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現代型引きこもり女子

昔からテレビっ子の私ですが、
ついこないだボーッとテレビを見ていたら
たまたまJCCテレビ番組でやっていた特集に興味を持ちました。

「現代型引きこもり女子」

ん?なんだなんだ?引きこもりに現代も過去もあるのか?と思いました。

現代型引きこもりとは、確実に精神疾患でないケースが多く、治療法がないため本人の変化を見守るだけとのことです。

近年では特に女性に多いそうです。
インタビューを受けていた女性の話を聞いていると、

Aさんは20代前半で
就職活動中、何十社からもお断りを受け、
挙げ句の果てに「自分はこの社会に必要のない人間なのだ。」と思うようになり、それからは実家で休養中との事でした。

確かに現代型と言える
まさに誰にでも起こりうる引きこもりだと思います。

また30代のBさんは10年間近くの店舗でアルバイトをしていたそうです。
ある時、ふとミスを責められてから突然働けなくなってしまったとのこと。

2人とも、早く働かなくてはと思いつつ、身体が思うようにいかない。
しかし、画面上に映っている2人に共通している部分は何故か明るく、見た目は普通の女性と一緒ということでした。

私自身、一時期鬱病にかかった事もあるので、
引きこもりのイメージ=暗くて誰とも話したくもない、常に下を向いている状態でした。

なので、ここにはとてもびっくりしました。


大学3年生の頃、人より一日でも早く就職活動を始めなければ、、
人より多く合同説明会に行かなければ、、
OB訪問に行かなければ、、
などなど追い込まれていたにもかかわらず、
新卒で入社した会社を2ヶ月で辞め、転職を重ねてきた私もとても気持ちが分かります。

いまや良い大学をでても
いい会社に就職できる保証はありません。
希望の会社に就職できても
雇われている間は与えられた仕事を確実にこなしていくしかありませんし、やりたい事が必ず出来るという保証もありません。

私の場合、交通費や福利厚生が入社前と入社後で相違があったりもしたので、
だんだんと不信感がうまれ、退職の理由の一つとなった時もありました。

ゆとり、さとり世代と言われてきているこの世の中。
私達の親世代は口を揃えて同じことを言います。

「安定した会社に入って、正社員で働くのが将来の為よ」と。

親達の時代はそうだったかもしれません。

しかし、今の時代ではいつ会社が倒産するかも分からないですし、
明日から来なくていいと言われ、リストラされるかもしれない。

どこにも保証なんてないんです。

働かない事が決していい訳ではないと思います。
しかし、働きたくないのであれば
働きたいと思えるまでは
無理に働かなくてもいいのではないかとも思います。

働いていた時期があれば

働かない時期もあったっていい。

自分の人生は自分で選択できるのだから。


少しでも自分の人生を見つめられる時間を
ひとりでも多くの人に作って欲しい。
そして、引きこもりの人たちに
どうか少しでも安らげることの出来る場を作って欲しい。

#引きこもり #テレビ #就職 #働く #世代 #現代 #過去

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