にした独裁政治世界統一国家のような形で実現しようとしているのです。

お分かりになりましたか?
利害関係者とは、彼ら自身でありグローバリストたちを指します。国民ではありません。
民主的に選ばれていないグローバリストたちが世界政府を作り上げ、国民を経済的に支配すると言っているのです。

https://www3.weforum.org/docs/WEF_GRI_EverybodysBusiness_Report_2010.pdf

ダボス会議と民主主義への危険(2016/1/18)


シュワブ氏の経歴(茂木誠氏解説)

茂木誠氏が解説されていますので、そちらの動画からも切り出していきます。

シュワブ氏は、日本の小泉進次郎と河野太郎の上にいる人と言えば分かりやすい。
ヘンリー・キッシンジャーの教え子の一人。
父はスイス人技師で、エッシャーヴィス社重役(ナチの軍需産業)だった。

スイス連邦工大、工学博士
ハーバード大学で公共経営修士
エッシャー社の事業拡大 ウラン濃縮

エッシャーウイス(スイスの機械メーカー)


ダボス会議の歴史(茂木誠氏解説)


エッシャーウイス社は、世界恐慌で経営が危なくなった。
ドイツのナチ政権が大規模軍拡をしたときに流れに乗った。
ナチに貢献した結果、巨万の富を得た。

未確認であるが、実母はユダヤ人であったようです。
シュワブは、ニュルンベルク法の数年後の1938年に生まれる。
ユダヤ人排斥法があったため、父はシュワブの実母と別れたらしい。
実母はアメリカへ移民したようだ。

師であるキッシンジャーは、アメリカの外交を決めていた人。
ニクソン大統領に進言し、ロシアと中国を切り離して中国を取り込んだ。
キッシンジャーはアメリカ最大の親中派。
アメリカの外交官はみんなキッシンジャーの弟子。
基本的にアメリカの国務省は親中です。

シュワブ氏は父の事業を引き継ぎ、事業拡大。
ウラン濃縮を始めて原発事業を展開。

1971年、ドルショックでアメリカ経済が揺らいだときにエッシャー社を辞める。
スイスのダボスで会議を始めた。
「非営利団体、ヨーロッパシンポジウム」と呼んでいた。
その後にダボス会議と呼ばれるようになる。
あくまでも民間の経営トップが集まる非営利団体。???

世界経済フォーラムの本部はドイツにあるが、真冬にダボスで年次総会をやっている。
やがて各国の指導者が呼ばれるようになり、国連に代わるような組織になりつつある。

2007年から夏の大会が開かれるようになる。
中国の大連と天津で開かれる。
中国ではアジアとアフリカの新興企業が集まる。

スイスはダボス会議を国際機関として免税にした。
財務報告は不透明
取締役会が24人。うち3分の2が経営者か元経営者
参加企業は、雇用者が1000人以上のグローバル企業

企業は献金している。
世界中の企業を招いてホテル付きで接待。
高級コールガールも来るようです。
彼らは自家用ジェット機でやって来る。
スイスの高級リゾートを借り切りにして、深刻な顔をしながら環境問題や貧困問題を憂う。

ニュルンベルク法(1935/9/15)
ユダヤ人から公民権を奪い取った法律

有名な政治学者のハンティントンの言葉(茂木誠氏解説)


ダボス会議のメンバーは、国家への忠誠を必要としない
国境を障害と見なしている
国家権力を過去の遺物と見なす。
エリートのグローバルなオペレーションだけが必要な人たちである。

彼らは関税は無くせ税金を軽くしろ自由に儲けさせろ移民をたくさん入れろと。
グローバリストは誰のことかと言えば、ダボス会議のメンバーでもある。


ステークホルダー資本主義(茂木誠氏解説)


シュワブ氏は「ステークホルダー資本主義」と言っている。
ステークホルダーとは、利害関係者資本主義のこと。

ステークホルダーとはなにか【利害関係者】

第4次産業革命(茂木誠氏解説)


具体的にはAIや自動車の自動運転。
家電がスマホで動かせるようにする。(IOT)

今までの古い資本主義を壊して、全く新しい資本主義を始めていこうというらしい。

だから、肉は古いのでこれからは虫を食べようとなる。
そこに新しい事業展開が生まれる

先進国の経済はこれ以上の成長はしないので、一旦ぶち壊して新しい産業を作ろうとしている

これが凄い。
「利害関係者が大衆に代わって決断を下す新しい民主主義。」
つまり、今までの民主主義は一般大衆が投票しているが、利害関係者が決めると言っているが、決めるのはグローバリストたちだろう?

