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レノン=マッカートニー

 ビートルズのLyric and music表記はほとんどがこうなっている。つまりはジョンレノンとポールマッカートニーの2人で仕上げた曲って言う事である。ジョージとリンゴの作品もあるが、ほとんどがこの2人で作られている。ビートルズのレコーディング風景の動画を見ると、ポールのピアノにジョンがレコーダーでメロディを吹いて音を確認しているのがよく見られる。各自のアイディアをスタジオで出し合い、セッションの様に音を足していく風景は時代のずれはあれど、基本はおんなじなんだ!と思った。あの時代に4トラックのミキサーを駆使してかなりの音数を重ね、曲に厚みをつけると同時にステレオを強調するパンで右左にパートを振り分けるという、今ならクリック一つでできる作業をアナログでやっていたのはやはり今の音楽業界に多大なる影響を与えたのがよくわかる。私のおすすめはビートルズの曲はヘッドホンで聴いて欲しい。スネアの響きからベースとの絡みまでリズム体の細かい音にこだわってレコーディングされている感も、ギターとコーラスを幾度と重ね綺麗なハーモニーまでよく聞こえるからです。50年以上愛される理由がはっきりわかってもらえる聴き方だと思います。

 ジョンとポールはよく才能の良し悪しを比べられ、どっちが好きか?なんて話になる。ジョンがポールの才能に嫉妬していた!なんて噂も聞いた事ありますが、私は綺麗なメロディのポールより、独特の闇を感じるジョンの雰囲気が好みなんです。A  day  in  the lifeと言う曲がジョンの狂気な部分とポールの繊細な部分が絶妙に絡んでる名曲だと思う、一番好きな曲です。そしてオノヨーコとのバンドの曲でcold Turkeyと言う曲がある。直訳すると「冷たい七面鳥」だが、スラングで薬物中毒の禁断症状と言う意味がある。実際薬物をキメながら歌ったなんて噂もあるぐらい、ヤバい曲です。私の大好きなクラプトンも参加した曲で、めっちゃ好きな曲でもある。こんな少し危なっかしいジョンの方が魅力を感じた理由である。

 もちろん他にも名曲はいっぱいあるのは承知の通りで、今でも聴き飽きないビートルズは永遠に聴き続ける事でしょう。みなさんもそんなことを感じながら再度ビートルズをじっくりと聴いてみてください。ちょっと考え変わるかもよ!

また明日

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