次回の「実験 岡部洋一」は4月30日。
ゲストは題名のない音楽会にも出演、話題のタクシーサウダージさん。

「タクシーサウダージ」という名前もインパクトがありますが、名前の通り現役のタクシー運転手である彼は、60歳で発見されたボサノヴァ・ミュージシャンなのです。

10代の頃から20年以上も日本全国を放浪し、沖縄で2年ほど野宿生活をした時期も。
ボサノヴァにのめり込んでは実際にブラジルまで出向き、サントゥールという打楽器に惚れてインドへも。
そして40歳で故郷の埼玉県秩父市へと戻ってタクシードライバーとなり60歳でCDデビュー…。

彼の軌跡のエッセンスは自身で付けている、日本語歌詞や歌声細部にまでに浸透していて、人生やタイミングや出会いって「妙」で、そして面白いものだなぁと感じさせてくれます。

存在を知ってからとても興味があったという岡部さん。
今回ゲストに迎えるにあたって、一言いただきました。

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なにより、彼の歌には日本人が歌うボサノヴァのサウダージがある。いや、侘び、とか粋、とかいった表現かな。決して哲学的になることなく、平易な日本語でさらりと唄われる歌詞、メロディーのシンコペーションに無理やり載せるではなく、訥々としていながら軽やかで渋い、うーんなんて表現したらいいんだろう、日本的な諦観とかも内包しているのかもしれないなあ。
なにより我々を気持ちよくさせてくれるタクシーサウダージの歌とギター。
繊細で大胆なバッキングができたらなあ、と思ってます。

岡部 洋一（2015.4.13）

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どうか、この共演もお見逃しのないように！
みなさまのご来場をおまちしております！

「実験 岡部洋一」vol.7　タクシーサウダージ編
【日時】2015年4月30日（木）OPEN 19：00 ／START 20：00
【会場】西麻布 音楽実験室 新世界
【住所】東京都港区西麻布１丁目８-４ 三保硝子 B1F
【電話】03-5772-6767
【金額】前売2,800円、当日3,300円 いずれも+１D