グレートリセット(茂木誠氏解説)


2020年にグレートリセットを言い出した。
目標として、各国政府だけではなくて多国籍企業や市民団体の利害関係者が集まった新たな国連を作ります。


ダボス会議の歴史(茂木誠氏解説)


第2編茂木氏の講義

1963年 ローマクラブ創設
 イタリアのアウレリオ・ペッチェイ
 イギリスのアレキサンダー・キング
 ロックフェラー財団が後援
1971年 ドル危機(ニクソンショック)
1972年 デニス・メドウズ「成長の限界」
 人口爆発と環境汚染
1972年 国連人間環境会議(ストックホルム会議)
 シュワブ氏がダボス会議を創設

支配層(投資家)の方針転換


一つの理由
日本が中東から石油を買うときもドルで買う。
為替相場を固定相場で安定化を図った体制。
これをブレトンウッズ体制という。

日本と西ドイツが原因でアメリカの景気が悪くなった。
日本とドイツが高度経済成長し、自動車の輸入が増え、アメリカの車が売れなくなった。

固定相場と金との交換をしていたので、アメリカの金が海外に流れていった。
1971年、ニクソンが突然に金との交換を止めた。
金の裏打ちがなくなったのでドルが暴落した。

もう一つの理由
ベトナム戦争。
勝てる戦争が泥沼化し、これまでのやり方を変えようとなった。


ローマクラブ


このままの資本主義はうまくいかないと考えた投資家たち。
始まりは1963年、ローマクラブ。
ローマクラブの考え方が「成長の限界」(1972年発表の第1回報告書)

この中では「人口増加や環境汚染などの現在の傾向が続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達する」と書かれている。(石油が無くなるとも言われていた)

だから化石燃料をやめて太陽光発電や風力発電食糧が足りないからお肉をやめて他のものを食べようという話の根っこがここにある。


国際連合人間環境会議


「成長の限界」を受けて開かれた会議が国際連合人間環境会議。
この会議が現在の地球温暖化の話になっている

まとめると、1972年に成長の限界、国際連盟人間環境会議、ダボス会議と繋がっていく。

筆者の感想


この国際連合人間環境会議のWikipediaによれば

「当時、国連主催の会議では、ベトナム戦争には言及しない事が暗黙の了解となっていたのだが、主催国、スウェーデンのパルメ首相が、公式の演説で「戦争」を環境破壊の因子として、位置づけた

となります。
しかし、この会議の後もアメリカが引き起こした紛争地でのクーデターや介入した戦争がいくつあったでしょうか。
つまり、戦争が環境破壊の要因としながらもウォール街、ネオコンや軍需産業の儲けのために戦争をする投資対象なのです。
いかなる報告書や提言も建前でしかない


若手の育成


各国の若手指導者を集め、教育するシステムがあり、ヤング・グローバル・リーダーズを作った。
40歳以下の若手のリーダーを5年間教育する。
4万ドルが必要。

カナダのジャスティン・トルドー首相もヤンググローバルリーダーだった。
トルドー政権の閣僚の半分がヤンググローバルリーダー
カナダ政府は世界経済フォーラムに乗っ取られている

日本人のヤンググローバルリーダー


ダボス会議が指名して連れてくる仕組み。
高市早苗さん。1994年。
当時、アメリカの民主党議員(米民主党下院議員のパトリシア・シュローダー氏)のブレーンだった。

1998年、林芳正氏(現外務大臣)
1999年、野田聖子氏(衆議院議員)
2005年、三木谷氏(楽天)
2005年、中田宏氏。(元横浜市長)
2007年、川田龍平氏(参議院議員)
2009年、勝間和代氏(評論家)
2009年、橋下徹氏(元維新の会代表)
2011年、小泉進次郎氏(衆議院議員)
2013年、鈴木直道氏(北海道知事)
2013年、津田大介氏(ジャーナリスト)
麻生巌氏(麻生太郎氏の甥)
2022年、落合洋一氏(メディアアーティスト)

ダボスに行ったからといって手下になるとは限らない。

新しい産業へシフトするやり口


石油産業は限界だから新しい産業に切り換えようと投資家が考え始める
ロックフェラーは2つの面があり、石油で儲ける面そのお金で投資する面がある。
だから、ロックフェラーが太陽光パネルに投資しても構わない

