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韓国語の勉強を始めたきっかけ

高校生の頃(1992)、初めての文通相手が韓国人でした。

韓国語に興味を持ったのは、彼女から届く手紙の封筒に書いてあるハングルが可愛くて、この字を読めるようになりたいと思ったのがきっかけです。

そして受験勉強そっちのけで韓国語の独学開始。
当時は韓国語の教材がまだそれほど多くなかったので、
図書館で韓国語の教材をかたっぱしから借り、辞書を片手に勉強していました。
まずはハングル文字を読めるようになるため図書館で参考書を借りてマスターしました。

当時の参考書を探してみたけれどやはり古すぎて全部は出てこなかったけれど、表紙を見て「あ!この本で勉強したっけ!」というものが出てきたのでこちらに載せてみました。

渡辺キルヨン先生はNHKハングル講座かなにかで講師をしていて、
声がとても素敵だったのを覚えています。本でもお世話になりました。

この本も1~最後まで借りて勉強した記憶が。懐かしい…

この2冊は、大学で第二外国語を専攻しながら合わせて勉強した本

ペンパルが送ってくれる当時人気の歌手(キムゴンモ、015B、デュース)のカセットテープを聞くのも楽しくて、辞書を調べながら曲を訳していましたが、今思うとこれが一番実になる学習方法でした。
歌詞にある単語は、不思議なことに一度調べるとすぐ覚えることができたのです。

1995年、読み書きができる状態で初めての韓国旅行。
行く先々みな親切でフレンドリーで、思っていた韓国とは全く違い、
現地に友達も数人できたので、その後しょっちゅう韓国へ行きました。
社会人になってからは、1か月に2度行ったことも。

だいぶ韓国語に自信がついてきた2003年、東大門の平和市場並びにある書店でこの辞書を買いました。

『エッセンス社 国語辞典』


韓国語の意味を深く知りたい時によく使いました。
今はPapagoのような便利な翻訳サイトがあるのでほとんど開かなくなってしまったけれど…

同年夏、知り合いの紹介で高田馬場にある韓国人留学生向けの雑誌を作る会社に入り、その後韓国人の主人と結婚し、数年日本で暮らしてから韓国に移住しました。

気づけば韓国生活も15年以上経過。
子供たちが独立したら、日本に戻って住みたい。
小さな平屋で庭があり、小さな仕事をしながら静かに暮らしたいという夢を胸に、ワイワイガヤガヤなここ韓国で踏ん張って生きたいと思います(笑)

***
最後にもう1冊。
茨木のり子さんのことは数年前インスタグラムを通して初めて知り数冊読んでみたところその感性にすっかり虜になりました。
中でも一番のお気に入りは『ハングルへの旅』
韓国を好きになった90年台の自分を思い出し、懐かしい気持ちになった本。
宝物です。


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