見出し画像

人と比べて、自分責めするのを卒業する

Bさん「じーこさん、ちょっと聞いて頂きたいことが。。、あるんです。
 
昨日、仕事でクレームをもらったんです。 自分の技術の足りなさを認めざるを得なかった。
 
そしてまた、他の上手な同業者と自分を比べてしまう私がいる。
仕事が好きだからこそ、ステキな自分、特別な自分でありたいと思ってしまう。
他人と比べちゃう。 本当の自信なんて持ててないって気がついちゃいました。
 
結構、落ち込んでいます。 
「感情の22段階」でいうと 15番ぐらいの落ち込みような感じです。」
 
じーこ「15番ということは、『自分責め』ですね。」
 
Bさん「はい、出来ない自分を責めているかもしれません。
100%の自信がついたら、クレームってなくなるものなんでしょうか?
 
こういうときに、自分責めをしないでいられるようになれるのでしょうか?」
 
じーこ「まずは、クレームについて話しましょうか。
 
成長しても、クレームはなくなりませんよ。
ただ、クレームとして捉えなくは、なれます。
クレーム → アドバイス(チャンス)になります。
 
Bさん「え~、アドバイスですか?!
クレームをアドバイスとして受けとれたら、どんなに気が楽でしょう。
 
私の技術に対するアドバイスを言ってくれた、ともとれなくもないのですが、
私はもう、自分のことを否定された気になってしまって、もう、やれることもやれなくなってしまった感じなんです。
 
クレームをアドバイスととらえられるようになるには、本当の自分を受け入れる勇気が必要ですよね。
私はそれがその場でできなかったです。
 
今はちょっと落ち着いてきて、
今回のことで、もっとこうしてみよう、
とか、 さらに仕事に対する理解が深まるチャンスになる気はしてきては、いるんですが。」
 
じーこ「さすが、Bさん!立ち直りが早いですね。
 
Bさん「また今回もテーマは 「自分責め」ですね。」 
 
じーこ「なぜ、自分を責めるのだと思いますか?」
 
Bさん「もっと、よくなりたいから・・、ですかね。
すごい自分でいないといけない、と思ってるのかも。」
 
じーこ「「よくなりたい」だけなら、 「もっと頑張ろう」と思ったり、 上手くいかないポイントが分かったなら、「出来るようにやってみよう」と思うだけなはずですよね。
 
自分を責めることまでする理由にはなりません。」
 
Bさん「気持ちが落ち着いたらそう思える自分がいるけれど、昨日の時点ではとうていそうは思えてなかった。」
 
じーこ「すごい自分でいないといけない」という『ねばべき』を持っているのが問題ですね。」
 
Bさん「問題はこちらですね。すごい自分。特別な存在でいないといけない、という想い、私の中でとても大きい気がします。」
 
じーこ「何で『すごい自分』、『特別な存在』でなくてはいけないのですかね?」
 
 
Bさん「みんなと同じが嫌!
小さいときから一番になったら特別、と思ってたかも。」
 
じーこ「みんなとは違う! 自分は特別でいたい! と言う考えは、他の人との「分離」を作り出す『海の世界観』だと思いませんか。」
 
Bさん「たしかに そうですね。 そんな風に考えたこともなかった。。。。」
 
じーこ「でも、我々は敢えて海の世界に生まれて、海の世界を生きてきたのだから、小さい頃から、『すごい自分でいたい』、『特別な存在になりたい』と望んでいたのは、悪いことじゃないし、海の世界観的には、ある意味、正しい!とも言えますね。
 
でも、今、Bさんが心穏やかに生きられる『空の世界』を選ぶなら、空の世界観に選び直す時が来ているのだと感じます。いかがですか?」
 
Bさん「そういうことですね。選びなおす 空の世界観。。。」
 
じーこ「みんなより秀でていたい、という思いを持っていると、 常に他人との比較が気になるのは当然ですよね。そして、周りと比べて、ちゃんと出来てない自分を責めることになってしまいます。
 
海の世界観では、『自分責め』は自然な流れなんですよね。」

Bさん「まさにそれをしている私です
 みんなより秀でていたい、という思い、 常に他人との比較が気になる。」
 
じーこ「イエーイ!それが分かり、自分のこととして受け入れることができれば素晴らしい!」
 
Bさん「そうですね。 
 
理解できれば、だんだん手放せますか?」
 
じーこ「その思いを握りしめて、これまで海の世界で頑張ってきた自分(自我)が、 今も自分の中にいる事を否定せずに、受け容れてあげてください。
その上で、『みんなより秀でよう』、とする海の世界観は、手放していきましょう!」

 
Bさん「あー。じーこさん。 素敵です!完璧です!
 
簡単には手放せない気がしていたんですけど。そういう自分がいることも受け容れてあげる。
だから、手放していけるのですね。
 
すっごく、スッキリしました。」

 
じーこ「そうそう。 そのとおりです。
これまで頑張ってきた自分(自我)をハグして、ねぎらってあげてくださいね。」
 
Bさん「はい ありがとうございます
すごい気づきになりました 」
 
じーこ「٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ヤッター! よかったね。
 
空の世界にスムースに進むには、続きがあるけど、また今度にする? 」
 
Bさん「続き!? ぜひ、聞きたいです。」
 
じーこ「承りました!笑」
 
Bさん「お願いします。」
 
 
   つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?