まず、投資家が古い産業を見捨てる
その際に、環境団体を使う
投資家は、話を煽って環境団体にお金を出し、正義感溢れる人たちがこれに乗っかる。
地球を守るとかいってグレタ・トゥーンベリさんのような人が出てくる。
それをマスメディアに撮らせる絵を作り、旧産業を悪者にする、旧産業を廃業に追い込んでいく

こういうことを過去ずっとやってきた
その広告塔がシュワブ氏だと思っている

(神谷宗幣氏)
世界各国に影響力ある人たちを育成して、トップ経営陣、トップ政治家にやっていくと自分たちの思うルールチェンジが出来上がる

(茂木誠氏)
この話をすると必ず陰謀論だと言われる。
陰謀論というのは、しっかりとした組織があり一糸乱れずある方向へ行く影の世界政府のような話、これが陰謀論。

私が言っているのは、投資家が金儲けしたいだけ。
今までの産業が持たないという意思疎通ができており、その人たちがたまたま同じ方向へ向いている
シュワブ氏が司令塔ではないです。

(神谷宗幣氏)
昔の日本でいえば談合ですね。
これが世界規模の談合となった。
そこに投資するとみんなが儲かるからお金の論理で動いている
このように偶然そうなっているというのではなく、1970年あたりから50年間のなかで緩やかに移行してきて人為的に作られた状況であるということです。
トランプさんも「それはおかしい」と言ってましたし、トランプさんの話もこういう背景があると分かるが、背景を理解せずに聞いてると突飛なことに聞こえる

(茂木誠氏)
彼らにどんなにお金があっても、どうしようもないことがあり、それは一般の人たちの世論です。

例えば最近では、山を削って太陽光パネルを作っても、さすがにこれはおかしいと気づき始めて長野県の諏訪では住民の反対運動でそれを止めている。

みんなが目を覚まして、こういう仕組みだと気付けば立ち上がれる
逆に世界がこれに仕切られていると思ってしまうと戦う気がなくなってしまう。

(神谷宗幣氏)
大事なのは、彼らは経済合理性だけで動いている
決して、我々一庶民の利益を考えたものではない
おかしいものはおかしいと声を上げていくことが大事だということです。


ダボス会議出席者が語る実態とは!


ここからはコヤッキースタジオチャンネルさんの動画を切り出します。
2016年のダボス会議に出席した大木氏ダボス会議の実態について、肯定的に紹介していました


ダボス会議前のプログラムファイル


ダボス会議が始まる前に出席者に配られるという、会議で話す内容やいつ会議があるかなどのプログラムが記載されているファイル

  • IDパス(Annual Meeting)
    カードの中にはチップが入っており、出入りを管理できる仕組みとなっている。

  • 世界経済フォーラム自体はダボス会議以外に様々なイベントや研究を行っている。

2016年の会議


難民に関するテーマがよく議論されていた。
AIを含めた第4次産業革命についての議論も多かった。

第一次産業革命は1760年代の蒸気機関などにおける革命
人や家畜の動力から蒸気機関に動力が変わった。

第二次産業革命は、19世紀後半から始まり、蒸気から電気に変わった。

第三次産業革命は、半導体、PC、インターネットなどのデジタル革命

第四次産業革命は、IoT、AI、ディープラーニングを使って、根底からのシステム変革だとシュワブ氏の著書に書かれている。

800人の調査に寄れば、政府がブロックチェーンで税金を徴収するという項目で、73%が2025年までに実現すると言われていた。
2021年、エルサルバドルでビットコインが法定通貨になった。

実現されたものと実現途中のものがあり、実現されていないものがこれから起こりえるもの。

グレートリセット


2020年のテーマは持続可能で団結力ある世界に向けたステークホルダー間の連携
「グレートリセット」という本が急遽出版された理由は、流行病が原因
2021年のダボス会議のテーマにも選ばれた。

単なる都市伝説ではなく、国が行おうとしている施策の一つ。

この著書で言われているのは、基軸通貨としての米ドルがリセットされる。
金融リスクがグレートリセットのテーマにはなっている。

金融だけでなく、社会的基盤、地政学、環境、テクノロジーが複雑に絡み合ってグレートリセットが起こる

(コヤッキー)
お金の価値を無くす、政府がグレートリセットすると言っているわけですが、なぜお金の価値を無くそうとするのだ?と思うが、ハイパーインフレが起こっていくと、借金が帳消しになっていく。
お金の価値が下がると借金の価値も同様に下がる。
国が今、膨大な借金を抱えているから一旦リセットするためにハイパーインフレを起こしてそうするという陰謀論もあるが、我々は打撃を受けるしかないように思える。

