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ナマ良純で泣いた話

文化祭ネタのnoteをたまたま読んだので思い出しました。

そういえば学生の頃、大学の文化祭に石原良純が来たことがある。

良純(失礼!)は文化祭ゲストにありがちなエンタメ性に特化した呼ばれ方をしておらず、ちょっとお堅め、だが来場者が肩肘張らずに聞けるような講演をするとして至極真っ当な呼ばれ方をしていた。(どんなテーマだったっけな…)

当時の私と友人は相当なアホ学生だったので、内容はそこそこに「石原軍団が来るから(?)申し込もうぜ!」と言って、早々に良純講演チケットを入手したのでした。

自分達をアホ学生と自称するには余りある程の私達は、その日もお祭り気分に浮かれてあっちで食べ、こっちを見に行き、あっちでまた食べ…みたいなことをしていたら良純の講演ギリギリに。

そんな講演なんて後ろからこっそりでも入れるっしょ、と思いながらも取り敢えずは急いで講堂まで走りました。すると目の前には丁度会場入りしようとする良純。良純入室、私達も入室…しようとしたら、何故かおばはんに拒まれる。

は??まだ講演始まってないでしょ?良純と同タイミングとは言え、ギリギリオッケーでしょ?チケットあるし(ドヤァ!!!!)と言わんばかりに説得したのに、おばはんは「ダメ!!!! 」の一点張り。最後まで本気で入れてもらえませんでした。というか、良純サイドも2人お客さんが欠けて可哀想じゃんね。

トボトボ踵を返した私達でしたが、最悪なりに生良純を拝むことはできました。

その時の生良純があまりにも/小顔/背が高い/脚長い/男前すぎるほどの男前/溢れんばかりの気品/ なので、我々は生良純のオーラにめちゃくちゃ打ちのめされたのに加えて、そんなお方の講演を聞けなかった悲しさと悔しさが相まって気がオカシくになっていたのでしょう。気がつけば2人とも何故か涙を流して泣いていました。

あれからかなりの時が過ぎましたが、今でもあの時の良純のカッコ良さが忘れられず、テレビで見かける度に「この人の良さはテレビでは全っっ然伝わらんなぁ…」と悶々としている次第です。

だからこそ伝えたい。
皆さん、石原良純は生で見るに限ります。

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