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P2Eの解説 Play to Earn ゲームで遊んで稼ぐ

今まで取り上げたことのない話題でしたが、流行の始まりから3年、5年ほど経つかもしれない、Play to Earn(プレイトゥアーン、P2E)を取り上げます。Earnは、稼ぐ、得る、などの意味です。

P2Eが流行っている理由をかんたんに説明すると、デジタルのゲーム(今はアプリが主流、当初はPC)で遊ぶだけで、現実のお金が稼げる、というものです。

なぜ遊んでいるだけなのにお金が稼げるのか?

いくつかタイプはあるのですけれど、一番わかりやすいのは、ねずみ講的な仕組みのプレイトゥアーンです。

スマホのゲームをやったことがある人ならわかると思いますが、陣地を取り合うなど対戦要素のあるモノは、「課金」によって強くなれます。また、クリアまでの時間短縮のために課金することもあるでしょう。

それらと同様に、Play to Earnも課金するのですが、なぜ課金するのかというと、「勝った時に賞金がもらえる」からです。

要するに元が取れて、さらには利益が出る、つまり稼げる、となります。しかし、資金源がそういった新規の課金、つまり「参加料」から捻出されているとしたら、ねずみ講(マルチ商法、ポンジスキーム)なのでは、ということです。

資金源

では、まともなPlay to Earnタイトルは存在しないのか、です。

ねずみ講のようなモノではない、とするには、お金を配布するための資金源が必要となります。なぜならこちらは遊んでいるだけですから、生産性はありません。

ただ、もともと、稼げなくても課金しているゲーム好きがいるわけですので、おまけ的に稼げるのは悪くないことなのかもしれません。

イーロンマスクさんもTwitter(X)の収益分配をユーザーに向けてしていますから、遊んで稼げることは当たり前になってくるのでしょう。

ストリーマー(配信者)は、すでにそうですが。

稼げない、詐欺?

有名なP2Eタイトルはいくつかこれまでに登場しましたが、実際に稼げた人はいるようです。すでにお話しした通り、新規参入組、あるいはランキングで賞金をもらえるようなタイプであれば「負け組」が、勝者の養分となる仕組みのP2Eで稼げたはずです。

そのうちに、口コミで勧誘が拡大し、あるいは紹介プログラム(勧誘で報酬がもらえる)により爆発的に広まっていくフェーズとなり、やがてどこかの地点で落ち着くのではないでしょうか。

その意味では、「ゲーム内容自体が面白い」というものがあれば、どう転んでも楽しいわけですから、おすすめと言えるでしょう。

おまけ 新作タイトル 先行者利益を狙う?202308

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