大木氏
段階的に産業革命が起こっていて、これに影響を受けている。
身近で言えば、電卓ができたことによりそろばんの技術の価値が下がってしまった。
スマホで電卓が使えれば、電卓を作っていた会社も打撃を受ける。

この流れ自体が過去3回既に起こっている
世界規模で産業が発達すると、そこに付いていかざるを得ない

国を守るため、その流れに乗ることが各国政府の判断かもしれない。
変わってしまうことに、どうやって皆さんが対応していくのか、それしかない。

実は、先が見えない世の中というのはシュワブ氏も言っているらしく、10ヵ月先が見えないのだから10年後なんて見えない!と。
時代の流れに付いていき、常に考えていくことが大切だと。

グレートナラティブ


2022年、続編のグレートナラティブという本が出ています。
ナラティブとは「物語」
人々が納得して行動に移すためには「物語」が必要ということ。
グレートリセットを踏まえ、人々の行動に対する提言が書かれている。


世界経済フォーラムとはどんな組織なのか

ピラミッド構造

3階層になっている。
一番下のランクはグローバルシェイパー
2011年に組織として立ち上がった部隊。

152カ国、505のハブと言われる支部がある。
1万人以上のメンバーが加入している。
卒業生を含めると1.7万人ほどいる。

日本ではフェンシングの太田雄貴さん。
国会議員の中谷一馬さん。

その上の階層がヤンググローバルリーダー
40歳以下で構成されている。
世界で1400人くらいの人がいる。

マーク・ザッカーバーグさん。
デイヴィッド・キャメロンさん(イギリス元首相)
俳優のレオナルド・ディカプリオさん。

日本では楽天の三木谷さん。
秋篠宮紀子さん。(皇族)
中田英寿さん。(元サッカー選手)
桜井和寿さん。(歌手、ミスチル)
今年は成田悠輔さん。(イェール大学)

一番上にいるのが正会員
このメンバーは法人登録だとのこと。
会社の規模で年間売上5000億円が入会に必要。
年会費は1000万円以上

ダボス会議に参加するためには、追加で参加費400万円。(一人あたり)

別に理事会があり、トップがシュワブ会長。

要約の形態構造
1.シュワブ会長
2.理事会
3.正会員
4.ヤンググローバルリーダー
5.グローバルシェイパー

ダボス会議の食事

食事はビュフェ形式。
飲み放題。値段不詳の激レアなお酒が並んでいる。


ダボス会議に参加するには

グローバルシェイパーになる

日本では、東京、大阪、横浜、京都、福岡、沖縄にハブがある。
6カ所のどこかのハブに所属する。

所属するには誰かの推薦が必要
逆に言えば、既存のメンバーが全てを決めている。(推薦者)

東京であれば、誰かが推薦をし、「キュレーター」と呼ばれる代表者が面接をする。
最終的には全員が投票をして決める

福岡であれば、「フェロー」という形で半年ほど活動を共にして、その活躍ぶりによって昇格するかどうかが決まる。
ハブによってやり方が違う

グローバルシェイパーがダボス会議に行くには


世界中の1万人の中から50人しか行けない。
若手のメンバーから50人しか選ばれない。(0.5%)

選考に選考を重ねた狭き門を越えた先に「ダボス50」に選ばれる。

★ 50人の選考基準
2分間の自己PR動画を撮って本部に送る。

福岡ハブができたきっかけ


東京の大木氏が高島福岡市長と共に2014年から1年間かけて選考を行った。
2014/2月に立ち上がった。

ハブ自体は最近国内でも増えている。
命名するとき、市の名前しか使えない。
福岡ハブも実質は九州ハブでもある。

任期は33歳まで。その後は卒業。


ダボス会議の現場

2016年は火-土の5日間だった。

バリケード封鎖

期間中は街全体を封鎖される。

街全体が人が居なくなり、バリケードで封鎖される。(要人ばかりだから)
バリケードの中には、IDパスが必要
普段であれば絶対にボディーガードが必要な人達がボディーガードなしで入っている。
要人たちが交流しやすいデザインになっている。

ビルの上にはスナイパーが立っている。
ほぼ全てのビルに数人いて、上から下を監視している。
それだけ安全が確保されているという証拠。

そもそも小さな村のようなところなので、ホテルの数が足りない。

ホテル事情

一番下の層のグローバルシェイパーは、バリケードの中では泊まることができない。
バスで行く離れた場所で寝泊まりする。
そこは病院
入院患者の家族が寝泊まりする部屋のようだ。

病院自体に人が誰も居ない
患者さんたちはこの期間、どこへいっているのだろうか?
医者も看護師も誰も居ない。無人の病院で50人が寝泊まりする。

パーティー

各国が自分たちの国のPRのために開く。
日本であれば、高価なサントリーのウイスキーがずらりと並んでいた。
見たことのない年代のものがあった。

同じ日に、韓国、中国、日本がパーティーを開いた。
ここでも競争があり、各国は自国に来てくれるようにロビー活動をしている。
ものすごい政治が行われている

選考に選ばれると

ダボス会議出席の選考に選ばれると、自分の会社に郵便物が届き、カードが入っていた。
カードの裏面に、場所と時間などが書かれていた。
このカードがないと、そのパーティーには入れない
招待状のような形でカードが送られてくる。

パーティー会場では、カードを通すと扉が開く
選ばれた人だけが入れる
パーティーには当時、日本のメガバンクの副頭取がいた。

会場間の移動にはゴルフカートで移動することもある。
長距離ならバスを使って移動する。

バスでの隣席にはエジプトのプリンセスがいた。

限定者しか入れない会場


その会場には、入れるカードを持っていないと入れない。
その会場に誰がいるのかは知らない。

選ばれし者の中でさらに選ばれた人間が存在している。

要人との交流


メリンダゲイツと会った。
仕事の話をすると、マイクロソフトのシアトルに呼ばれた。
いろんなことがものすごいスピードで進んでいく場。

下から何段も上がる必要がなく、直接話すことができる。
その理由があるからこそ、色々なものがスピードをもって世界が動いていると体感した。

(コヤッキー)
それによって夢を掴む人が現れるかもしれない。
経済に影響を与える人が現れるかもしれない。
結果的にはグレートリセットを推奨している団体のように見えるが、色々な物語が小さなところで動いている。


世界経済フォーラム

各ハブのリーダー(キュレーター)だけが集まるアニュアルキュレーターミーティングが毎年開かれている。
シュワブ会長から昔話のように聞いた話がある。

シュワブ会長が学生時代、ドイツとフランスが仲が悪かった。
毎週末にフランスへ行き、地元の人と仲良くなってお酒を飲み交わした。
それによりお互いの理解が深まり架け橋になれた。
そのことがきっかけとなり、世界経済フォーラム設立に至った。

シュワブ氏談話

その話に呼ばれたのは、メンバー全員ではなかった。
実は、日本、中国、韓国の東アジアのメンバーだけだった。
当時は3国が緊迫状態だった。
もしかしたらシュワブ会長からのメッセージなのかもしれない。

グローバルシェイパーの役目


若い人達が自分の地域の課題を少しずつ解決することによって、世界というのが自然と良くなっていくとのことで始まっている。

当時、世界人口の半分以上の人が27歳以下だった。
世界経済フォーラムの会議の参加者が高齢者ばかり
若者の意見を聞くためにグローバルシェイパーが立ち上がった。

視聴者へのアドバイス

世界で505のハブがあり、各地域の問題を解決してるわけですけども、それが繋がれば世界は自然と良くなるとの考えのもとでやっている。

グローバルシェイパーは努力したらなれるという印象ですが、海外は皇族の方だったり官僚や政治家の子ども、大企業の創業者の子どものような方がとても多く、日本では海外に比べて自分の力でシェイパーになれるチャンスがある国

起業家、芸術家、スポーツ選手、サラリーマンも皆にチャンスがある。
YouTuberでもチャレンジすることができる。

10代の方はグローバルシェイパーのイベントをやっているので参加するとか、20代であれば自分の活動を少し広げてグローバルシェイパーになれる道が開けるかもしれない。

30代の方は残念ながらグローバルシェイパーにはなれないですが、若い人を応援して参加してくれれば良い。

(コヤッキー)
今までのイメージが覆りました。
表面上のことしか常に情報というのは見れていない。
どういう本当の意味があるのかは聞かなければ分からない。


まとめ

では、少しまとめていきましょうか。

ダボス会議は世界経済フォーラムの一事業。
会長であるシュワブ氏は創設から50年以上もトップを務めている。
シュワブ氏はキッシンジャーの弟子。
シュワブ氏の父は、経営するエッシャー社の事業をナチスドイツ政権と共に発展させた。
父から事業を引き付いたシュワブ氏は原発事業を展開した。
1972年、アメリカ経済の転換期に世界経済フォーラムの前身会議を始めた。
「成長の限界」という報告書が基礎となった地球規模の経済を考えている。
人口増加や環境汚染などの現在の傾向が続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達する」と書かれている。

ダボス会議のメンバーに国家への忠誠はない
国家権力をも越えたグローバルなオペレーションが必要と考えている。
シュワブ氏は利害関係者資本主義を掲げ、「利害関係者が大衆に代わって決断を下す新しい民主主義。」と言っている。

新しい産業の作り方は、投資家が古い産業を潰し、環境団体などを使って話を煽ることから始まる。

金融だけでなく、社会的基盤、地政学、環境、テクノロジーが複雑に絡み合ってグレートリセットが起こる。
ステークホルダーや各国政治家がグレートリセットに沿った経済を作ろうとしている。
シュワブ氏は、人々が納得して行動に移すためには「物語」が必要と考えている。

世界経済フォーラムは3層のピラミッド構造。
最下層のグローバルシェイパーは世界で505のハブを作って同志を集めている。
グローバルシェイパーは33歳までしかなれないし、その後は卒業。
第2層のヤンググローバルリーダーは世界に1400人。40歳以下で構成。
正会員は法人のみ。売上5000億円以上、会費1000万円以上。
グローバルシェイパーを除けば、会員のほとんどは上位階級人。

日本のグローバルシェイパーは基本的に誰でもなれそうだが、メンバーからの推薦が必要。事実上、誰でもなれるわけではない。
つまり、メンバーに気に入られないとなれない可能性が高い

ダボス会議への道は、グローバルシェイパーからわずか50人だけ。
ダボス会議ではIDパスで出入りが管理される。
バリケードがあり、街は貸し切り状態。
スナイパーがいる。
グローバルシェイパー用のホテルは病院。

パーティーでロビー活動している。
超限定された人物しか入れない会場がある。

シュワブ氏は、地域の課題を解決すれば世界は自然と良くなるはずだと、皆に言い聞かせている。


個人的感想

皆さんはこれを聞いてどうでしたか?
端的に言うと、日本人のグローバルシェイパーは株価を上げさせるためのロビー活動をさせられているだけではないのかと思いました。
民主主義で選ばれていない人達で構成され、投資家を中心にした経済構造を作り上げているように思います。

ネズミ講

グローバルシェイパーは言ってみればネズミ講の下位の人たち。
ダボス会議に憧れ、参加できる可能性が極めて低いチケットのために働く工作員。

つまり、正会員のみが長期的に参加することが可能であって、ヤンググローバルリーダーやグローバルシェイパーは正会員になれない限りは卒業する運命です。
正会員は選ばれた企業だけ。それも大金持ち企業。

投資家が金儲けするための布石を打ちながら、長いスパンで世界経済を動かそうとする利益追求だけの集団

公金チューチュー

例えば、難民問題は以前から西欧諸国で大量に移民を入れてきました。
今、フランスを中心にあちこちで暴れ回っています。日本でも問題視されています。
これは直接には投資の問題ではないかもしれませんが、この問題に付随して人権擁護の話になってきますので、公金チューチューに繋がるわけです。

AI革命

また、AIの話も出てきましたが、日本では2023年に入ってマイクロソフトとOpenAIがパートナーシップを拡大し、日本政府とも交渉にやってきました。
2023年に入ってからのAI関連銘柄は大暴騰しています。


各国の国民の幸せは考えていない
なぜなら、利害関係者資本主義と言っているからです。
それはグローバリストだけが利することを指しています。
難民問題で国民は幸せになりましたか?NO。
AIが日本政府機関に導入されて誰が得しますか?グローバリストだけです。
日本政府は国会答弁に活用するといっていますが、それで人員削減、歳出削減に繋げますか?
絶対にしません

便利な機能が備わっているからといっても、国民の幸福さには繋がらないのです。
ハイテクは確かに必要でしょう。
しかし、急激な変化は必ず不都合が生じるはずです。

シュワブ氏は貧困国を救う気はない

シュワブ氏の50年間の活動で、なぜ貧困国が絶えない
なぜアフリカの人々の生活は先進国に追いつかない
それが答えですね。

日本人には世界の問題解決はできそうでも、今の日本政府や政治家ではシュワブ氏の言うような崇高な精神で臨もうとしても、それは無理な話です。
日本がG7の一員であっても、その属国となっているからです。

IDパスは全体主義のためのツールとなる

会議に出入りするためのIDパスが使われていましたね。
このシステムが彼らが世界中に広めようとしているデジタルIDによる管理システムです。
日本でもマイナンバーカードがそうなろうとしている。

銀行、健康保険証、運転免許証、デジタル通貨などなど。
これらが紐付けば、緊急事態条項発動時やロックダウンで管理されます。
感染症だけではない、いろんな理由をつけて仕掛けてきます。
ワクチンパスポートもそうなるでしょう。
外国に逃げたくても、ワクチンを打たなければ出国できない
そのワクチンがまともなものであれば良いが、今回のように曰く付きならどうしますか?
一回でも信用を失ったワクチンは、次は信用されません。
それでも打たないと生活できない状況に追い込まれます。
及川幸久氏が動画で紹介していた話は陰謀論でも何でもないのです。現実に起こりえる専制政治。それが世界の民主主義国で行われようとしています。

世界経済フォーラムは反対勢力を検閲している

検閲に関する記事を紹介します。

これは、世界経済フォーラムがビックテックと共謀して、世界経済フォーラムが推進している物事に反対する意見を封じ込めるために検索エンジンを操作していたとされるものです。
「我々は科学を所有しており、世界はそれを知るべきだと考えている」
なんてことを堂々と言ってのけるところが既に強権的思考です。
表現の自由を奪うことは民主主義でないことは明らかです。

権威主義を望むシュワブ氏

表現の自由を奪うことに長けているのが中国ということは多くの人が知っているでしょう。
共産主義国家であり独裁政治、専制政治の国家です。
そして、シュワブ氏はその権威主義体制を絶賛している。

製薬会社のためのお注射拡大


今日では、Covid-19が人工ウィルスであると判明しています。
お注射が免疫を下げることも判明しています。

つまり、効果がないお注射を普及させるためにメディア統制と検索エンジンの操作により異論を封殺し、世界中でお注射をばら撒き死亡者数を上げた。
製薬会社の株価は当時暴騰しました。
これが投資なのか?
確かに、グローバリストだけは利益を得ました。
世界中の国民は被害しか受けていません。

お金儲けができれば何でも良いという思考回路

ネオコンとはまた違う立ち位置の世界経済フォーラムですが、金儲け集団ということでは共通していますし、当然に上位のメンバーは深い関わりがあるでしょう。

お金だけの力で世界経済界の頂点に君臨し、世界中の国民から搾取を考える輩ですね。
「お金だけ」と表現したのは、人格は求められていないからです。
DSやバイデン一家を考えれば分かる話ですね。
ジェフリー・エプスタイン氏しかり。
彼が小児性愛者で非道な犯罪者と知りながら、資本家たちはそれに群がっていたのですから。

資本家のJPモルガンが小児性愛者を守る理由は役割分担であろうか。
小児性愛者は児童売春を利用して、性欲と金欲にまみれた政治家や有力者の弱みを握る。それは工作員を増やすため。
金融機関はそのおこぼれと資金流動の場を提供する役割でもある。
JPモルガンがワクチン政策に反対しているマーコラ氏やその周囲の人達の口座を凍結したことは、ワクチン政策が金儲けの手段であって、それはDSや世界経済フォーラムの活動の一環を担っていると言っているようなものです。

因みに、バイデン大統領が小さい頃の娘に行った性的虐待の件を見れば、バイデン大統領はジェフリー・エプスタイン氏と同類であり、JPモルガンも同じく同類であるということです。

グローバリストを野放しにするな!

というわけで、世界経済、投資家たちの金儲けのシステムは綿密に計画された上で、中長期にわたって実行されてきたということです。

今、トランプ大統領はそんな世界をぶっ壊そうと、保守派と共に立ち上がって戦っています。
アメリカ民主党、日本の自民党、日米の政権が低支持率に陥ったところを考えると、極左勢力は確実に追い込まれている。そんな気がします。

ここは一気に瓦解させなければなりません。
諦めずに頑張って行きましょう!

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